LaSt wAr【光明】編 第二章 第1話 過去ログ

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ギース「おう、やってやるぜぇ!(シングの後について行き)……すまねえな姉ちゃん、良い奴になるのはやっぱ無理みたいだぜ……。 」
シング「おぉ、それはてめえの親父が使ってたボウガン……腕を認められたってことか……よし、親父も待たせちまってるし……とっとと行くぜ!(街の方へと走っていく 」
ギース「………よぉっっしゃぁ~~~~!!!!やるぞ!やってやるぞ!姉貴には悪いが、もう抑えられねえ……暴れたくて暴れたくて仕方ねえ……!(ボウガンに矢を装填し 」
シング「……ヒヒ…その意気だギース……良いだろう、ついて来い!姉貴もいないし、思う存分暴れまくろうぜ! 」
ギース「すげえ…すげえよ……俺も超~~アガッてきたぜ……シング兄ちゃん、俺も手伝わせてくれ!久々に暴れたいんだよ、兄ちゃんと一緒に……良いよな? 」
シング「ハッハッハ…当たり前よぉ、それに今回は親父や母ちゃんもいる……もう世界はもらったも同然さ、今度こそ叶うのさ、俺達の長年の夢が…。 」
ギース「いえ、俺は弟子として当たり前のことを……結局駄目だったけどさ……で、でもシング兄ちゃんなら出来るよな、シング兄ちゃんは強いんだ、無敵なんだ、誰も敵う奴なんて…。 」
シング「ほーう、お前はちゃんとやってるわけだ……その調子で頑張れや、お前の素質なら一流のハンターになれる……後、俺の代わりにいろいろやってくれようとしたのも感謝する。 」
ギース「俺っすか?勿論ハンター一筋で頑張ってます!天上山の怪物とかもほぼ楽勝で仕留められるようになりました! 」
シング「そう……あいつ、またウジウジやってやがんのか、仕方ねえ奴だなぁ……で、お前は? 」
ギース「(涙と鼻水を高速で拭い)そ……そりゃあもう……元気っす…相変わらずあの性格ですけど……。 」
シング「な…泣くんじゃねえよ鬱陶しい…(銃をおろし)………まさかあのチビ助がなぁ……見ないうちにでっかくなりやがって…どうよ、姉貴は元気にしてんの? 」
ギース「マ…マジかよ…………(その場に崩れ落ち)……帰ってきたんだ………シング兄ちゃんが……帰って…来てくれたんだ………う……ぐぅ………。(見る見るうちに顔が涙と鼻水でくしゃくしゃになり 」
シング「本当も本当、俺がシングだ……思わぬチャンスが到来してな……また地獄から舞い戻ってやったぜ。 」
ギース「わーーー!!待って待って………じ、じゃあ本当に………。 」
シング「偽物ぉ?……てめえその頭吹き飛ばしたろか!!!(再びデザートイーグルを突き付け 」
ギース「ほ、本当に……シング兄ちゃんなのか?に、偽物じゃないよな……?(シングをまじまじと見ながら 」
シング「ギース……えっ、お前、あのギースか?(銃をおろし、掴んでいた手も離す)……む、昔より大きくなってるから一瞬分からなかったが………そのいかにも悪そうな顔は確かに……つーかよく見りゃ闇族の肌の色してるし…。 」

緑服の少年→ギース「……!  マジ…かよ……お、俺だよ……シング兄ちゃん、ギースだよ……覚えてるか? 」
シング「は?……てめえ、何で俺の名前を……。 」
緑服の少年「(デザートイーグルを突き付けられ)うわ、ま、待って………も、もしかして……シング兄ちゃんか? 」
シング「あ?てめえいい度胸してんなおい……(少年の胸ぐらをつかみ)ちょうど良いわ、ストレス発散に一発撃たせろ。(デザートイーグルを突き付け 」
緑服の少年「……はぁ?てめえこそ気をつけろやクソアm………   !(シングを見て)……あ、あんた……もしかして……。 」
シング「ん?…ぐわっ!!(少年とぶつかり)痛ってぇ……気をつけろクソガキ!急いでんだよこっちは!! 」
緑服の少年「(シングの前方から走ってくる)……うわっ!!(そのままぶつかる 」
シング「(ロング達のいる街へ向かいながら、通信機でロングと通話している様子)……だからぁ!タダ者じゃ無ぇんだってあいつ……もしかしたら、あいつも英雄か何かの1人かもしれねえ…・弱っちぃお姫様だと思って油断してた…次会ったら絶対ぶっ殺すから、安心して暴れまわってくれ、そんじゃ!(通信機を切り)………自分は最強の武器があるからって、あのクソ親父……だったらてめえが相手して来いってんだよ!(街のある方角へと走りながら 」



黒「 ……(あの服についていた埃…不自然すぎるな…)」
カズネ「一体 誰が 戦ったんだろう うん 私も 友達 増えて 嬉しい ありがとう… さようなら ピーチ…。 私には… 早すぎる かな(青く輝いたブレスレットを身に着ける) 」
ピーチ「 こちらこそ、よろしく。(深いお辞儀)遠くへ足を運んで正解だったのでしょうか…久しぶりに、この世界において友好を結ぶ事が出来ました。貴方とは是非ともまたお会いしたい。カズネさん、これは記念の印として受け取ってください。(カズネのはめられる小さな、青く輝いたブレスレットを手渡す)では、城の者たちが心配しているでしょうから…今日はこの辺で。さようなら。(最後に微笑んでその場から消え去っていく) 」
クッパ「 そして我輩がピーチちゃんの未来の婿であるクッパ大魔(ryガボガボ(溶岩に墜落) 」
黒「 ……(まるでカズネの護衛かのように傍で立っている状況)…近い時間に戦闘があった形跡があるな… 」
カズネ「ピーチ… 私は カズネ… よろしく(再びお辞儀) 」
ピーチ「 いえいえ…そんな大それた者ではございません。ただの姫なのですよ。…名はピーチと申します。人形のように可愛らしい貴方は…? 」
カズネ「本当に お姫様 なの… 可憐で… 綺麗で まるで 絵本の お姫様 みたいに 思ったとおりの お姫様 名前…なんていうの 」
ピーチ「ええ、貴方の思っている通りの人物でございます。 」
カズネ「こんばんは…(お辞儀) 綺麗な 格好 まるで お姫様 みたい… 」
ピーチ「 うっかりしていましたわ……?見慣れない子が一人、いえ――――寧ろ私の方が見慣れない者なのでしょうか。初めまして、こんばんは。(カズネに微笑みながらお辞儀する) 」
カズネ「うん もう 夜… 真っ暗 」
ピーチ「 …あら?いつの間にか日はもう暮れていたようですね。(うっかりとした表情で) 」
カズネ「…♪(道端の花に水をあげている) 」
ピーチ「 ふぅ……動いた分のお腹が空きました。(何処からともなく紅茶とクッキーを取り出しティータイム) 」

アシュナード「くく、くくくくくく…。良い、実に良い。生きとし生けるものどもの集いし時を、心待ちにしておる。クックック(去っていく) 」
ピーチ「 …!(傘を開いたまま煙から退ける)まあ…はっきりしてらして…。またお会いしたいものですわ…。 」
シング「…………それは無理な相談だ、そればっかりは俺たちの生きがいなんでね!!!!(グレネードランチャーに持ち替え)特製煙幕弾を食らいやがれ!!!!(真っ黒な煙幕が放出される」
ピーチ「これ以上悪さをしないと誓ってくれるのであれば、見逃して差し上げますよ?(微笑み) 」
シング「……マジかよ…!(ピーチの技を見て)……くそ、あいつもかよ……ふざけやがって……(アシュナードを見て)とりあえず、チングと母ちゃんは逃がせた……後はここからどう抜け出すか………! 」
ピーチ「 能力によるものですか…でしたら、私も多少発揮させていただきますね。(フライパンを軽く振ると大量のハートが出現し、銃弾を包み込んで消滅する)能力の中和と言うものでしょうか…?くすっ…♪実は私も、あまり自分の技をよく分かっていなくて。(苦笑) 」
アシュナード「どれ、我自ら虫どもの相手をしてやろうではないか。(一家の前に立ち塞がる) 」
リング「あっ……ま、まだシングちゃんが……あぁっ!(引っ張られる形で飛び降りる 」
チング「………い、今のうちに……(リングの手を引っ張り)行くぜ母ちゃん!(高台から飛び降りる 」
シング「何……がぁっ!?(脳天に直撃を食らい)………ぐ……の…やろっ………(マグナムリボルバーに持ち替え)魔銃錬成!!(マグナムリボルバーが黒く、禍々しいデザインの銃に変わる)こいつの弾も打ち返せるなら打ち返してみろやぁ!!!(ピーチに向けて連射 」
ピーチ「 逆上しているほど仕留めやすい獲物はありません。フワ―――――(スマブラでも使用する空中浮遊で回避し、シングの頭上に移動する)……はい!(シングの脳天に目がけ重い鈍器を振り下ろす) 」
アシュナード「クックック…良い、面白き余興だ。(顔の辺りが陰っている演出で現れる) 」
シング「フ…フライパン…!?……この野郎…・…舐めてんじゃねえよ…クソアマがぁ!!!!(二丁のサブマシンガンを撃ちまくり 」
ピーチ「 ふふっ…♪――――――ス…(何処からともなく黒い武器を取り出す)ガキィン、ガンッ、ガキキンッ、ガンッ、ガキィンッ!!!……つまりはこう言う事でございます。(手に握っているフライパンを見せつける。先程の銃弾は、全てこれによって弾き返された) 」
リング「!…シングちゃんから銃を奪うなんて…何者なのこの人……!? 」
ピーチ「 何が起こったのか…状況があまり理解していないようですね。分かりました。では、お次はゆっくりとその疑問にお答えいたしますね。(掌で「どうぞ」と合図) 」
シング「!?(銃を飛ばされ)……こいつ……何しやがった……(サブマシンガンを取り出し)クソが!!(ピーチに向けて乱射 」

ピーチ「 ヒュン―――――ガキィーーンッ…!(シングが引き金を引いた途端、彼の所持している銃が空へ弾き飛ばされる)…温い鉛では、私を打ち抜けませんよ。マリオなら…いつも私の心を打ち抜いてくれますけどね。(微笑み) 」
シング「……分かってんだよそんなことは……銃ってもんは撃ってなんぼだからなぁ……!(引き金を引く 」
ピーチ「 銃を構えたからには命懸けてくださいね。それは脅しの為の道具ではないので。 」
シング「……ほうほう、要は邪魔しに来たと……なら話が早い、調度あんたみたいな国のトップ野郎を潰すのも視野に入れてんだ……覚悟出来てんだろうなお姫さんよぉ。(銃を突き付け 」
ピーチ「 御用という訳でもございませんが…たまたま通りかかったものですので。ですが、先程貴方がたの会話が耳に入った以上――――この後(のち)、貴方がたが無益な殺戮を為さるのであれば、それを止めさせていただきます。(微笑む) 」
シング「ちょ、母ちゃん!……ったく…で、そのキノコのお姫様とやらが何の御用で? 」
リング「こ、これはどうも…。(お辞儀をし 」
(×××→ピーチ)「それもそうでしたわね。 貴方がたに名乗る程の者ではありませんけど…一応自己紹介くらいはしておきますね。キノコ王国譲王、ピーチでございます。どうぞ、お見知りおきを。(スカートを両手でくいと上げて挨拶) 」
シング「おっしゃぁ!……って、うぉい!?(飛び降りる直前で止まり)いきなり出てくんなよ、てか誰だお前!(XXXに 」
ロング「よぉし………行くぞお前らぁ!俺様の足引っ張んじゃねえぞぉ!!!(高台から飛び降りる 」
×××「――――物騒な世の中に育ったのは、真の事実だったみたいね。(優雅な足取りで四人の場に現れる) 」
シング「………だよな、じゃあ思いっきり暴れちゃいますか……もう誰も俺達は止められねえ、止めさせもしねえ……。(拳銃をクルクル回し、戦闘態勢に入る) 」
ロング「フフフフ、当たり前よ……英雄や神族が怖くて世界に君臨できるかってんだよ、邪魔する奴は1人残らず潰して、潰して、潰しまくるだけだ……!(コートから二丁のサブマシンガンを取り出し 」
リング「大丈夫よね、あなた……今のあなたには、誰も敵いはしないもの……。 」
シング「とりあえず、今一番警戒すべきは英雄と神族……こいつらを潰すのが最優先かな、リスクは高いけど……。(ロングに)」
ロング「………なるほどねぇ、この手で始末できなかったのが惜しいが、とりあえず手間が省けたって事で良しとしよう………他に潰したい奴はいくらでもいるしな。 」
シング「ドムッ(チングに腹パン)…とにかく、念のため色んなとこから情報かき集めたけど、カオスマスターの訃報はあっても、生存してるという情報は一度も無い……死亡確定でOKじゃね? 」
チング「多分って、結局根拠ないやん……。(ボソッ 」
シング「さあ、とりあえず地獄で鬼がそう話してるのを聞いた、多分嘘じゃないかも。 」
ロング「………えっ、マジ?あいつ死んでんの? 」
シング「あ、多分カオスマスターはもういいんじゃないかな、とっくに消えてるっぽいし……確か地球の野郎にぶっ殺されたって聞いたぜ。 」
ロング「さて……世界に君臨するためには、とにかく邪魔や奴らを蹴落とさないとな……英雄や神族は勿論、政府のクソ共も潰しておかないとな……そして仕上げはカオスマスター、こいつを潰せばケイオスの主導権は俺様のものだ……! 」
チング「……どうしよう……このままだと…坊っちゃんともいずれ………し、仕方ないんだよな、家族全員の夢なんだもんな……邪魔する奴は誰であろうと……。(震えながらナイフを握り 」
シング「(二丁拳銃に弾を込め)母ちゃん、難しい事は考えなくていい、ただ撃ちたい奴に向けて引き金を引けばいいだけの事さ…一度やればどうって事ない。 」
リング「(デリンジャーを握りしめ)……あぁ、緊張するわ………人殺しなんて初めてだもの……。 」
ロング「(高台から街を見下ろし)……おうおう、生きの良い的が沢山動いてやがるぜ……。 」

~とある高台~



カズネ「うん たくさん 食べてきて… (あの 紋章 何だった…のかな) (手を振り、見送る) 」
オイスター「…また、お腹空いた…。夜ご飯食べてくる。ばいばい、カズネ。(スキップで去っていく。やはり、裏側に見えるあの紋章が不気味に輝いていた) 」
カズネ「うん そうなの 」
オイスター「…?そう、ならいい。(けろっとした表情) 」
カズネ「あ ううん 何でも ない 少し 考え事 してただけ… 」
オイスター「……?カズネ、どうしたの? 」
カズネ「(太陽…みたいな 模様 何…だろう) 」

カズネが見たフォークの裏側の紋章、それは―――――『太陽』を模したモノだった。

オイスター「おいらも美味しい物食べられる。楽しみ♪…キラ…(ふと、銀色に輝くフォークの裏側に、メタリックレッドのカラーで描かれた何かの模様が見えた) 」
カズネ「うん 楽しみに してる… オイスター」
オイスター「じゃあ友達。今度、もっと美味しい物、持ってくる。 」
カズネ「うん 貴方が 良いなら 喜んで…」
オイスター「カズネ…カズネ覚えた。チミいいヤツ、友達って呼んでいい? 」
カズネ「オイスター… 美味しい物 好きなのね 私は カズネ 」
一頭身の生き物→オイスター「オイラはオイスター。美味しいモノ、大好き♪美味しく食べるヤツも、好き♪チミの名前も、教えて教えて! 」
カズネ「うん 私も 美味しい物を くれる 貴方 好き…かな 貴方の名前 良かったら 教えて…くれる 」
一頭身の生き物「…よかった♪(満面の笑みを浮かべる)美味しいって言ってくれる、チミ(二人称)…いいヤツ。オイラ、好き♪ 」
カズネ「もぐ もぐ… うん とっても 美味しい…(覗き込んだ顔に答えるように微笑む) 」
一頭身の生き物「……美味しい?(彼女の顔を覗き込むように問い) 」
カズネ「あ くれるの… ありがとう… (お辞儀をして、焼き魚を受け取る) 」
一頭身の生き物「♪~♪~……?…。…。…。…。(カズネに気づき、食べている魚、彼女、魚、彼女…と交互に見合わせ、食べかけの焼き魚が刺さったフォークを彼女に差し出す) 」
カズネ「魚… おいしそう 」
一頭身の生き物「♪~(木の下で、大きなフォークの先端に突き刺さった焼き魚を食べている) 」



カズネ「居なく なった… 雪も 溶けて… とても 不思議… 」

黒コートの男が去ってから暫くし、雪は振り止み…辺りに積もった雪は何事も無かったかのように完全に溶けきっていた…。

カズネ「…!い 今のは… 混沌神の… 何だったんだろう… それに あの…紋章…」

ふと、カズネの脳裏に以前出逢ったドンモルガンの言葉がフラッシュバックされる 「一度滅びたはずの組織の部隊―――――『混沌神下七神衆』。私をこんな目に遭わせた奴が所持していた刀の柄に付いていたアクセサリーを見たら…そのマークが刻まれていたのだ。 」

カズネ「さっきの人たちを 追っているの… 綺麗…(輝いたアクセサリーを見て) 」
×××「……。(カズネたちを横切ってそのまま彼等の後を追おうとする)―――――ジャラ…(刀の柄に付いたアクセサリーが揺れて反射し、輝いた) 」
カズネ「好きで 降らしていない…? (どういう事…かな) 」
クロブ「相変わらず、ざわつきが絶えない世界だな…… 」
×××「……そうだと思うなら好きにしろ。“好きで降らしている訳ではない”。(外見は黒コートにシルクハットの高身長の男で、なにやら大きい刀を背負っている) 」
カズネ「貴方が… 降らせたの…?(木から降りる) 」
政府のしたっぱたち「……!すぐその場所まで来ているぞぉ!!全速前進だ!!生きてこのことを報告せねば!!(三人ともぎこちない動きで何処かへ消えていく) 」
×××「(政府の下っ端たちが辿ってきた路に、降り積もっていく雪と共に現れる)………。(ただただ、逃げていく政府の下っ端たちをそこから見据えている) 」
カズネ「もうすぐ夏… なのに…なんで… 」

星一つない夜空に白く小さな光がちらほらと現れる。よく目を凝らして見ると、それは季節外れの雪だった。

カズネ「…!? か 体の一部…無い…?(下っ端を見て)」
男性の声→政府のしたっぱたち「逃げろぉ…っ!我々では勝ち目がない…!(体が上半身しかなく、手をぎこちなく使って何かから逃げ惑う)い、急いで本部へ連絡を…っ!ぐあ…!(こちらは左片足がなく、けんけん跳びで移動するがこける)おい…っ、早く立て!今度はマジで殺されるぞ…!!(こちらはなんと体が縦真っ二つに割れ右側しかなく、気色の悪い歩き方で移動している) 」
カズネ「…? 何か 騒がしい… 何だろう…?(声がした方向を向く) 」
男性の声「ひぃーっ!助けてくれぇ…っ!!(少し離れた処から慌ただしく) 」
カズネ「何時もと 違う景色…(木の枝の上で、遠くを眺めている) 」


漆黒の騎士「(王城(?))そろそろ…ですか。 」
アシュナード「(王城(?))クックック…そろそろか。 」
大妖精「 嫌な気を感じます…。まるで、世界の…気のせいだと良いです 」

????「……さて、どう動く…?(机一面を覆うようにしかれた書類の一枚「過去の七神衆データ」に目をやりながら小さく呟いた) 」
オーディン「…はっ!!(部屋を出て走っていく) 」
????「我が政府が誇る最大の切り札と呼べる存在だ。この機に、大将共も動かさなければ…。…お前は行け、もはや一刻の猶予もない。未来軍だけでも抑えれば勝機は見えてくる。 」
オーディン「……!!あの方たちを…ですか…っ!?(汗) 」
????「中将たちに収集をかけて彼らに向かわせる。だが、もし仮に…いや、可能性は高いのが…もし窮地に陥りそうなのであれば―――――――“大将”を出す。 」
?????→オーディン「はっ…で、ですが元帥殿!奴ら…七神衆の方はどうするおつもりで…!? 」
????「所詮敵は能力者…だがその能力は希少であり、故に未知数だ。過去何度も大事件を起こしてきた輩共とはかけ離れた力を有している。…オーディン、未来軍の件に関してはお前に任せる。 」
?????「はっ…。 …七神衆…まさか、本当に復活を遂げていたとは…私目も驚きましたが…。ぁ、現時点では奴らの思考は見られておりません。新世界と混沌世界に頻繁に起きる『人体切断事件』、『ブレインジャック』、自然界における『森林戦争』、それから…昨日起きた『雨の通り魔事件』…今起きているこの事件が、奴ら七神衆に関係のあると見られるものですが、まだ明らかとなってはいません…。 」
????「それでいい、いざ動きが拡大化していけば我らでも手に負えない。今は徹底的に抑え込んでおけ。それよりも今は“七神衆”だ。奴らがいつ、何処から攻めてくるか…この上なく予想が付き難い。 」
?????「ええ、奴らも本格的に動く模様でございます。未だどの各地にも攻撃は仕掛けられてはいませんので、無論念入りに、只今我が一群が奴らの本拠地を包囲しております。 」
????「ふむ…いよいよ動いたか。各地で見られる奴らの行動どれも予測のつかぬものばかりだったが…。 」
?????「(走った後の様子であり息を切らしている)はぁ…はぁ……っ ……コホン、元帥殿、たった今…“未来軍”に不穏な動きが見られたと、監視していた役員たちから連絡が入りました。 」
????「で、どうしたのだ。慌てずゆっくりと簡潔に述べろ。(本部最上階の部屋にて) 」

政府軍本部「???」(正式名称不明)~




カズネ「うん ドンモルガン… 何だか… とても 不思議な人だった それに… 何か また 大きなことが 動きそうな気もする 」
リヴェンヂ「……さて、次から次へと新たなる問題が出てくるな 」
首だけの男→ドンモルガン「自己紹介が遅れたな、私は政府軍軍曹、ドンモルガンだ。今回の人体バラバラ事件の真相を追っている役員だ。今日の事は、くどいようだが…何度も礼を言おう。いや、この体では言い足りない位だが…!またお前たちと会う日が来るかもしれない。では、くれぐれも道中は気をつけてくれたまえ…。(顔を転がしながら茂みの中へと去っていく) 」
リヴェンヂ「とはいえ、簡単にはいかないとだろう?今の俺じゃロクに戦えんしな 」
カズネ「幹部の 集団… 一体 何を企んで… 大きな 酷い事が 起こる前に なんとかしないと・・・ 」
リヴェンヂ「なるほど……まるで、ア○ブレラだな? 」
漆黒の騎士「フ……混沌神下七神衆か。 」
首だけの男「そうだ、奴等は既に壊滅しているし…あれ以降復活したという事実を聞いたことがない。だが現に今、その幹部の集団のみが復活したのだ。2年の間に…。 」
リヴェンヂ「頭に入れておく…… 」
首だけの男「政府の人間として…お前たちにも注意しておく。いや、警告だ。七神衆を名乗る輩には気をつけろ。正直、私のように生き地獄を味わせる訳にはいかない。今日の事は深く礼を言いたいが、この様ではな…。ひょぃ(カズネから飛び降りる) 」
リヴェンヂ「2,3年前にカオスメイドが率いたと言われてるらしい?しかし、それだけ情報だと誰なのかわからんな 」
リヴェンヂ「おまけに首だけっていうのに生きてるっていうのも気になる所だ…… 」
首だけの男「犯人は、一度滅びたはずの組織の部隊―――――『混沌神下七神衆』。私をこんな目に遭わせた奴が所持していた刀の柄に付いていたアクセサリーを見たら…そのマークが刻まれていたのだ。 」
カズネ「そう なの… 政府 バラバラ …一体 何が…関係するんだろう 」
首だけの男「私が聞きたい位だ!奇怪過ぎて、自分の体と言えど気味が悪くてこの上ない!だが……本当に、本部でも街でも、その詳細は明らかとなっていないのだ。故に、過去最大の謎に包まれた大事件なのである…。そう、だが、私は、犯人が誰なのか…それを見破る事が出来たのだ。 」
リヴェンヂ「なるほど……で、その七神衆の誰にやられたんだ? 」
カズネ「政府の…? でも ばらばらにされても 生きている… それは 何で…なの… 不思議で 少し不気味 」
漆黒の騎士「…フ……(首男の話を聞いて) 」
首だけの男「むむむ……信じる信じないもお前たちの勝手だが、私は政府の兵だ。最近、頻繁に勃発する人体のバラバラ事件について街で調査をしていたのだが……道中で何者かに襲われ、気がついたら私も――――それに巻き込まれてしまったのだ。 」
リヴェンヂ「七神衆?また、あのカオスメイドの残党共のことか? 」
カズネ「い 一体 どうしたの…?何で そうにもなって 生きているの… それに 今の 追っ手は…(湖の外に) 」
リヴェンヂ「首だけとは昨日に続いて嫌な空気が漂うもんだ…!」
漆黒の騎士「……首のみが生かされたのか。いや、それは有り得ぬか。 」
首だけの男「しかし、本当に助かった…ありがとう、お譲ちゃん。…グヌヌ…おのれ、あの『七神衆』め……っ 全部、何もかも、あいつのせいだ…っ!(独り言) 」
首だけの男「むむぅ…忝い…!(抱えられて) 」
カズネ「いや 傷じゃない これは 切り口…? でも 何で…血が・・・ 」
カズネ「首だけ…!? それに 生きて・・・ とにかく ひどい傷… すぐに手当てを… …!!(動揺しつつも首だけの男を抱え、湖に潜り焼夷弾をやり過ごす) 」
男の声→首だけの男「ウップ…!……む、プハァ…助かったぁ…!(カズネが近づいてよく見ると、その正体はなんと首から下がない生首の男だった。意識は見ての通りあるものの、切られたと思われる箇所からは驚いた事に血が噴出していない) 」
漆黒の騎士「………(鎧兜を身に纏っているので水場には一切入れないため、見ているだけ) 」
三毛猫「(猫なのに泳いで男性の所へ行って登った) 」
リヴェンヂ「!?おい!カズネ!? 」
三毛猫「(男の声がした方向へ走っていった) 」
カズネ「あ… 誰かが 溺れ…!むぐぅッ…(湖に飛び込み、遅くぎこちない泳ぎ方ながら助けようとする) 」
男の声「ウップ…!うぇ…っ、だ、誰かぁ…っ!!誰か、近くに誰かいないかぁ!?助けてくれぇ…ッ!!(昨日カズネ達のいた湖の中央で男の助けを呼ぶ声が聞こえる) 」

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最終更新:2012年12月31日 20:38