【元ネタ】史実
【CLASS】ファナティック
【マスター】
【真名】アウラングゼーブ・アーラムギル
【性別】男性
【身長・体重】187cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
信仰の加護:A-
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
かつては人格に異常をきたすほどであったが、後に悔いたためランクダウン。
信心から生まれる絶対性は、場合によっては弱体化してしまう。
【固有スキル】
高速思考:C
物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
特に策略や陰謀などにおいて大きな効果を発揮する。
洗礼詠唱(啓典):C
イスラム教における“神の教え”を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【宝具】
『奉ずるが故に逸脱す(ナマージー・ジズヤ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
アウラングゼーブによる狂信圧政の具現。
レンジ内の異教徒から魔力を収奪し、能力を下げる“重圧”をかける。
この効果の対象となった者には宝具使用者の居場所が割れるため、すぐに敵を増やしてしまうが、
奪った魔力をもとにして、アウラングゼーブの軍勢を作成することができる。
なお、アウラングゼーブ自身は生前の統治を後悔しているため、この宝具を使いたがらない。
【解説】
ムガル帝国第6代皇帝。アーラムギル1世。
その信仰心から、父に「祈る人(ナマージー)」の異称を与えられた狂信的ムスリム。
皇位継承戦争において2人の兄を殺し、父をアーグラー城に幽閉して即位。
帝国のそれまでの宗教的寛容策を排しイスラム教スンナ派に基づく厳格な統治を行い、
異教徒人頭税(ジズヤ)を復活させたことでヒンドゥーやシク教徒からの反感を買う。
インド史上アショーカ王以来の広大な版図を支配するも、シヴァ―ジーの建国など反乱は激化。
晩年はアッラーから離れた己の統治を激しく後悔し、嘆いて死んだ。1707年、88歳で崩御。
その死後、数々の民族・宗教問題を抱えたムガル帝国は急速に衰退した。
最終更新:2016年09月24日 12:46