異世界大冒険を始めよう


シナリオを使用したイマジナリーフレンドの作り方やダイブのやり方「シナリオ空想法」について解説します。



もくじ




シナリオ空想法とは?


イマジナリーフレンドやダイブを主体にしたタルパの自動化訓練法になります。

従来の人工精霊・タルパの自動化訓練法(一人二役の自己問答法・なりきり的手法)に変わる新しいやり方です。

小説家や漫画家が作品を仕上げて行く時の感覚で、イマジナリーフレンドの自動化(とダイブ界の自律化)を促して行きます。

ダイブを主体にしたタルパとは、現実世界からダイブ界(や準ダイブ界)へ定住させたタルパ、イマジナリーフレンド化させたタルパと言う意味になります。

空想遊びの感覚で楽しく続けることができます。瞑想のようなかしこまったものではありません。どこでも気軽に実践できます。

楽しい空想にのめり込むだけで変性意識状態となり白昼夢化します。

魔術や占術、催眠術などの知識、幽体離脱や明晰夢と言った難易度の高い技の習得も不要です。



シナリオ空想法のやり方


ダイブ界の作り方と重複する内容になるかもしれませんが、ダイブ界の作り方は理論編、シナリオ空想法は実践編みたいなようなものとお考えください。

まず、シナリオ空想法の大まかなやり方ですが・・・

  1. 自分の欲しいものを決める。
  2. ダイブ界のあらすじ、大まかなストーリーを考える。
  3. ダイブ界の世界観や理想像を決める。
  4. ダイブ界で出会う登場人物やモブキャラクター達を考える。
  5. 自分を主人公に見立てたダイブ界のシナリオ、夢小説的なものを楽しく考えながら書く。
  6. シナリオは複数用意し、シナリオ間を行き来する空想も楽しみダイブ界を生きた世界に変えて行く。
  7. イマジナリーフレンド候補となるキャラとの交流を始め、コミュニケーションの進化(イマジナリーフレンドの自動化)を図る。

手順4の段階でイマジナリーフレンドの設定デザインをほぼ決めてしまうこともできます。この場合、タルパ界隈で言うところの創造型的なイマジナリーフレンドとなります。

手順5~6の過程でイマジナリーフレンドとの出会いを求めた場合、邂逅型的なイマジナリーフレンドになります。

もちろん、創造型的であるか邂逅型的であるか厳密に決める必要はありません。



自分の欲しいものを決める


これから作るシナリオに自分の願望を織り込みます。欲しいものは素直に求めてください。引き寄せの法則的な作用を働かせます。

お金が欲しいと言った物質的な欲望より、精神的な願望の方が良いのは言うまでもありません。

お金は働けば稼ぐことができます。あなたが学生なら将来希望する職業に就いて活躍するシナリオを考えるのが望ましいと言えます。社会人なら将来の自分を描くと良いでしょう。社長に出世するとか大きな夢もためらわず空想してください。

美女をはべらせて豪邸で暮らしているとか・・・まぁ、少しくらい欲望的な要素、内容を取り入れても構いません。

ポイントは「自分には絶対無理」とためらわないことです。そして、前向きで希望にあふれる未来志向的な内容である点です。過去のわだかまりは断ち切ってください。

あまり触れたくない話になりますが・・・特にタルパ界隈は訳ありな若い人が多いです。中高生時代は不遇であり、どうしても納得ができないのであれば、思い出や記憶を改ざんしてしまいましょう。

理想の学園生活を過ごしたシナリオでも空想しろ。毒親ガーとかイジメガーなんて卑屈な自分とさよならしてください。

シナリオは現在、過去、未来と操作可能です。明るい未来は楽しい過去あってのものです。だって、所詮は空想ですもの。しかし、ただの空想とは違う。

シナリオの内容が現実世界でいつか本当に実現するかもです。



あらすじ・大まかなストーリーを考えよう


人工精霊やタルパを作る時と同じです。まず種族や性別と言った基本的な要件、大まかな設定条件を決めると思います。

小説家や漫画家が作品の構想を練るように、シナリオを作る時もあらすじ、大まかなストーリーを事前に決めておく必要があります。

シナリオ空想法は複数のシナリオを連携させて、一つの壮大な空想異世界を作り上げて行きます。

シナリオ間で不自然な違和感、矛盾やブレのようなものが生じると、当然、話が行き詰ってイマジナリーフレンドとの出会いも叶わなくなります。

大枠的なものはしっかり決めておきましょう。

これを別の言い方に直すと・・・ダイブ界で何をやりたいのか?になります。

友情を育む冒険ストーリー、成長を促す成功ストーリー、感性を醸す感動ストーリー、愛欲を悦ぶ性愛ストーリーと何でもありです。

自分の欲しかったもの、欲しいものを基準に考えてください。それをダイブ界で実現しましょう。



空想ダイブによるシナリオの自律化


シナリオの自律化とは、人工精霊やタルパの自動化に相当するものだと考えてください。

ダイブ界の自動化とも言い換えることができます。ただし、映像のように見える、感じると言うよりは、シナリオの内容を補完するような着想で話が自然と膨らんで行く・・・そんな感覚になります。

シナリオを構成する各要素の間、隙間のような部分から別の新しい何かが出て来る感じです。それでいて全体として見るとシナリオ通りな感じです。

当然、想定外の事態や思わぬハプニングに直面する可能性もありますが、あらすじと世界観がしっかりとしていれば、話が大きくブレたり矛盾することはないでしょう。

それは物語の分岐点や選択肢となり、テーブルトークRPGで遊んでいるような感覚が味わえるでしょう。

ダイブ前に作成したシナリオを事前シナリオ、ダイブ中に分岐、発生したシナリオを事後シナリオと呼ぶことにしましょう。事前シナリオの間から別のシナリオ(事後シナリオ)も生まれ始め、ドンドン世界が広がって行くことでしょう。



世界観を決める


ダイブ界の作り方でも述べましたが、今後、作成するすべてのシナリオの土台となります。

人工精霊やタルパで言うところの基本設定(性別や年齢、種族)に相当します。一度決めたら容易に変更できるものではないので、よく考えて決めましょう。

ゼロベースで考えるのが難しいようであれば、お好きなアニメやゲームの作品の世界観をそのまま利用すればOKです。この場合、版権タルパならぬ版権ダイブ界と言えるでしょうね。おすすめなやり方になります。

完成度が高く複数のシナリオにまたがり利用されて来たものとして・・・

ゲームならファイナルファンタジーやエースコバットのストレンジリアル、アニメならファーストを起点にしたガンダムの世界観になります。

いずれも広大な世界を描いたもので、ダイブ界作りにはうってつけの世界観になると思います。

タルパ界隈を見ると現実の地球を模したパラレルワールドを構築している方もいるようです。ゼロベースで完全オリジナルのダイブ界を作っている人はあまり見かけません。



魅力あふれる登場人物たちを考える


将来、イマジナリーフレンドやイマジナリーフレンド化させたタルパと別れる前提でのものとなります。

しかし、従来のタルパ界隈に見るようなダイブ界(内界)へ押し込めて一人ぼっちにさせるのは酷でしょう。ダイブ界には多くのモブキャラクター的な存在がいる前提で作る必要があります。

イマジナリーフレンドの生まれ故郷、イマジナリーフレンド化させたタルパの移住先と言う設定します。

現実世界とは違いますので、人間以外にもドクタースタンプのように多くの獣人も混じって生活していたり、ドワーフやエルフなどの空想上の人物もいても良いでしょう。

イマジナリーフレンドの作り方でも述べた通り、シナリオ自体にイマジナリーフレンドの設定条件を細かく盛り込むのが創造型的、モブキャラクターの中から偶発的に現れる流れにするのが邂逅型的と言えるでしょう。

変性意識をより高めるためにも、物語を演出するキーマンとなるキャラクターも必要です。

例えば、あえてダイブ界に悪役(あなたの弱点、トラウマの化身としての)を作り、そいつと戦うシナリオも良いでしょう。



シナリオを書いてみよう


長編小説のようなものを書く必要はありません。

シナリオはどんなに長くても段落が数個程度の短い文章でかまいません。文字数的には300~400文字程度でOKです。

このくらいの文字数なら気軽に書けますし、ぶっちゃけ、必要最小限で良いと言えます。

また、あまり細かい描写の表現に努める必要はありません。ビシッと書こうとせず、ゆるゆるな気持ちで書くくらいの方がちょうど良いです。

そうすることで、シナリオ内の段落と段落、段落内の文章と文章の間から、着想を生じやすくなります。

例えば「エルフの美少女と公園でデート」これだけで立派なシナリオです。

ダイブでそのシナリオに沿った空想、白昼夢に浸れれば・・・金髪エルフの魔法使いの美少女と噴水のある公園で惚気デートと言った具合に自律化するかもしれません。

事前に作っておいたおいたシナリオに、ダイブで感じることのできたものを追加で書き加えることで夢日記となりますね。そして、それは再現性の高いシナリオとして再び使用することができます。



イマジナリーフレンドとの交流をはじめる


最初はかんたんなシナリオを書いて、繰り返して使い回すことで、豊かな内容へ膨らんで行きます。

途中、分岐点や選択肢のようなシチュエーションも作られ、そこから新しいシナリオが派生しますし、別に作っておいたシナリオとつながるようになるかもしれません。

シナリオがどんどん増えて、ダイブ界は活気に満ちた生きた世界へ変わって行きます。複数のシナリオは時間軸で管理しないようにしましょう。場所や位置を基準に考えて作成して行きましょう。

シナリオ間で移動する際、時間のずれによる矛盾を回避するためです。

もちろん、過去のダイブ界に関するシナリオも必要になって来るかもしれません。サイドストーリー的な単独のシナリオとして、メインとなるシナリオ群とか切り離し別枠で管理した方が良いかもしれません。

また、朝昼晩と言った時間帯のシチュエーションはどれかに統一した方が良いかもしれません。ダイブ界へ行く時間と合わせると良いかもしれません。

自分は夜寝る前にダイブを習慣化しているなら、ダイブ界は夜と言うシチュエーションに統一した方がいいかもしれません。

日中帯、遠視ダイブする際は、あくまでもダイブ界にいるイマジナリーフレンドと電話して話す感覚のものであり、シナリオとは関係ないものとします。シナリオは全身ダイブに限定したものとなります。

最初は欲張らず数本程度のシナリオを発展、連携させて行く練習をすると良いでしょう。

シナリオそのものは夢日記的な感覚で管理すると良いでしょう。Keepメモなどで気軽に書き留めて行けば、2~3週間でセカンドライフ的な精神世界が出来上がっていることでしょう。

シナリオはイマジナリーフレンドとの出会いをテーマに作り込んで行くことで、そのうちダイブ界で勝手に自動化されて行きます。

タルパの一人二役の訓練のように地道にやり続ける必要はありません。

創作的な思考で楽しみながらやって行きます。反復的な訓練はつまらないですし飽きます。飽きやすいものは変性意識状態の質も悪くなりがちです。

楽しい方が断然長続きします。



シナリオの管理方法


続けて行くうちに複雑化してシナリオの管理が大変になるかと思います。

シナリオ間の紐づけ管理はフローチャートやマインドマップのような形式でやって行くと良いでしょう。

まぁ、だいたい・・・ダイブ界の地図とも一致して来ると思います。地図ベースでそう言うことをやると良いかもしれませんね。

マッピング状況から地図の行動空白地帯も可視化され、新しいシナリオも発見、作りやすくなります。あくまでも、このウィキをメインで編集しているkumarinのやり方に過ぎません。

各自でやりやすいと感じたものを開発すると良いでしょう。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年07月04日 13:34