オジェ・ル・ダノワ

【元ネタ】シャルルマーニュ伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】オジェ・ル・ダノワ
【性別】男性
【身長・体重】157cm・50kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B(C)
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 宝具『現世舞い飛ぶ妖精郷』の守護によりランクアップしている。

騎乗:A
 騎乗の才能。
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
守護騎士:B
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 デンマークではホルガー・ダンスクの名で知られるオジェ・ル・ダノワは、
 祖国が危機に陥ったときには蘇り、人々を救うといわれている。

心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

精霊の加護:A
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は、騎士としての栄誉を得られる状況においてのみに限定される。

【宝具】
『現世舞い飛ぶ妖精郷(パピヨン)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 ファタ・モルガナの島で手に入れた妖精馬。全身が光る鱗で覆われ、鼻から火を吹くという。
 妖精郷の端末として機能し、騎乗者に限定的ながら妖精郷の恩恵を与える。
 この宝具に騎乗している限り、毒や呪い、病、汚染、精神干渉などのバッドステータスは即座に治癒・無効化される。
 馬上にある限り、老いも病もない絶対の守護を約束する防御型宝具である。

『献身果たす断罪の剣(コルタナ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 ファタ・モルガナから与えられた宝剣。ローランの持つ聖剣デュランダルの兄弟剣。
 デュランダルと同様、“決して折れず、刃毀れもしない”という奇跡を宿す。
 真名解放によって剣身を守護する奇跡を反転させ、“断てぬものはない”剣とする。
 ただし、剣身守護の奇跡を失った『献身果たす断罪の剣』は、斬撃を行う度にその剣身を欠けさせていく。

【解説】
 シャルルマーニュの十二勇士の1人。デンマーク王ジョフロワの息子。
 その生誕に立ち会った6人の精霊が祝福を授け、その中の1人ファタ・モルガナ(モルガン・ル・フェイ)は、
 「この子はいずれ私の愛人となるだろう」と宣言し、後にその言葉は現実のものとなる。
 父王がシャルルマーニュに敗れた為、人質としてパリに送られるが、オジェは健やかに育つ。
 成人し、優れた騎士となったオジェはイスパニアとの戦争にも参加し、2万の騎兵を率いた。
 息子ボルドウィンが王子シャルロに殺されたときには処罰を求め、7年に渡る内乱を引き起こす。
 結果的にオジェは捕らえられてしまうが、モーリタニアとの戦争でシャルルマーニュが捕虜となると解放され、
 見事シャルルマーニュを救い出し、さらにはモーリタニア王を一騎打ちで負かし、フランク王国の危機を救う。
 また、サラセン人の侵攻においては敵の王ブレフスを討ち取る手柄もあげた。
 オジェが100歳となったとき、モルガナは彼を妖精郷へと招き、若さを取り戻させ、安寧と休息の日々を与える。
 忘却の花冠によって俗世の事を忘れたオジェはそこで200年を過ごすが、ある時、花冠が頭からずり落ち、正気を取り戻す。
 現世では異教徒の侵攻によってフランク王国が危機に瀕している事を知ると、
 妖精馬パピヨンに乗って現世へ向かい、異教徒を敗走させ、フランク王国を救った。
 その後、彼は再び妖精郷に戻り、二度と現世に姿を現す事はなかった。
最終更新:2016年09月29日 21:14