ミロシュ・オビリッチ

【元ネタ】セルビア叙事詩
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ミロシュ・オビリッチ
【性別】男性
【身長・体重】179cm・76kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【固有スキル】
魔力放出:B
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。

透化:B+
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 暗殺者ではないので、アサシン能力「気配遮断」を使えないが、
 騎士の無我の延長としての気配遮断を行うことができる。

【宝具】
『王冠潰す恐雷(ズマイ・ボーディシュ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 「帝王」ムラト1世を暗殺した毒短剣。
 短剣は騎士の持つ竜の因子に由来した“龍の毒血”を持つ。
 自己増殖し紫電を帯びる毒血の対処には、解毒では無く解呪を必要とする。
 また王殺しの逸話を持つため、王属性を持つ英霊に対して毒性は倍加する。

【解説】
 セルビア最高の騎士、ミロシュ・オビリチ(コビリッチ、コビロヴィッチ)。
 1389年、コソボ平原の戦いにおいて、時のスルタン「帝王」ムラト1世を暗殺した英雄。
 服従を装って帝王の長靴に接吻をしようとする瞬間に毒の短剣で腹を刺した、
 または自軍の死体の中に隠れ潜み、視察に来ていた帝王に襲いかかって殺したという。
 叙事詩ではムラトを手にかけ、1万2000人の敵兵を殺し戦死していったと美化・誇張された。
 その死後セルビアでは人気の高い英雄として伝説化が進み、
 竜の息子である(または母親が妖精、妖魔)、バーバ・ヤガーを討ったなどの伝説がある。
 19世紀初頭からはセルビア正教会で聖人として祭られ、オビリチ勲章も制定された。
最終更新:2016年09月27日 19:41