超スーパー巨大メイドロボ・マウントベルさん(インスタンスダンジョン)

超スーパー巨大メイドロボ・マウントベルさんとは頂きのハイペリオンの麓から挑戦出来るダンジョンである。
メインクエストクリア後に樹冠都市ブラウヴァルトのNPC群青騎兵長グリフサスから
サブクエスト危険度評価を受ける事で挑戦可能になる。
サブクエが発生していない場合、恐らく前提条件となる群青の騎士の称号を獲得していないからなので確認してみよう。

クエストを受けたら都市を出て、頂きのハイペリオンの外周を回って指定された地点を目指そう。
指定地点に到着すると、確かにハイペリオンの壁面にちょうど人の背丈ほどの高さの、裂け目が発生している。
裂け目は狭いがなんとか体をねじ込む事は出来るらしい。

洞窟に進入するとまず大きな震動が起こる……が、特に変わった様子はない。
狭い一本道をしばらく進んでいくと、大きなメカメカしい部屋に出る。
そこではクレンズドローンサニタイザーといった機械系エネミーが生産されていて、
発見されたプレイヤーはそれらと戦闘になる。広範囲の属性攻撃が強力だが、雷属性が弱点なのでさっさと片付けよう。


ドローンはひとまず駆除出来たが、ハイペリオンの内部に何故こんな設備があるのか。
その謎を解き明かす為にプレイヤーは更に洞窟改め機械要塞の奥へと進もうと試みる。
のだが、奥へ続く扉は閉ざされていて何をしても開かない。

画面左側のクエスト目標には『とにかく部屋の中を探ってみよう』とあるのであちこちインタラクトしてみよう。
すると、壁際の機械に触れるとなにやら機械要塞が微かに揺れる事に気づく。
もう一度触ってみると、揺れが少し大きくなる。
その調子で何度も機械にインタラクトしていると、やがて要塞が一際大きく揺れた後、奥への扉が開く。


出現するエネミーは先ほどの二機の他、ホワイトセルズレッドセルズメンテナンスドローンなど。
機械系以外のエネミーはいないので雷属性攻撃が出来る引き続きパートナーや装備を活用しよう。

要塞は下から上へと登っていく形式になっていて、各フロアに一つずつ金の宝箱があるので見逃さないように。
最上階には大量のモニターやコンソールが並んでいるが、
それらはどれもアクセス権限がないとインタラクトを拒否されてしまう。


「――私の管理者権限が欲しいのですか?でしたら、こちらへどうぞ」


何度か機械へのインタラクトを試みていると、室内のスピーカーから声が聞こえてエレベーターのドアが開く。
声に従って進んでいくと、プレイヤーは薄暗い部屋に出る。

それと同時、不意に要塞全体が大きく震動する。
それから部屋の奥が上下に開いて光が差し込んで、部屋の内装が照らし出される。
開口部の上下に並ぶ白いブロック、薄いピンク色の内壁、足元にはやけにブヨブヨと足が沈む絨毯。


「さあ、こちらへ」


そして部屋の外に巨大な手のひらが現れる。
プレイヤーがそれに乗って振り返ると、そこには山肌を背に座り込んだ、砦と見紛うほど巨大なメイドロボがいた。
先ほどいた部屋は彼女の口の中だったらしい。

またメイド服や足元には岩の破片が散らばっており、地面が一部めくれ返っている。
どうやら彼女は山肌に埋まっていたようだ。


「初めまして。私は総合支援型巨大メイドロボ・マウントベルmk3です。
 お気軽にマウントベルさんとお呼び下さい。
 現在、当機はマスター登録待機状態となっております。新規マスター登録が可能です。ですが――」


不意に、マウントベルさんの手のひらが傾く。
プレイヤーは樹海に落下するが、パートナーによって無事に着地。
一体何をするのかとマウントベルさんを見上げると――


――その前に、あなたは自らの行いの報いを受けるべきですね


虫けらでも見るような冷ややかな目で、マウントベルさんがプレイヤーを見下ろしていた。
会話の選択肢として「どういう事か説明してくれ!」と「体の中を荒らして回った事なら謝るよ!」があるが、どちらを選んでも結果は同じ。
「この上、更に私を辱めるつもりですか」と顔を赤くして、巨大な足で踏みつけてくる。


そんなこんなでレイド級超スーパー巨大メイドロボ・マウントベルさんとのボス戦が開始。
ダンジョン内にいたエネミー同様、弱点は雷属性……と思いきや
パッシブスキル『オーバーチャージ』によって雷属性ダメージを受けるとランダムにバフを獲得してくる。

勘違いしがちなのが、それでも弱点は雷属性という事。
発生するバフはランダムなのでATKアップやAGIアップなどの致命的なバフだけをデバフで相殺しつつ、
大ダメージを与え続けて素早く倒してしまう事も可能。
勿論、雷属性攻撃を使わずに長期戦を挑むのも一つの作戦。

どちらの場合でも『ジャイガンティックスタンプ』だけは絶対に回避しよう。
食らう直前だけスカートの中に差す謎の光が消えるという話はデマなので試す必要はない。
なんでデマって知ってるんだコイツ

スタンプは食らった時点で解除不能の『バインド』と『スタン』を受けて、その後の『トランプル』でほぼ間違いなく即死する。
具体的には『限界突破』をかけて『防殻にこもる』を使ったヒヒイロ・マイマイでやっとミリ残りするレベル。

また『クラップ』は予備動作が画面の外側に消えがち。左右どちらかの手は常に視界に入れておこう。
『アースシェイカー』のジャンプ回避はタイミングが難しいが、
めくれ上がったスカートの端の動きでタイミングを取ると格段に回避しやすくなる。遠慮なく凝視しよう。


撃破すると「……少し、やり過ぎてしまいました。これくらいで許して差し上げます」とマウントベルさんは矛を収めてくれる。
その後、プレイヤーはここに来た経緯を説明した後、逆に何故マウントベルさんがここに埋もれて眠っていたのかを尋ねる。
が、マウントベルさんは抑揚のない声で「禁則事項です」と答えるだけ。しかもその事にも無自覚の模様。

どうにも謎は残るが、少なくともブラウヴァルドの脅威になるようなものはここには無かった。
その旨をグリフサスに報告すれば『危険度評価』は完了になる。


そして危険度評価クリア後に再びマウントベルさんを訪ねると、タウゼンプレタ魔装工廠のドワーフ達と会える。
聞けば群青の騎士の指示の下、マウントベルさんの保全設備を設ける代わりに技術研究を受けてもらうらしい。

勿論マウントベルさんとも会話が可能。「一緒に戦ってくれない?」を選ぶと
自分はここから動くと大勢の迷惑になるから同行出来ないが、代わりにこれを用意したと言って
体長10メートルほどの子機巨大メイドロボ・マウントベルさんをくれる。

また、もう一度ダンジョンとしてのマウントベルさんに進入する事も可能。ただし今度は口から。
ルートを逆走してもドローンを生産していたあの部屋の前には分厚いシャッターが下りていて入れなくなっている。
……しかし、このシャッター。実は攻撃するとダメージを与える事が出来る。

殴り続ければ開くんじゃないかと攻撃し続けていると突然シャッターが開き、
その奥に待ち構えた未来的な大砲による回避不能のレーザーで99999999ダメージを受けて即死する。





そりゃゴールが口って事は最初に進入した場所は当然……マウントベルさんが最初ブチ切れてたのも当然なのだ。

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最終更新:2022年12月23日 22:53