【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】奚涓
【性別】概ね男性
【身長・体重】165cm・57kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D+ 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
魔力放出:E
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
きわめて微弱だが、奚涓にも赤龍の因子が受け継がれている。
カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。
カリスマは稀有な才能だが、稀に、その持ち主の人格形成に影響を及ぼす事がある。
奚涓の場合は、主君から必要以上の期待を受け、またそれに応えようと無理をするきらいがある。
聖地の加護:E
自身が封じられた魯の地の加護。
儒教の祖たる孔子の生国に封じられた奚涓は、古きを廃し新しくを敷く暴に対して常に有利な補正を得る。
だが、封侯後すぐに亡くなっているため、獲得可能なボーナスは小さい。
【宝具】
『過重龍氣 魯侯赤焔(レッドドラゴン・
オーバーロード)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:6~30 最大捕捉:100人
己の中に根付く微弱な赤龍因子を暴走させる。
それによって強力な魔力奔流を形成。敵を滅する魔力焔として放出し、自分ごと敵を焼き尽す。
展開後に奚涓は一時的に戦闘不能に陥り、暴走により肉体は焼け爛れる。
肉体の回復は自動で行われるが、その場合60ターンに及ぶ長い時間を要する。
なお、奚涓本人の史書の中の事績の少なさゆえ、宝具を使い赤龍因子に触れることで劉疵(奚疵)との霊基的な同化が成される。
具体的に言うと焼けた皮膚が回復し次第、体は女になり、それ以後戻ることはない。
【解説】
前漢時代に高祖・劉邦に仕えた功臣。
史書の中には功臣であるということ以外ほとんど事績が残されていないが、
挙兵初期から劉邦に付き従った古参で、戦場での功は樊噲に勝るとも劣らないと言われる。
また、列侯に封じられる際には孔子の生国である魯の地に封じられるなど、
他の功臣たちに比べて明らかに優遇されている。
前漢成立後(恐らく封侯後すぐ)に急逝したらしく、子がいなかったために母親が侯の座を継いだ。
その母親の名前は、奚底、或いは奚疵と言われ、
名前が疵であった場合は、二十世紀に入ってから出土した劉疵墓なる皇族の陵墓との関連性も指摘される、
奚涓自身も皇族の縁戚であることになるが、未だ明確なことは明らかになっていない。
最終更新:2016年09月27日 18:59