ルジェ・ダ・フロー

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】ルジェ・ダ・フロー
【身長・体重】194cm・85kg
【性別】男
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C  耐久E  敏捷A+  魔力D  幸運C  宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
反骨の相:B
 戦場の狂犬共を従える悪のカリスマ
 来る者は拒まず、裏切りは許さない抜き身の刃のような独特の魅力を持ち、
 無法者達からの尊敬と忠誠を受け、同ランク以下の『カリスマ』を無効化する。

見切り:C
 戦場においてシャツ一枚での行動を可能にする胆力と動体視力に支えられた、相手の攻撃に対する学習能力。
 相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。
 但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。

心眼(真):A
 数々の戦場を渡り歩き、培った洞察力。
 その場で残された活路を導き出す独自の“戦闘論理”を持つ。
 逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

投擲(投槍):C
 投槍を鉄甲弾の如く放つ能力。
 その威力は重装騎兵の突進を容易に相殺する。

盗用:B
 何の躊躇いもなく略奪を繰り返したランサーの人間性の体現。
 サーヴァントに付随する武具がその所有者を失ったとき、
 ランサーが自身の魔力を消費して現界させ続ける事ができる。

【宝具】
『傭兵は武器を選らばず(マシーナリ・オブ・オーナー)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 自らが食事の席で謀殺される際に、食器や花瓶でもって反撃した逸話の具現。
 ランサーが手にした武器に自らの宝具としての属性を与え、駆使する。
 どんな武器、兵器であろうともランサーが手にした時点でEランク相当の宝具となる。
 手にしているのがEランク以上に位置する宝具である場合、1ランクダウンを代償に支配下に置く事が可能。
 悪党には不釣合いな程に武芸に優れたランサーは、金払いさえ良ければ騎士の代わりに騎馬に跨り、手下と共に敵の戦線を蹂躙した。

【Weapon】
『アズコナ』
 飾りの一切ない重い投槍。
 騎兵を落馬させる為に使用された。

『コルテル』
 切れ味の良い肉切り包丁。
 鎧の上からでも容易に人体を切断できる。

【解説】
 1302年頃の傭兵集団アルモガバルスの頭領。
 機動性重視の極軽装であり、フランスの騎士を一騎討ちで負かす実力者が揃っているが、
 中でもルジェは別格の存在であり、『華のフロー』とも呼ばれた。
 元テンプル騎士団所属であったが戦利品の横領を行い、除隊処分となった。
 その後も海賊紛いの事も平然と行っていた札付きの無法者。
 敗色濃厚な国家に味方をして、無茶な数多の要求の代わりにその戦況を一変させた。
 しかし、雇い主であった王は報奨を渋った為、アルモガバルス達は領地にて略奪を繰り返して日々を暮らしていた。
 後に、傭兵が権力を持つ事を恐れた皇太子によって、褒賞の相談があると誘い出されて謀殺された。
 だが頭領が殺されたとみるや、手下達は一致団結して領内を極限まで荒らしまわり、略奪の限りを尽くした為、その国家は崩壊してしまった。
 アルモガバルスが『戦場の劇薬』という異名を持つ所以でもある。
最終更新:2016年09月29日 21:19