伊邪那美尊

【元ネタ】日本神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】伊邪那美尊
【性別】女性
【身長・体重】168cm・50kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久D 敏捷B 魔力A+ 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。

【固有スキル】
怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

呪術:EX
 「一日に千の民を殺す」という神代の呪詛(誓約)。
 黄泉国の主宰神たる冥府の権限において行使される致死の呪い。

神性:A+++
 神霊適性を持つが、退化している。
 英霊自身の魔物、魔獣としてのランクが上がる度に減少していく。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【宝具】
『黄泉津大神(よもつおおかみ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 伊耶那岐尊(現世)との決別を表す伊邪那美の名。
 冥府における「黄泉戸喫」を経て、実り無き“死”に至った女神は、
 神や国土を産んだ地母神としての格を喪失する代わりに、冥界への絶大な権限を得た。
 それは冥府神としての、『死』の概念への強力な支配権・優越権であり、
 致死性効果や冥界由来の能力を無効化、自身の一挙一投足を致死性の呪詛に変換し、
 亡霊や死体を使役、召喚、また黄泉国の穢れを呼び出し纏い、己の異界すら築く能力である。

『天之瓊矛(あめのぬほこ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 淵源の混濁より創造を行った、日本神話における始原の矛。
 イザナギ・イザナミ両神の持つ創造神としての神性と神話の始点であり、
 混沌の制御の結果としての“創造”の能力を有する。
 矛の纏う、原初の海の『潮』、その無属性性から構築される万象性、
 この宝具の本質である概念的な「新生」、また「萌芽」は、
 現出可能な存在と、その自由度において、天之瓊矛を真実「創世」の利器とする。

【Weapon】
『火雷大神』
 腐敗したイザナミの肉体に湧いた八柱の雷神。
 神格通り電撃を行使する力を持ち、黄泉津大神に使役される悪しき蛇。

【解説】
 日本神話の創造神。伊弉冉神。伊邪那美命。伊弉弥尊。
 女神として、天地開闢以来の神代七代の七代目にイザナギと共に誕生し、
 天沼矛(天之瓊矛)を用いてオノゴロ島を創造し契り、国産み・神産みを行うも、
 火神カグツチを産んだ際の火傷がもとで死んでしまう。
 後に黄泉にまで会いに来た夫のイザナギに、腐敗し八雷神の湧いた姿を見られ激怒。
 逃げる夫を黄泉醜女や八雷神に追わせ、最後は黄泉比良坂で追いついた。
 「一日に千の民を殺そう」と誓う妻に、「一日に千五百の民を生ませよう」と夫は答えた。
 人の死の起源譚を経て、彼女は黄泉津大神、即ち冥府の主神となったのである。
最終更新:2016年09月28日 21:55