戦国BASARA/エロパロ保管庫

宵の初音2

最終更新:

7743

- view
メンバー限定 登録/ログイン
「…どうした?」
 苛立ったような声音に、困惑の色がまざっている。
「あの…市は………声を出してはいけないと思って…それで…」
「何故だ?他に聞く者がいるわけでもないだろう」
 突然の夫からの追求に、市はおろおろと視線をさまよわせ、目を伏せた。長い睫が影を落とす。
「だって…長政さま……無駄口は悪だって言ったから、市、静かにしてようと思って…」
「そっ…それは無駄口ではない!!」
 思わず口をついて出た言葉に、長政は「しまった」とでもいうように口をつぐむ。
「………何故…?」
 市は顔をあげた。吸い込まれてしまいそうな漆黒の瞳がじっとみつめてくる。
「それは……その……」
 反射的に顔を背けてしまう。いつも以上に言葉が出てこない。
「……………つまり…その……お前が辛そうだと、私も辛い」
「…………」
「つ、辛くないのなら、その……何だ、それなりの態度をとればいいのだ!」
 しどろもどろになりながら吐き捨てた自分の言葉に、顔が火を噴出すように熱くなる。市はそんな
長政の落ち着きのない様子を黙って見つめていたが、しばらくの思案のあと口を開いた。
「………長政さまも、市が気持ちよさそうだと、感じるの?」
「なっ…!なななにを…」
 突如として図星を突かれ、長政は息が止まりそうだった。
「…市は……長政様が気持ちよさそうだったら、市も気持ちよくなるの……」
 どっと汗を噴出させる夫の手を、たおやかな手が優しく包む。白い手はゆっくりと、硬く逞しい手を
己の乳房に導いた。
「だから……長政さま、市のこと、……好きにしていい……きゃっ」
 突然天地が反転した。市の上に長政の体が覆いかぶさってくる。
「ならば…力を抜け。我慢などするな!
 …………よ、よいな!」
 返答を待つことなく唇をふさがれ、舌が口中を侵し入り込んできた。
「ん……ふ…っ…」
 不慣れな口吸いに、時折歯がぶつかる。市は自ら舌を絡めた。互いの吐息に混じり、わずかな水音
が暗い部屋に響く。しばらく舌を吸いあい、唾液を飲ませあった後、長政は唇を離し、市のやわらか
な腿に手をかけた。
「あっ……はぁ…あんっ…」
 足を大きく広げられ、蜜を垂らし、ひくつく中心にずぶりと勢いよく一物が突きたてられる。市の
足がびくりと跳ねた。
「…くっ……」
 肉茎をきゅうと締め付ける襞の感触に思わず長政は呻いたが、そのまま荒々しく腰を抽送させた。
「はっあぁああっ…いいの…っ……きもちいいのぉっ」
 柔壁の天井を、反り返った男根の先でぐりぐりと擦られ、市の全身に甘い痺れが押し寄せてくる。
広げられた白い足が、しだいに長政の腰に絡みつく。もっともっと、とせがむように、長政の体を挟み
込み、胎内の奥へ奥へと誘いこむ。長政はそれに応えるように一層腰を強く叩き付けた。その度に
ジュプ、ジュプ、と愛液が掻きだされ、繋がり合う二人の肌に飛び散る。
「ひ…ぁあんっ……だめっ…だめぇ…」
 ぷっくりと膨らんだ肉芽を擦られ、市は一層高い嬌声をあげた。
「っ…う…くぅっ…」
 強烈に締め上げられ、長政は情けない声を漏らす。耐え難い悦楽の波が、もはや限界が近いことを
知らせる。ぞくぞくと背に走る電流を感じながら、長政は腰を打ち振るった。子宮口に硬い先端が
当たった瞬間、市の体を凄まじい快感が駆け巡った。視界が白く弾けると同時に、男根を呑み込んだ
肉襞が、精を絞りとろうと激しく締め付け始める。
「あっ…ああぁっ……長政さまっ…ながまささまぁ!」
「…くっ…い…市っ…!」
 熱く滾った大量の子種が、市の胎内ではぜた。何度も何度もしゃくりあげるかのように精を
吐き出すものを全身で受け止めようと、市は長政にしがみついた。やがて、射精が終わり、
力を失ったモノが吐き出されてからも、荒く息をついたまま二人はお互いを腕に抱き続けた。


ウィキ募集バナー