質素な贅沢

質素な贅沢

徳川家康
やあ、天下統一の段取りはどうだい？順調かね
(プレイヤー)
何かと大変な時期にその余裕、僕も見習うべきなんでしょうか……
徳川家康
そうだな、優れていると思う事があれば何でも吸収しておくのが良かろうさ
徳川家康
でだ、忠勝の件できっちりと詫びが出来てない事を思い出してね、現れてみたよ
(プレイヤー)
お詫びだなんてとんでもないですよ、今はその忠勝さんにも助けられ通しなので
徳川家康
過ぎた事は水に流してくれると、それが出来ない奴らが多いってのに大した器だ
(プレイヤー)
大げさ過ぎますよ、家康さん達の協力はどうしても必要ですから
徳川家康
単なるお人好しじゃあなく計算尽くってんなら尚更だ、それでこそ妖魔界の王って奴だね
(プレイヤー)
家康さん程の方にそこまで褒められると、逆に座りが悪いですよ
徳川家康
やれやれ、俺もずいぶんと煙たがられてるもんだねぇ
(プレイヤー)
そっ、そんな事無いですよ！ただ、その……褒められ慣れていない面もありましてね
徳川家康
なるほどね、じゃああれか、要するに照れくさかったと？
(プレイヤー)
その方向で考えて頂ければ幸いです
徳川家康
しかしまあ……こんな益体も無い事をのんびり話せるなんて、贅沢だと思わんかい？
(プレイヤー)
僕はともかく家康さんは特にそうですよね、僕以上にお忙しい様子ですし
徳川家康
自分がどれだけ忙しいかを語る奴なんざ大抵は暇な奴だが、確かに忙しい身分だな
徳川家康
それでもまあ、お互い緩める所は緩めつつだな、そんな感じでよろしく頼むわ
(プレイヤー)
あれ？もう行かれるんですか？
徳川家康
まあね、また気が向けば話相手にでもなってくれよ
(プレイヤー)
是非お待ちしてますよ、今度は徳川家の方達の事も聞かせてくださいね

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