尚旭東

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】尚旭東
【性別】男性
【身長・体重】187cm・78kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、馬賊の頭目としてはDランクでも破格と言える。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

千里眼:D
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉。

透化:C
 除暴安良の信念。精神面への干渉を無効化する精神防御。
 武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。

【宝具】
『小白竜(シャオパイロン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~15 最大捕捉:1人
 老師より授かった破魔の銃。
 弾丸に魔力を込めて発射する事で攻撃対象に物理・魔力ダメージを同時に与える。
 しかし、この宝具の特性は霊体に攻撃した時にこそ発揮される。
 弾丸に込められた魔力を使用する事で霊体を実体として固定し、物理的に干渉する事が可能。
 霊体化したサーヴァントに対してもこの効果は発揮される為、この宝具の前では霊体化は有効な回避方法にはならない。

【解説】
 本名は小日向白朗。日本人であり、出身は新潟県。1900年生まれ。
 シベリア横断を成功させた福島安正に憧れ、17歳で中国大陸に渡る。本人は、チベットを経由してドイツに向かうつもりであったらしい。
 中華民国の軍事顧問をしていた日本陸軍の大佐に気に入られ、中国語や射撃の訓練を受ける。
 その後、軍事探偵として活動を始めるが、馬賊の襲撃にあい、捕虜となってしまう。
 下働きをする事を条件に助命してもらうが、その後の戦闘で手柄を挙げた事で頭目に気に入られ、小部隊のリーダーとなる。
 その後も多くの戦いを生き抜き、馬賊の強者として知られるようになるが、官憲にも追われるようになった。
 追っ手から逃れる為、馬賊の聖地である千山無量観に逃げ込み、そこで道教の大長老「葛月潭老師」の庇護を受ける。
 道教の教えを受け、武当派拳法の修行を積んだ後、老師から「尚旭東」の名と破魔の銃「小白竜」を授かる。
 下山後、満洲地域の馬賊を取りまとめて頭目となり、奉天軍の少将にもなった。
 満州事変以降、馬賊の中でも日本への反感が強まるが、尚旭東は「強大な武力を持つ日本軍への抵抗の無意味さ」を説き、馬賊組織を親日義勇軍として組織させる。
 が、日本軍に裏切られて親日義勇軍は壊滅。尚旭東も組織の解散を命じざるを得なかった。
 その後は日本軍の指揮下に入り、上海で対テロ活動に従事するが、大戦末期の1944年に突然隠遁する。
 日中戦争の終結後、「中国人でありながら日本に協力した売国奴」として裁判にかけられるが、自身は日本人であると主張し、釈放される。
 台湾経由で日本に帰国した後、1982年に東京で息を引き取った。
最終更新:2016年09月28日 21:38