全身図
PL:K.*
初登場:放浪記4話「双根の大樹」
年齢:31歳
性別:女
クラス:メイジ?
スタイル:ウィザード?/アルケミスト?
所属・拠点:テイタニア
ライフパス
出自:工房
経験1:試練(元の世界では自らに使命を課した)
経験2:憧憬(元の世界では使命に縛られない生き方に憧れがあった)
目的:第二の生(全く異なる生き方をする)
禁忌:破約(約束は破らない)
◆趣味嗜好◆
味覚がおかしい(後天性。弟子のせい)
◆家族構成◆
夫:インディゴ・クレセント
(弟子:ネル、アメリア)
経歴
アトラタンにどこか似た異世界メティルドの住人。工房を持つ家に生まれる。その世界の理を学んでいく中で、志を持った魔法使いたちを教え導くことを信念に据え、その覚悟を持って女神と契約し、魔法使いとなる。そこで個性豊かな弟子達とそれなりに波乱のある日常を送っていた。
不慮の魔法事故で繋がっていたアトラタンとメティルドを元に戻す使命を帯びて、アトラタンの自由騎士リアン、不死の邪紋使いルード、妖精の投影体イーリスおよびアトラタンに迷い込んでいた魔法使いのネルが、メティルドにやって来た。目的は、2つの世界を手中に収めんとする『深緑の魔女』を討伐すること。
サイアのわずかばかりの助力もあり、『深緑の魔女』は無事倒され、その後各々帰るべき世界へと戻った上で守護者たる女神により世界は再び切り離され、この物語は夢のように人々の記憶からだんだんと消えてなくなる……
……はずだったのだが、この時の縁があったのか、本来他の世界とは魔術的に隔絶されているはずのメティルドから、サイアは投影体としてアトラタンはブレトランドのボルドヴァルド大森林の中に現れる。当初は混乱するも、世界の理が一部似ていたことと、断片的にでもアトラタンのことを知っていたこともあり、人知れず森の中で腕を磨き、自力でアトラタンの魔法を習得するに至る。ただ、元の世界は魔術的に隔絶されていたことから、召喚魔法を扱うことだけはできない。
ただ、実力がついてきたことと、ヴァレフール分裂が収まってきて、かつヴィルマ村の復興が進んで森の奥まで足を踏み入れる冒険者が増えてきたことで、人を避けることが難しくなってくる。そこでサイアは人を選びつつも冒険者と他愛のない話を通じてよりこの世界を学ぶことにした。そこに、森の中の不審な少女の目撃情報を受けた
インディゴがやってくることになる。
インディゴの言により自分が投影体だと確認できて、使命から解き放たれたことをようやく自覚できたサイアだが、命を削る覚悟で使命に生きていたサイアにとって領主
ユーフィーが未婚であり、かつ誰かと付き合う気配すらないことはあまりにももどかしかった。そこで彼女は契約魔法師のインディゴに、領主の相手を探すアクションを取ることを進言。これをインディゴが受け入れたことにより紆余曲折あった上で、領主
ユーフィーは冒険者で不死の邪紋使いのアンジェと結ばれることになる。
ただ、この経緯が
インディゴから
ユーフィーに話されていないことに後で気が付いたサイアは、
インディゴを森に呼び出して問い詰めることにした。その過程で2人は
インディゴがサイアに惚れてしまっていることに気づいてしまう。その後何やかんやあったが、最終的には
インディゴがプロポーズし、サイアがこれを受け入れることでめでたく結ばれる。これを機にサイアはテイタニアへ移住することになる。
インディゴとサイアの式の準備が進む中、パンドラとの関係を仄めかす者の妨害が入る。名前を出したからには式に呼ばれていたグランとヴェルディが黙っているはずがなく、領主
ユーフィーとの連携もあり元凶は捕らえられる。この中で
ユーフィーは『サニーデイズ』のフラッグを発現させる。式は無事に開催され、サイアの投げたブーケを
アスリィが見事な跳躍で持っていったことをきっかけに恋がようやく動き始めるが、それはまた別のお話。
ユーフィーや
インディゴが主にオーハイネの件で忙しくしている時に、ボルドヴァルド大森林で異空間が発生しているという報告が上がり、グランから追加の人手が要請されたことで代わりに出向くことになる。そこでは「あり得たかもしれない、別のヴァレフールの、ヴィルマ村周辺」が魔境として投影されていて、その主は「パンドラに入っていたグラン」であった。普段の世界のグランや
アスリィ、アレックスや
リリス、グランの旧知の人物であるヴォルフガングとも協力してこれを倒し、魔境を収める。
性格
「何でもやってみなければ分からない」を信条に生きる、世話焼きで行動派な女性。思慮深く思いやりはあるが、いかんせん人を見る目がないため、アドバイスの方向性を間違えることがよくある。また、義理に厚く、受けた恩は決して忘れない。
因縁
●
インディゴ・クレセント 関係:夫 感情:誠意/可能性
うっかり惚れさせてしまい、かつ惚れさせてくれた至上の夫。自分を必要としてくれ、共に歩くとまで言ってくれたことで、投影体である自分がこのアトラタンで生きる意味をくれた人物。いくら感謝してもしきれない。
●ネル 関係:弟子 感情:諦観/信頼
メティルドでの、魔法使いとしての弟子。活躍を見るに、しっかりと一人前の魔法使いの道を歩めていることは安心できる。でも料理が致命的に下手な上、自分では上手いと思って他人に平然と食わせるのはいい加減にしてほしい。
……矯正できたと思っていたのに、まさか自分の味覚が壊されて大丈夫に思えていたとはな。アレはもはや私の手に負えん。
登場話(登場の仕方)
放浪記4話『双根の大樹』(NPC)
BS外伝『テイタニアに愛をこめて』(NPC)
BS外伝『穢れなき花に祝福を』(NPC)
BS外伝『虚構世界ボルドヴァルド』(PC)
セッション中の裏話
メイキング秘話
裏設定
最終更新:2019年10月17日 23:42