王都に向けて発進した魔動機関車だったが、途中で燃料(クリスタル)切れとなってしまった。
そこで一行は、クリスタル9999個が報酬となる
ローウェルの指輪入手のクエストに乗り出すこととなる。
クエストの舞台である鉱山都市
ガンダラに赴いた一行は、明神の尽力により、
魔銀の兎娘(ミスリルバニー)亭の
マスターである雄々しき兎耳の漢女(マッシブバニーガイ)から情報を入手することに成功。
ローウェルの弟子、『聖灰のマルグリット』が
ガンダラ鉱山奥『
第十九試掘洞』に篭っているとのことだった。
洞窟に突入した一行は、門番のアイアンゴーレム達の猛攻を切り抜け、ついに地下10階に到達。
そこでは上級魔族の
バルログと聖灰のマルグリットが戦闘を繰り広げているところだった。
激戦の末に
バルログを倒し、明神がそれを捕獲することに成功。
それを見て一行を異邦の勇者と認めたマルグリットは、あっさりと
ローウェルの指輪をくれたのだった。
帰ろうとしたその時、ゲーム中では背景でしかなかった超大型ゴーレム”
タイラント”が起動し、一行に襲い掛かってきた。
捕獲したばかりの
バルログの尊い犠牲により辛くも勝利。
こうしてクエストをクリアーし街に戻った一行は、マルグリットから情報を聞き出す。
それによると――
(以下本スレより抜粋)
現在
アルフヘイムは“侵食”と呼ばれる未知の現象に見舞われ、以前までは確認されたこともなかったモンスターが多数現れたり、有り得ない規模の災害が街を襲ったり、或いは使い方も分からないような機械や武器が海岸に流れ着いたり――など、世界各地で様々な異変が発生しているらしい。
そして、マルグリットの師である
大賢者ローウェルは、数年前から侵食の発生を予知していて、それに備えて密かに準備を進めていたということ。
また、時を同じくして“ブレイブ”と呼ばれる来訪者が現れることも前々から予言しており、マルグリットは
ガンダラで彼らに指輪を手渡すよう指示を受け、あの場所までやって来ていたようであった。
更にマルグリットはローウェルからブレイブたちに対する言伝を、もう一つ授かっていた。
その内容は、水の都と称される大都市
リバティウムを訪れ『
人魚の泪』というレアアイテムを手に入れよ、との指令だった。
また、マルグリットから話を聞くのがフラグとなったのか、そのタイミングで真一たちのスマホにも、同じ内容のクエストが届く。
報酬はクリアするまで不明――というタイプのクエストだったので、すぐには飛びつかなかったものの、真一たちは協議の結果、このクエストを進めることを選択した。
最終更新:2019年03月22日 18:36