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文法概要

  • 動詞に関連する文法事項
主語は、人称代名詞で表せる場合、動詞に接頭辞を膠着させて標示する。主語人称接頭辞と称する。
目的語は、直接目的語と間接目的語を取る動詞では間接目的語が、直接目的語のみを取る動詞では直接目的語が、人称代名詞で表せる場合、動詞に接頭辞を膠着させて標示する。目的語人称接頭辞と称する。
主語人称接頭辞と目的語人称接頭辞が並立する場合、主・目の順番で前から置く。これらは必要に応じて膠着させ、必ずしも必要ではない。
動詞の屈折は生じない。
時制は、過去・現在・未来を有し、動詞に接尾辞として膠着させて標示する。
相は、未然・起動・進行・完了・継続・無・直近を有し、動詞に接尾辞として、時制接尾辞の後ろに膠着させて標示する。
極性は、肯定と否定が当然ながら存在するが、肯定は無標である。否定の場合には接尾辞として相接尾辞の後ろに膠着させて標示する。
態は、能動態と受動態を有し、能動態は無標である。受動態の場合には、接尾辞として極性接尾辞の後ろに膠着させて標示する。
時制・相・極性・態接尾辞は動詞の後ろに膠着する拘束形態素であるが、これらは階層の関係にある。
時制接尾辞から極性・態接尾辞(二つでセットである)までは3段階に分かれ、時制接尾辞が最下層、極性、態接尾辞が最上層である。
上層の接尾辞を膠着させるには下層の接尾辞が膠着されていなければならない。
なお、極性・態接尾辞はセットになっていて、どちらかが省略されていても構わないが、両方膠着させる場合は、極性接尾辞、態接尾辞の順となる。
相は、無しの場合には無標に出来るが、前述の通り、極性が否定、または態が受動態の場合には下層の接尾辞として膠着されなければならない。
時制は、現在の場合には無標に出来る。極性・態・相接尾辞が膠着されている場合には下層の接尾辞として膠着されなければならない。
従って、現在時制、無相、肯定、能動態の場合には接尾辞が不要となる。
法を表すには自由形態素である法助動詞を動詞の後ろに置く。法助動詞は単独で単語となる。
副詞は、法助動詞と同じように自由形態素の形で動詞の後ろに置く。法助動詞が副詞より先に置かれる。

  • 名詞に関連する文法事項
名詞は、性・数などの標識を持たない。
名詞は、定性の標識を持たない。
全ての単語に適用されているわけではないが、多くの単語で、名詞の種類毎に語尾が統一されている。これを名詞クラスと呼称する。
名詞クラスは、可想概念名詞・自然物名詞・道具名詞・非可想概念名詞・建造物名詞・飲食物名詞・装飾品名詞・人物名詞・固有名詞・代名詞の8種類存在する。
それぞれの語尾は、z、c、b、s、fまたはr、m、t、j、不定、不定である。前述したように、例外はある。例外の殆どは古い単語である。
不定というのは、語尾が定まっていないという意味。固有名詞と代名詞の語尾には規則性がない。
名詞は、格を有する。格は28種類存在する。
時間や場所などを表し動詞の意味を補助する格も存在する。
格は接尾辞により標示される。

  • 形容詞に関する文法事項
形容詞は、格の一致などを起こさない。
形容詞が修飾の目的で使われる場合、常に被修飾語に後置して修飾する。
形容詞は原型で使うことによって名詞的な用法が可能である。
形容詞は原型で同士の直後に置くことによって副詞的な用法が可能である。

  • 関係節に関する文法事項
関係節は、先行詞が関係節の主語となるか、またはならないかで、二つの関係詞を使い分ける。
前者では、関係節中では主語が省略できる。
いずれの場合にも、関係節が文の中で如何なる役割を果たすかによって、関係詞に名詞と同じように接尾辞を膠着させて格を標示する。
理由や結果、時間や条件などを表すいわゆる従属節も、この関係節と格標識を用いて表す。

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最終更新:2012年07月20日 14:05
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