【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
【真名】ニトケルティ
【性別】女
【身長・体重】157cm・42kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:D+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
 
陣地作成中は効果が倍加する。
【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 第五王朝以降のエジプトにおいて、ファラオは太陽神ラーの子だと考えられていた。
陣地作成:C+
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 宝具発動のための"地下空間"作成に関してのみ効果が倍加する。
話術:B
 言論にて人を動かせる才。
 敵対者の警戒を解きほぐす手腕に長け、口頭での交渉に有利な補正が与えられる。
【宝具】
『母なる大河に眠れ(クィーンズエネミー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5~30 最大捕捉:200人
 予め作成しておいた"地下空間"に大量の水を召喚し、侵入者を無差別に溺殺する。
 暗殺用宝具としては極めて大掛かりかつ殲滅的。
 担い手であるアサシンとそのマスター以外は例外なく被害に遭う。
 召喚される水は神聖なるナイル川の激流。
 いわばナイル川そのものを宝具として使っているようなものである。
 英霊であろうと、オシリス神すら溺死させた激流に耐え抜くのは容易ではない。
【解説】
エジプト古王国時代最後にして第六王朝最後のファラオ。
歴史上数名しかいない古代エジプトの女性ファラオのうち、最古の存在でもある。
在位期間は明らかになっていないが、かなり短期間であったことは間違いないとされる。
兄弟でもあった先王が殺された後、その犯人達によって王位に据えられた。
いわばお飾りの王として担ぎ上げられたのであろう。
しかし、王位に就いた彼女が取った行動は、兄弟の復讐であった。
巨大な地下室を建造し、その落成式に仇を含む多くの客を招き、
宴の最中に川の水を引き込んだのである。
復讐を終えた後、彼女は報復を逃れるために自ら命を絶ったという。
後世、この逸話がロード・ダンセイニの手によって戯曲化されている。
その戯曲では、動機が復讐から政敵抹殺に変更された。 
最終更新:2016年09月29日 20:57