やあ|ひまり|君!どうだね、我が大友家が誇る頭脳!角隈石宗はお役に立ててるかね
人格に少々難がありそうじゃが、即戦力となる素晴らしき人材ではあるな
そうだろうそうだろう!何せ彼女は私の教育係を務める程さ、能力に関しては私が保障しよう
おぬしも、もうちっとばかりあの有能さを継承出来ると良かったんじゃがな
ノンノン、私がこれ以上の物を授かっては神々ですら嫉妬してしまうだろう?それはいけない
しかしおぬしは随分と上手に猫を被っておるのう、これと言った問題も起こさぬではないか
内乱騒ぎの時はずいぶんと好き勝手やってくれたので、かなり警戒しておったんじゃがな
あの時の私は何もかもが絶好調過ぎてね、ついつい興が乗り過ぎてしまったよ、ハッハッハ!
と、言うのは冗談でね……あの時は何と言えばいいか
自分の意思と体が乖離していくような?恐怖心を常に覚えてもいたのだよ
本来私は女性の嫌がる事はしないジェントルメンであるのだよ、信じられないだろうがね
ほほう、ではあの時のおぬしは未知なる力に操られておったのだ無罪であったと言うか?
得体の知れぬ力を免罪符にするなんて私の流儀ではない、甘く見ないでくれたまえ
彼女達には心からのお詫びを行い、琴音君の家族を始め援助もさせて貰っている
無論、それで許しを得ようなどとも思っちゃいない、全ては私の自己満足だがね
ふむ、当人同士の問題にわしが首を突っ込む事では無いが、反省はしておると
おぬしの言葉を真に受けるなら、禁忌の力はその名の通り忌むべき存在になりそうじゃな
おいそれと手を出しては行けないタブーか、君達の世界にはまだまだ危険が眠っていそうだ
おっと失礼!紳士の社交場へと出向く時間のようだ、お元気で!アデュー!
まだ胸がどうだの下着がどうだの語りあうだけであろうに……
|