道場法師

【元ネタ】『日本霊異記』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】道場法師
【性別】男性
【身長・体重】141cm・50kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
法術:C
 神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

心眼(偽):D
 本能的な危機察知。

勇猛:D
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『八雷神(やおいかづちのかみ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 雷の申し子と讃えられる金剛力。
 道場法師には生誕時、雷神の持つ蛇体の神性が与えられ、
 肉体、魔術回路に同化した神性は豪腕と電磁の力の源となっている。
 補足した対象を電磁的吸着力により拘束し、レンジ外への移動を著しく制限する。
 ただし、生前に元興鬼を補足しながら頭皮を残して逃げられたように、
 接触箇所の欠落によって拘束が解ける場合はままある。

【Weapon】
『大岩』
 力比べに投げられた大岩。
 八尺四方の大きさで、邸宅の門を塞ぐのに使われた。

【解説】
 敏達天皇の御世、尾張の国。ある農夫の目の前に雷が落ちてきた。
 子どもの姿の雷神が助けを乞うので、自分の子供に剛力を授けるという礼を約束させて帰した。
 生まれた子供は、蛇を頭に巻いた異様な姿で生まれ、生来剛力を誇った。
 10際の頃には上京し、怪力を誇った皇族と岩投げの力比べで勝つほどであった。
 元興寺で在家の信者として修行するようになると、元興寺の鬼・ガゴゼを敗走させ、
 また水をめぐる皇族との諍いを解決して、得度出家を許され、道場法師と称した。
 『日本霊異記』には彼の孫娘の剛力譚も載せられており、どうやら怪力は女系に遺伝したらしい。
 元興寺では童子を神格化して、「八雷神」や「元興神」と呼ぶという。
最終更新:2016年09月25日 17:52