バルログ

バルログ


火属性のレイド級モンスター。フルネームは"焔魔"バルログ。
6メートルほどの燃え盛る人型の巨躯に、ねじれた角、裂けた口に巨大な翼を持つ。
右手に炎の魔剣、左手に炎の鞭を握り、悪魔の見本のような姿をしている。

鉱山都市ガンダラのダンジョン第十九試掘洞の10階に封印されており、
中盤で解禁される上級クエスト「バルログ狩り」における討伐・捕獲対象となっている。

希少鉱石に目がくらんだ鉱夫たちが無秩序に試掘洞を掘り下げた挙句、
地中深くに眠っていたバルログを目覚めさせてしまう―というのが顛末。
プレイヤー達は行方不明になった鉱夫たちを救助するため試掘洞を下り、
地下10階にてバルログと対決することになる。

エネミーとしてのバルログは、炎魔法と剣・鞭による物理攻撃を使い分ける難敵。
AGIやINT、扱う魔法のレベルそのものはベルゼブブに及ばないながら、
物理攻撃力は同クラスのレイド級と比しても頭一つ抜けて高い。

加えて全ての物理攻撃には火属性が付与されており、炎上デバフによるDOTダメージもあるため、
属性耐性を意識的に整えて挑まなければあっという間に消し炭にされてしまうだろう。

倒すと火属性武器「焔剣フロギストン」か「炎鞭タタラ」のいずれかをドロップする。

捕獲(キャプチャー)に成功してパートナーとした場合、
STRが際立って高い火力オバケの物理アタッカーとして活躍が期待できる。
バリエーションが豊富な武器種である剣を装備できるため、単純な相性不利なら覆すポテンシャルがある。
二刀流が可能であり、もう片方に鞭を装備すれば中距離や集団戦においても猛威を振るう。

さらにパッシブスキルとして「火属性付与」を持ち、全ての物理攻撃に火属性の追加ダメージが乗る。
これは武器そのものの属性とは別に計算されるため、例えば水属性の魔剣ロンダルキアを握らせれば、
火と水の二つの属性攻撃を同時に叩き込むことができるのである。

半面水属性には極端に弱く、魔法耐性も低い。
防御力もHPも並程度の水準であるため、受けに回ると驚くほど脆い。
攻撃魔法も大したものは覚えない。良くも悪くも物理一辺倒で短期決戦専門といった性能である。

本編では、『聖灰の』マルグリットの足取りを追って試掘洞を下ったブレイブ達が、
バルログとマルグリットが戦闘している最中に闖入するかたちで遭遇。
崇月院 なゆた明神が事前に交わした契約に則って捕獲に挑む。

マルグリットの協力もあり首尾よく捕獲に成功したものの、
直後に超レイド級タイラントが覚醒。

敵対したタイラントの砲撃からブレイブ達を逃がすための殿として、
捕獲のためにHPをギリギリまで減らした満身創痍の状態で召喚(サモン)され、
奮戦むなしく胴体を上下に真っ二つにされて死亡した。

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最終更新:2022年06月07日 15:29