【元ネタ】民間伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】甲賀三郎
【性別】男
【身長・体重】162cm・47kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:A
筋力と魔力と敏捷を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせるが、
理性の全てを奪われる。
【固有スキル】
魔力放出(風):B
武器、ないし自身の肉体に魔力の風を帯びさせ、
瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
宝具使用後にのみ発動するスキル。
神性:B
神霊適性を持つかどうか。
諏訪明神であるとされる龍としての存在に変化できる。
宝具使用後にのみ発動するスキル。
【宝具】
『嘆き悲しむ男の末路(りゅうじんさぶろう)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:一人
自身の姿を巨大な龍神に変化させる宝具。
嵐や黒雲を呼び、雷雨を降らせることができる。
全パラメーターが1ランクアップし、一部スキルを習得する。
【Weapon】
『九つのおむすび』
三郎が地下から地上へと戻る際にもらったおむすび。
一つ食べるごとに一切のバックアップ無しで一週間ほどの現界が可能。
『不思議な栗餅』
地の底であった老婆に三郎がもらった栗餅。
この餅を食べた者は記憶を失ってしまう。
【解説】
むかし、立科山のふもとに、太郎、二郎、三郎の兄弟がすんでいた。
年ごろになると三人は嫁さんをもらったが、中でも末の三郎は、
この里では見かけぬ美しい人を妻にすることができた。
太郎と二郎は、三郎の幸せがねたましくもあり、美しいその妻をほしくもあり、
ある日、悪い考えをおこして三郎を山の狩に誘いだした。
立科山の奥には、人穴という大きな穴があった。
石をなげこむと、ごーんと音がして底しれぬ深さの穴である。
その穴の前までくると、太郎と二郎は三郎にむかっていった。
「三郎。この穴はどのくれえふけえだべ。」
「三郎。おめえ、この穴さへえってみな。」
気のいい三郎は、兄たちのはかりごととは知らず、藤蔓につかまって穴の奥へおりていった。
「それ、うまくいった。つなあきれ。三郎を落とせ!」
二人の兄は、さっそく山刀で藤蔓をきりおとし、とんとん山をかけくだっていくのだった…。
最終更新:2016年09月29日 19:26