賀茂静流-愛と言えない事も無い-
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かつて、陰陽師と言えば賀茂家の人間を指す程に隆盛を極めた賀茂家も、今や落ちぶれ凋落の一途を辿る。頂点を極めた故の驕りがあったのか、それとも子孫に恵まれなかったのか、理由は諸説ありながらも、その勢いはもはや風前の灯である「朱美様、才能の欠片も無いのに今日もあんなに頑張って……ああ、なんて可愛いの」
静流(シズル)は賀茂の名を冠しながらも祖先、賀茂忠行の血は流れていない。にも関わらず、陰陽道の双巨頭となる安倍家と芦屋家の当代に匹敵する実力を持つ。すぐにでも賀茂家を盛り立てられる程の力を持ちながら、静流は行動を起こす事無く、それどころか自身の力を巧みに隠している「朱美様、何故に印を逆に?ああ、やっぱり失敗してしまって……泣きそうではないですか、可愛いお方ですね」
陰陽師として高い素養を持ちながらもそれを伸ばす事も無く、また、自らが所属する賀茂家再興に情熱を傾ける事も無い。それは何もかもが労せず手に入ってしまう天才ゆえの孤独な悩みの裏返しでもあった。何もかもを完全にこなせる静流は、何をやっても身につかない不完全な賀茂朱美に強く心を惹かれている「あらあらそんなんじゃ……本当に期待を裏切らない、ある意味で完璧?」
自分はあくまで傍観者、観察する側の人間との立ち位置を崩さない静流は、賀茂朱美に直接接触する事は無い。いつの時も遠くから彼女の努力と失敗を眺めては悦に浸っているのだ。時と次第によっては彼女の持つ実力が発揮される場合があるかもしれない、その時も恐らく賀茂朱美絡みの何かが起こった時であろう「あら?成長の兆しが見られるなんて……妖魔に魂でも売り渡したのかしら」
マイページ(未進化) |
私も賀茂家の端くれです、朱美様が居る以上は私が居てもなんら不思議は無いでしょう 朱美様は相変わらず……いえ、こちらの話ですよ 豪華な面々が揃っているのですね、呉越同舟との言葉でも足りないくらいです 私の術などほんの手慰みのようなものです、安倍や芦屋の方に期待するとしましょう |
マイページ(中途進化) |
あの朱美様の懸命な姿を見てください、その後に何が待っているとも知らず…… ああ、涙をこらえるあの朱美様の姿……胸の高まりが抑えられません 意地でも隠し通す気概まではありませんが、黙っていた方が楽しめますからね 貴方様も観察されていきますか?そろそろ、大きな失敗をしでかす頃合いですが 朱美様それでは駄目です、全く持って話に……ウフフ、やはりやってしまいましたね 朱美様は今日も私を蕩けさせてくれるのです、貴方も楽しまれますか? 見てください、調子が良くて油断しきった朱美様が見せるあの泣き顔、可愛らしい…… 人材に事欠かないとは思うのですが、運勢など見ていかれますか? |
マイページ(最終進化) |
賀茂だの、安倍だの、芦屋だの、なぜ他の方はあんなにも家に囚われるのでしょうかね 驚くべき事に、朱美様に成長の兆しが垣間見られるのです 朱美様の成長を喜べない所まで行ってしまうのは、人として間違っていそうですね 見てください、調子が良くて油断しきった朱美様が見せるあの泣き顔、可愛らしい…… 人材に事欠かないとは思うのですが、運勢など見ていかれますか? 人の不幸を笑う趣味が高尚な物とは思えませんが、これが私ですので 非常に遠まわしではありますが、これも朱美様への愛でございますよ、ウフフ…… 朱美様を観察する場を確保し続けるためにも、貴方への協力は惜しみませんよ 朱美様は今日も私を蕩けさせてくれるのです、貴方も楽しまれますか? ああ、涙をこらえるあの朱美様の姿……胸の高まりが抑えられません |
バトル開始 |
楽はさせてくれないのですね、欲張りなお方 仕方ありませんね、これもお仕事ですから 人使いが荒い方ですね、これも仕方無き事ですが これも朱美様が健やかに失敗出来る場を守るためでしょう? |
進軍時 |
失礼します 私の式を受けてみますか? あら、もうお終いなのですね 威勢は結構、後は実力を伸ばしなさい |
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