【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベルナドット(カール・ヨハン十四世)
【性別】男性
【身長・体重】178cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
友誼の証明:B+
敵対サーヴァントが
精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。
一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る他、状況によっては敵を寝返らせることも可能。
魔術:C
フリーメーソンで習得したオーソドックスな魔術。
黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
【宝具】
『諸国民の戦い(トラーヒェンブルク・プラン)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
ナポレオンの命運を決したライプツィヒの戦い――諸国連合軍とナポレオン軍との戦争の逸話が昇華された宝具。
発動後、各サーヴァントは、各々が生前従えた軍勢を、魔力を消費することで召喚、指揮することが可能となる。
つまり、敵味方問わず(練度や規模は生前の来歴に由来するが)軍勢召喚宝具が与えられる。
【Weapon】
『ソード・オブ・レガリア』
フランス元帥に任命された際、ナポレオンから送られた剣。
後にノルウェー王国のレガリアの一つとなった。
【解説】
ナポレオンに仕えた元帥の一人。
フランスの平民階級出身だが、後にスウェーデン国王“カール・ヨハン十四世”となり、対フランス連合に参画。
ナポレオンの覇権を終わらせた。
フランス王国軍の下士官だったが、国民軍へと再編され身分差別が一掃されると急速に昇進。
軍を率いるにあたっては特に規律を重視。略奪や暴行を厳格に禁じる一方、兵の福祉に気を配り、兵士達から愛されていたという。
(一方でフンクによればネイと並んで「規律重視の姿勢に最も乏しかった」とも)
後の英雄ナポレオンとは互いに反感を抱きあう仲だった。
法律を重視するベルナドットはナポレオンに反発し、ナポレオンのクーデター後は政敵となる。
ナポレオンの側もベルナドットを侮辱し、政治的妨害を加えたと伝わる。
ナポレオンが皇帝に即位すると和解して帝国元帥として忠誠を誓う。
他のフランス将軍が占領地で私腹を肥やす中で、ベルナドットは民政に腐心し現地民の評判を得ていたという。
戦功も挙げているが、ナポレオンに不満を抱かせる事も多く、長年の対立もあって関係は再び悪化した。
転機となったのはスウェーデン国王カール十三世の後継者問題である。
ベルナドットは有力な候補者ではなかったが、スウェーデン国民の熱狂的な支持から王太子となることが決まり、
カール十三世もその人柄で魅了して盤石の地位を築く。
一方ナポレオンはベルナドットがスウェーデンを継ぐことを面白く思わず、表向き言祝ぐにとどまった。
摂政としてスウェーデンの国政を託されたベルナドットは、
欧州最貧国たるスウェーデンの建て直しに迫られて、ナポレオンと敵対する諸国と接近し始める。
ナポレオンのロシア遠征が失敗に終わると第六次対仏大同盟に参画。
祖国フランスへの想いもあり消極的な戦いぶりではあったが、ライプツィヒの戦いでは決定的な働きを見せ、ナポレオンの退位にも一役買った。
その後、ベルナドットはノルウェーを取り込み、スウェーデン=ノルウェー連合国の王となる。
ナポレオンの百日天下が終わると、列強諸国は平民出身のベルナドットに対して隔意を強めていったが、
ベルナドットは内政外交に辣腕を振るい、スウェーデン・ノルウェーに長期の平和と経済成長を齎した。
スウェーデンで自由主義思想が台頭すると、ベルナドットの政策は国民に批判されることが多くなっていった。
一方で、農民層と中産階級からの人気を失うことはなかったという。
最終更新:2016年09月27日 19:02