サトコ

【元ネタ】ブィリーナ+オペラ
【CLASS】マエストロ
【マスター】
【真名】サトコ
【性別】男性
【身長・体重】169cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

芸術審美:B
 楽師・商人としての芸術作品、美術品への造詣。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。

【固有スキル】
黄金律(偽):B
 水の王の加護によって得たスキル。
 大富豪でもやっていける金ピカぶり。まず金には困らない。

奏楽:A-
 楽師としての音楽の才能。
 周囲に自身の感情を伝播させたり、交渉などにアドバンテージを得る。
 ただし、人間にサトコの奏楽の魅力は伝わりにくいようだ。

水避けの加護:A
 海王より与えられた水属性に対する防御。
 また、宝具で発生させた嵐の影響を無効化する効果もある。

【宝具】
『河海令嬢(チェルナヴァ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:500人
 海底王国で妻に迎えた乙女。
 その正体は、一つの運河に匹敵する膨大な水量を内包した精霊。
 水精としての権限で周囲の水に干渉し、
 水に関するならば大魔術であろうと一工程(シングルアクション)で起動可能。
 その身の解放によって怒涛の激流に転じ、一帯を河底に沈める。

『闌なるは綿津見の舞(プラーズニク・モーリャ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 大嵐を生んだ海王の舞。
 楽師・サトコの奏楽から海王の舞を限定的に再現し、
 これを神霊レベルの魔術行使に転化させて巨大な嵐を発生させる。

【Weapon】
『グースリ』
 楽師(スコモローフ)の用いたロシアの擦弦楽器。
 放浪吟遊から商人として身を起こしてなお愛用した一品である。

【解説】
 ブィリーナに語られる伝説的な商人・楽師。
 彼は歌で日銭を稼ぐ放浪楽師だったが、湖底の水の王に歌を認められ、
 与えられた黄金の魚から金を稼ぐと、妻を迎え、船を持つ商人になった。
 その後、何年も海を使っていたのに挨拶に来なかったと、海王が怒って海底王国に呼ばれる。
 サトコは歌で海王を喜ばせたが、歌に合わせて踊った海王のせいで嵐が起き、船が沈んでしまう。
 困った人々の祈りに答えて守護聖人が現れ歌をやめさせると、
 サトコは海底王国で妻として与えられた乙女チェルナヴァ(ヴォルホヴァ)と共に海を揚がる。
 彼はチェルナヴァ川のほとりで目を覚まし、妻と再会して聖人のための聖堂を建てた。
 この話はリムスキー=コルサコフによってオペラ化もされて有名である。
 曰く、海底で娶った妻は、地上での彼の妻に遠慮して、その身を川に変えたのだともいう。
最終更新:2016年09月27日 18:39