暗雲立ち込める牧師の真似事

暗雲立ち込める牧師の真似事

妖狐 鬼鉄
おい神父!助けろ、俺を助けてくれ!
天草四郎
騒々しいな、どうした、また手元でも狂ったか寝ぼけでもしていたか?
妖狐 鬼鉄
今日はそっちの相談じゃねえよ、もう訳分かんねえんだよ!助けてくれよ!
天草四郎
まずは落ち付け、俺を頼ってくれる者を無下に扱う事は無い、俺はお前の味方だ
妖狐 鬼鉄
そっか、そうだよな!やっぱ、神父さんの言葉は安心するぜ、良い声してるしな
天草四郎
それは何よりだ、所詮は紛い物ではあるが……まあいい、話を聞かせてくれ
妖狐 鬼鉄
俺達の大将が居るだろ、(プレイヤー)だよ
天草四郎
ああ、%{name}がどうかしたのか?
妖狐 鬼鉄
いつから分かんねえけど、(プレイヤー)の事を考えるとよ、妙に頭がふわふわすんだよ
妖狐 鬼鉄
んでよ、なんかヤベエんだよ!顔も熱くなるしよ、とにかくヤベエんだよ!
天草四郎
なるほどな、話が見えて来たぞ
妖狐 鬼鉄
そんでよ、ひまりって物知りだから先に相談したんだよ、あの俺の気持ちを
天草四郎
ひまり殿にだと?うーむ……それでどうした
妖狐 鬼鉄
そしたらよ、%{name}を無理やり押し倒して奪えって言われたんだよ
天草四郎
なっ……
妖狐 鬼鉄
押し倒して、無理やり奪ったらスッキリするから是非そうしろってな
妖狐 鬼鉄
そしたら……
天草四郎
いや待て、少しだけ待ってくれ
天草四郎
(こ、これはどうなのだ?聞いてしまってもいいのか?まさか鬼鉄がこんな話を)
天草四郎
(いや、味方をすると言った手前ここで帰らせるのは……いや!しかし……)


最終更新:2021年05月27日 11:43