「ううっ…思い出すだけでも腹が立つ!」
氏政は顔を真っ赤にして俯いたまま、畳をパンパンと叩いている。
まあ、詳細を聞かなくても、何があったかは何となく想像はつく。
身体の関係にしても、お姫様にしてみれば
「自分が不甲斐ないから、風魔は自分をバカにして、こんな仕打ちをするのだ」
と思っている…といった所だろうか。
どうしても風魔を見返したくて、足掻いているように見える。
「自分が不甲斐ないから、風魔は自分をバカにして、こんな仕打ちをするのだ」
と思っている…といった所だろうか。
どうしても風魔を見返したくて、足掻いているように見える。
風魔にしてみれば、バカにしているつもりなんてなくて、ただ単にイチャついてるだけなんだろうけど。
「頼む、佐助!わしに稽古をつけてくれ!勿論タダでとは言わぬ!給与ははずむぞ!」
給与の言葉に、佐助が反応する。
うーん、参ったなあ…
確かにそろそろ懐がヤバい時期なんだよなあ…
確かにそろそろ懐がヤバい時期なんだよなあ…
忍たる者、主以外の命に従うのは如何なものかと悩んだが、それでも断ってしまうのは惜しい。
…まあ、ここにいる間だけなら、いいかな?
…まあ、ここにいる間だけなら、いいかな?
「んー、いいっすよ。」
「誠か!恩に着るぞ、佐助!」
「誠か!恩に着るぞ、佐助!」
あまりに切実な懐事情に、佐助はついその甘い誘惑に流されてしまった。
それから、北条御一行の滞在中、佐助と氏政は「秘密の特訓」をする事になったのだが
この事が後に、色々とややこしい事態を招く原因になる。
それから、北条御一行の滞在中、佐助と氏政は「秘密の特訓」をする事になったのだが
この事が後に、色々とややこしい事態を招く原因になる。




