大祝鶴姫

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】大祝鶴姫
【性別】女性
【身長・体重】160cm・42kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:E
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。

【固有スキル】
嵐の航海者:C
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

神々の加護:B
 全国の山祇神社、三島神社の総本社である大山祇神社の神に先祖代々仕えたことによる加護。
 戦において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 大山祇神社は、山の神、海の神、戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社である。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

地形適応:E
 特殊な地形に対する適応力。
 水軍を指揮する者として、足場の不安定な水上や水中での活動に適応する。

【宝具】
『名をぞわづらふ』
ランク:B 種別:大軍宝具 レンジ:5~30 最大捕捉:500人
 1543年の大内氏の軍勢による大侵攻で
 劣勢の中を耐え続け、最後に残存兵力を集約した決死の反撃により敵軍を撃退し、見事に戦いを勝利に導いた逸話によるもの。
 真名を解放することで水軍が現れ対象に一斉砲撃をする。
 戦況が劣悪であればあるほど威力が増していく一発逆転の宝具。

『紺絲裾素懸威胴丸(こんいとすそすがけおどしどうまる)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 父より賜った紺絲威の鎧。
 ランクC以下の攻撃を全て無効化する。
 史料として現存する唯一の女性用甲冑。

【Weapon】
『無銘・日本刀

【解説】
 おおほうりつるひめ。瀬戸内のジャンヌダルク。
 戦国時代の人物で、伊予国大山祇神社の大宮司・大祝安用の娘。兄に大祝安舎と大祝安房を持つ。
 三島水軍を率いて周防・長門の守護大内氏の軍勢と戦った。
 元来、大祝氏は神職の家系であり戦場に立つ役割はなかったが、伊予河野氏一門に加わっている経緯から、
 陣代(主君の代理として陣頭に立つ役割)として一族を出仕させることがあった。
 周防国の大内氏による侵攻を度々阻止することに成功するも、二男・安房が1534年の侵攻の際に討ち死にしてしまい、同年10月に再度侵攻の魔の手が迫る。
 その折にわずか16歳で陣代として出陣し、勝利して見せたのが鶴姫であった。
 その後1543年に大内氏は、家臣である陶氏に水軍を派遣させて大侵攻を決行。
 この戦で鶴姫率いる伊予河野軍は劣勢の中を耐え続け、最後に兵力を集約した決死の反撃により敵軍を壊走に追い込み、見事勝利をおさめる。
 しかしこの戦いで、鶴姫の右腕で恋仲にあったとされる越智安成が戦死。
 鶴姫は深い悲しみを抱き、夜中に一人で恋人が消えた海へと舟を漕ぎ出し、母の形見の鈴を胸に恋人の後を追った。
 鶴姫は悲しみのうちに、わずか18歳の若さで海に身を投げたと言われている。
 辞世の句:わが恋は 三島の浦の うつせ貝 むなしくなりて 名をぞわづらふ
最終更新:2016年09月27日 19:39