【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ユダ・マカバイ
【性別】男性
【身長・体重】184cm・85kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
軍略:D
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
透化:A
神への深い信仰。
精神面への干渉を無効化する精神防御。
勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉の効果を半減させる能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【宝具】
『勇士は凱旋す(ユダス・マカベウス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
宝具『虐讐聖剣(ラペレ・アポロニオス)』の真名解放。
剣が内包する亡霊を限定召喚して斬撃の軌跡を追尾させる。
真名解放後、一定ターンが経過するまではこの状態が継続する。
斬撃射程の延長、斬撃の多重化、亡霊を盾にして広範囲防御など応用範囲は広く、消費魔力も少ない。
対軍宝具でありながら、対人宝具と同様に戦闘で積極的に運用する事が可能。
【解説】
旧約聖書外典「マカバイ記」に登場する、ユダヤの民族的英雄。
九偉人の一人にも数えられる。
紀元前167年当時、エルサレムはアンティオコス4世を王とするシリアの占領下にあった。
アンティオコス4世の統治においてユダヤ教は迫害され、偶像崇拝が強要されていた。
これに対し、ユダヤの祭司の一人マタティアとその息子達が先導して、シリアからの独立を目指して蜂起。マカバイ戦争が勃発した。
反乱は瞬く間にイスラエル全土に広がり、多くの義勇兵がマカバイ一族の元に集ったが、間もなくマタティアは病に倒れ、死亡。
父に代わって反乱軍の指導者となったユダは弟達と共に兵を率いて、シリア軍を撃破し続け、エルサレムの奪還にも成功する。
しかし、皮肉にもエルサレム奪還という成果が、反乱軍内部に不協和音を作り出す事となった。
和平派と継戦派という分裂した反乱軍をまとめきれず、ユダは継戦派のみを率いて戦う事を余儀なくされる。
反乱軍の内紛は激化し、和平派は“シリアと手を結んで継戦派と対抗”という暴挙に出た。
これに呼応してエルサレムを包囲したシリア軍を二度は撃退するものの、ユダ率いる軍団は遂に敗北。ユダもその戦いで戦死した。
最終更新:2016年09月27日 18:45