セバスティアーナ

【元ネタ】メキシコ民間信仰
【CLASS】ランサー
【マスター】ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ
【真名】セバスティアーナ
【身長・体重】156cm・8kg
【性別】女性
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
神性:D
 ごく限られた地域で聖人として崇敬されており、その起源はアステカ神話の死の女神ミクトランシワトルにまで遡る。

異形:B
 肉を持たず、骨のみで構成された骸骨の姿。
 いわば生きる屍であり、五感によるペナルティを全て無効化する。

【宝具】
『死は安息なれば(サンタ・ムエルテ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
 死者の骨で作られた大鎌。
 「神によって定められた死」を象徴しており、この宝具を目視した対象は死に対する恐怖・抵抗を失い、自ら死を受け入れるようになる。
 精神抵抗スキルで回避可能だが、この宝具に対する回避・防御判定に著しいペナルティを受ける。

【解説】
 ドナ・セバスティアーナ(ドナはスペイン語で洗礼を受けた貴婦人に対する敬称)。
 現在メキシコの民間信仰における死の聖人(サンタ・ムエルテ)。
 ローブを纏い、大鎌を持った骸骨という死神そのものの姿で表され、
 他にも「ラ・サンティシマ(La Santisima)」「小さな白い少女(Little White Girl)」「やせこけた少女(The Skinny Girl)」等と呼ばれる。
 彼女は神の命令によって人間の死を司る存在とされ、治安が悪く、常に死と隣り合わせの生活を続けるメキシコの人々の間で急速に信仰を集めているという。
 同地ではキリスト教の聖人として信仰されているが、ローマ・カトリック教会はこれを認めておらず、彼女を信仰する教会をカトリック教会から除外している。

 この民間信仰は古代メキシコ……即ちアステカ神話の死の女神ミクトランシワトル(あるいはその夫であるミクトランテクトリ)に起源を持ち、
 その信仰が現代に蘇り、キリスト教の聖人崇敬と結び付いた形であるとされる。

 また、現代メキシコにはミクトランシワトルの祝祭を起源に持つ「死者の日」という祭日があり、これはハロウィンと良く似た部分を持ち、ルーツは近似しているとされる。
 この日を捧げられる死者の淑女カトリーナもこのサンタ・ムエルテと同一起源の存在と思われるが、別物だと言ってる記事もあってその辺は正直よくわからない。
最終更新:2016年09月29日 19:10