【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】王陵
【性別】男性
【身長・体重】190cm・84kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
騎士の武略:D
一対一や軍勢間の戦闘ではなく、現場指揮官レベルの戦場における戦術的直感力。
一対多数の戦闘や、集団に対する戦術指揮にボーナスがある。
透化:C
精神面への干渉を無効化する精神防御。
カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。
一度は劉邦さえその麾下に置いたほどの器量の持ち主だが、
劉邦への個人的な配慮によって、カリスマを抑制している。
【宝具】
『白馬鮮血 朝敵誅滅(ちょうてき、ことごとくちゅうめつせよ)』
ランク:B++ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
嘗て劉邦のもとで誓った朝敵となる者。なり得る者を討つ誓い。
盟の場で生贄に捧げた白馬の血が王陵に降り注ぎ、身体能力を増強させる。
前漢の皇帝以外で、
皇帝特権を持つサーヴァントに対して攻撃力が倍化。
敵対サーヴァントが呂氏の場合は、そこからさらに攻撃力が倍加する。
(呂雉の血縁と無関係の呂氏でも、とばっちりを喰らう。つまり呂布にも効く。)
【Weapon】
『無銘・剣』
【解説】
前漢時代に高祖・劉邦に仕えた功臣。戦国時代の武将に同名の者がいるが、無論別人。
沛県の豪族で一度は劉邦さえ麾下に置いた。
当初は南陽の地で自立していたが、劉邦と項羽が争うと漢に帰順。
彼を引き抜こうとした項羽が王陵の母を人質にするという事件が起きたが、
母は二心を抱かぬようにと息子に言伝し、剣で以て自決した。
その意を受けてようやく劉邦の従属をするが、加入の遅さゆえに自ずと出世は他の諸将より遅くなった。
だが劉邦の死の直前には封侯、恵帝の時代には陳平とともに宰相の任に就いた。
恵帝の死後に呂后が漢王朝を呂氏の王朝にしようと画策し、
王陵にそのことを問うと、そのことを正論で以てそれとなく批判し、呂后の怒りを買った。
(なお、陳平にも同様の問いかけが成されたが彼は躱し、その後の王陵の批判をもさらなる正論で躱した)。
世渡り下手が祟ったゆえか、遂に呂后が実権を握ると、名誉職へと祭り上げられ、宰相権限を失う。
王陵はそのことに怒り、またそれを機に出仕自体をやめ、八年後に隠者として死去した。
最終更新:2016年09月27日 19:00