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ロバート「殺しには感情の選択が必要だ。憎悪、嫌悪、悲観、憤怒、攻撃、破壊、快楽、歓喜、愛……そして無……一切の感情は全て殺戮に向けろ、人を殺す快楽は
やがて自身の糧になる。なんの罪悪もなく何もかもを自身でねじ伏せろ…最高の悲鳴(コーラス)をあげろ…(4人が各々、消えていったのを確認)…マイテイ人としての冷酷な面を発揮しろ…殺人鬼共…(クククと笑い、崖に足をのっける)」
リュウギン「――――ザシュンッ(彼がいた個所には無数の細かい切り傷が出来上がっていて、既に何処かへ消え失せた)」
06「37564(皆殺し)…(瞬きすると瞬時に目が赤い輝きを帯び、崖から飛び降りて空を滑空しながら飛び去る)」
ザックス「ああッ!?テメェこら何訳の分かんねぇこと言って―――(目が赤く変色する)―――ゥ…ゥォォォォオオオオオォォォオオォォオオオオッッッ!!!!何だか知らねえが体が疼くぅッ!!殺してェ…誰でもいいから殺したくなってきたぜェ……ギィヒ、ギィヒャハハハハハハァッ!!!(棺桶をぶん投げて即座にそれに飛び乗って飛び去っていく)」
エドメア「(ロバートと目が合うと次第に眼が赤い輝きを帯びて変色していく)なんだかよく分からないけド、いい暇つぶしにはなりそうだナ♪ニィヒヒヒ…♪(引き攣った笑みを浮かべ、夜の闇に溶け込む)」
ロバート「ククク…そうか……(まずザックスに目が行く、ゆっくりと目を合わせる際に、赤い目から光の残像が軌跡を描く)……芯が強いな…哀れなマイテイ人だ…だからこそそれらしい…(そして残りの三人を順々に見る)……何でもいい、各々が思うその感情を持ち、マイテイ人としての名を知らしめるために思う存分、誰彼構わず”殺せ” 」
リュウギン「………愚問だ、それの由縁で俺がいるのだ。」
06「22…(普通…)」
ザックス「あ?“誇り”、そして“最強”ッ!!
マイテイ人は至高の種族だ、頂点にたつに相応しい種族だぁッ! 」
エドメア「ミーは自由人だかラ、自分が何人で何なのカ、考えた事ナッシーング♪(くるくる回りながら) 」
ロバート「………よく出来ている…出来ているが、抗わないというのは中々、面白みもないものだ…(暗示の効果を直視)……君達は”マイテイ人”であることにどう思う…(急に4人に問いだす) 」
リュウギン「………。(先程から変わらぬ表情でロバートたちを見つめている) 」
06「71210310(nice to meet you〈初めまして〉)(礼儀よくお辞儀する) 」
ザックス「ああん!?誰だお前?気休めに話しかけるんじゃ――――ッ!!?な、なんだ……身体が、動かねえ…!?(恐らく暗示によるもの) 」
エドメア「ン?(ロバートの方へ振り返る)…マイテイ人、カ。それも、かなり気が満ち溢れていル…。(気で感じ取った模様) 」
ロバート「所詮、特化型か…(
レグィが去ったのをみて)善き時間を…Mr…(クククと笑ったまま二人が失せた後に) ……おはよう、諸君…(目覚めたマイテイ人全員に変わらぬ態度で) 」
リュウギン「………。(鋭い眼がギンと見開く)」
06「(幼い子供が目を覚ますように瞼を開く)……55、8…?(ここ、は?)」
ザックス「………あ”?ドッカアアァァーーンッ!!(目覚めた途端に棺桶を突き破って吹き飛ばす)フゥー……あー、よー寝た。んだ、ここはぁ…あの世じゃねえらしいが。 」
エドメア「……ン… ンン…?(目覚める)」
レグィ「……っ(鋭い視線に胸を突き刺され、力が抜ける)……!(そのままビルの中にと続く扉まで走る) 」
赤コートの人物「(木の実を念力で浮かせ、四人の遺体に埋め込ませる)私の魔法により、貴方の命令に忠実に従うよう暗示をかけていますので。反論を示すことすらないので御安心を。……ええ、分かっております。我が駒を使って貴方がたに作戦の記された用紙を、後日お渡しいたします。では、本日はこれにて…ククク…ギュォォォー……(空間が歪み
ダークネスと共に消え失せる) 」
ロバート「……具体的な作戦内容は公表しないのかMr……世界を蹂躙するにしても、何も言われてなければ殺ししか出来ん… …(レグィに対して黙して語らず、鋭い視線を突き刺す) 」
レグィ「けれど!けれど、アンタだけでも十分だろう!アンタだけでも天を掴めるだろう!アンタだけでも!何もかもその片手で押さえ込めるだろ!! 」
ロバート「レグィ、天を掴むんだろう?(ニタァっと笑ってレグィを見下す) 」
ダークネス「はっ。(赤コートの人物の目の前に移動し、歪な模様の描かれた大きな木の実を四つとも置く) 」
赤コートの人物「では、契約成立と言う事で――――ダークネス。(背後へは振り返らず) 」
レグィ「ロバートさん!アンタは誰の手も借りずにでもやってけるでしょう!なのになんでこんないきなり会った奴らと手を組もうなんて口にするんですか!(ロバートの前に飛び出て両手を広げながら説得を試みる) 」
ロバート「世界……ククク…ハハハハ!随分と規模の大きく、大反れた対価だ……まぁ、いいだろう… 」
ダークネス「(おやおや…。)(走って来たレグィを見て、奥で怪しくほくそ笑む)」
ロバート「…(レグィの言葉を耳にしても彼の方には目もくれず)」
赤コートの人物「そうですね……ならば、“世界”。私の望みは混沌を齎すこと…その為に支配や破壊などに興味はない。"事"が終わった暁には、総てをくれてやりますよ。 」
レグィ「ロバートさん!何言ってるんですか!(崖に沿ってロバートに走りよってくる) 」
ロバート「ククク…何を勘違いしている…俺が”その程度”の対価で動くと思うか……(不気味に歯を見せながら赤コートの人物を見つめる)…だが、更に後払いの物があれば手を組んでやろう……(笑みを緩め) 」
赤コートの人物「喜んでくれたのであれば光栄でございます。そこで、先程の話に戻ります。――――我が願い、混沌世界に真なる混沌を齎す為に、私と手を組んではくれませんか?その対価として、こちらの四人…貴方の忠実な下部へと変え、提供したいと思います。無論、拒否でも構いません。 」
ロバート「これは素晴らしい…素晴らしいプレゼントだ、Mr(ミスター)… 」
赤コートの人物「(棺桶の横へ移動する)近々大きな革命を起こすそうですね。"貴方にとっては"あまり必要ないと思いますが、その戦力を提供したいと。ここにある、古参の中でもかなり飛び抜けた力を有するマイテイ人四人―――――――『エドメア』、『ザックス』、『06』、『リュウギン』。どれも、遥か昔…そう遠くはない時代、まだマイテイが出来上がって間もない頃…当時残虐を尽くしに尽くしてきた驚異の化け物たちです。 」
ロバート「……(目が微かだが大きくなる)…ククク…ほぅ、これはこれは、紳士たる態度の裏はこんなにもどす黒いものか…(棺桶の中を見ながら口元に笑みが戻る) 」
――――メキメキメキメキィ…ッ!!ボゴォンッ、ボゴォンッ、ボゴォンッ、ボゴォンッ!!!!!!!(地面から漆黒色に光る棺桶が四つ出現し、それらが順々に開いていく。その棺桶の中にはロバートにとっては見覚えのある、四人の遺体が入っていた)
赤コートの男「おっと、失礼いたしました。あまりにも緊張し過ぎた故…手順を間違えてしまいました。まずは、私の実力を貴方に知っていただきましょうか。――――――― パキィーン…ッ!!!(両手を合わせる) 」
ロバート「……(元の位置に首を戻し、目付きは変わらず、口元の余裕の笑みが消える)…ほぅ… 」
赤コートの人物「―――――――貴方と手を組みたいのですよ、ロバートさん。(不敵な笑みを浮かべる) 」
ロバート「(俯いていた首を挙げて見下し加減に視線をずらす、言って見ろという合図) 」
赤コートの人物「これでも結構緊張しているのですよ。……安心してください、私たちは此処へ戦いに来たのではありません。貴方に、ある提案を持ちかけに参りました。 」
ロバート「ククク…何の躊躇いもなく近づいてくるとは……(俯き加減に笑いながら赤コートの人物には視線を向けたまま) 」
赤コートの人物「(強風でコートが靡く)初めまして、貴方がかのロバートさんで。お会いできて光栄です。クフフ…(近づく) 」
ロバート「(態勢はそのまま、ただ通常通り立ったまま謎の人物を見つめる) 」
ギュォォォォー……(ダークネスの目の前の空間が大きく渦巻くように歪み、そこから赤いコートを覆った謎の人物が姿を現した) 」
ダークネス「ええ。もうすぐ来ると思いますが―――― 」
ロバート「…人間以外の種族に会うのはかなり久しい…(振り返って堂々と立ち、崖から一歩だけ離れる)…会いたい…か 」
ダークネス「お初に、ロバート様…で、よろしいのでしょうか?まあ、いいでしょう…。(一歩前へ出ると月夜に照らされ、その姿が明らかとなる)我が名はダークネス。本日は、主が貴方様に是非ともお会いしたいということで…参上いたしました。(軽くお辞儀をし) 」
ロバート「(黙って後ろを振り向き、横目で足音の方を見る) 」
コツ……コツ……(本来誰も踏み入れるはずのないその崖に、一つの足音が淡々と鳴る)
ロバート「……(ビルの崖に立ち、強風がコートや髪を揺らし、音を鳴らす) 」
~コールドビル ヘリポート~
レイジェ「ん?まぁそうなんじゃね?実際、この種族の問題、俺には関係ないんだがね 」
カズネ「どの国でも どの種族でも 問題 あるんだ…(レイジェを見て) 」
レイジェ「……本当、何やってんだよ、俺(
レインド)…ロバート相手に何処まで手こずってんだ…(呟き) 」
シビック「…はい、少しやることがあります……今度は戦場でお会いしましょう、レイジェさん(軽く礼をして走っていく) 」
レイジェ「あぁ、それでいいさ。
カイルに…親父にそっくりな目してるぜ、今(くひひと笑いながら頭を掻く)…んで、なんか他に用でもあんの> 」
シビック「…わかりました。やれるだけはやってみます……あの味方殺しに…(レイジェの目を見て) 」
レイジェ「そいつは逃げだぜシビック(シビックの腕を掴み)壁を真ん前から自分の拳で砕いていく。それでこそ男だろ 」
シビック「…俺は…何も出来やしませんよ 」
レイジェ「ま、俺は俺を助けにロバートの元にいくんじゃない。奴を、俺の拳でぶっ飛ばして閻魔の前で土下座させる為に行くんだ。アンタはどうなんだ、シビック? 」
カズネ「むー… 残り少ない 種族」
シビック「…(正義感は…こういった所は昔も今も変わっていなかったのか…)…そうですか… 」
レイジェ「仮とは言えど仲間を殺され、ましてや罪のない一般人を殺したロバートは許せねぇ…わかるぜ、あの国のビル。めちゃくちゃ景気がいいの。多分あそこのサラリーマンも、あの日もしかしたら家族の為に豪華な飯にでも誘いにいくんじゃなかったかってね。そういった罪のない人間を殺した奴は俺の中で死刑に値するわけよ 」
シビック「…別の事? 」
レイジェ「俺は今の俺も俺であるとしか認識できてないし、それにそこまで心配する必要がない、そう思ってるだけさ…まぁ、別のことにゃ冷静になれちゃいないんだがな… 」
カズネ「水の中から 出てきた 生きていく 必要 どういう事? 」
レイジェ「俺を使って…それがどうかしたってのか?(頭を掻きながら) 」
シビック「俺はマイテイ人だよ… ロバートは今、分かっていると思いますけど、現在の貴方を苦しめています… 」
レイジェ「あぁ、勿論。あの何考えてるのか分からないスカした奴だろ… 」
カズネ「そんな 雰囲気…? うん和やかな 雰囲気 じゃない 貴方も マイテイ人 なんだ 」
シビック「お、お嬢さん…いや、今はそんな空気じゃない(額に手を当てて) ……俺もなんで生き残ってるのか分かりませんが、ロバートというマイテイ人、知らない訳がありませんよね? 」
レイジェ「お、前にあった奴か…カズネだったよな …マイテイ人がどうかしたのか…(まるで他人事かのように) 」
カズネ「絶滅の 危機…かな こんばんは レイジェ… 始めてみる人(レイジェの後ろからひょっと出て来る) 」
シビック「決してそんなんではありませんよ。レイジェさん、ご存知ですよね…(レイジェの前までゆっくりと歩き出し、赤いハチマキが揺れる)今、俺達マイテイ人の生き残りの数が…10にも満たないのを… 」
レイジェ「俺の名前知ってるなんて…なんだか怪しいな…ストーカーか?なんだ?何の用だ? 」
シビック「どうやら本当だったようですね…あのレインドさんの過去が実体化しているなんて…(木からおり、姿を見せて)…シビック・テイラです…レイジェさん 」
カズネ「でも ちょっと 騒動 あるみたい 森林 少し 折れてる 」
レイジェ「うぉ!?(いきなり声が上がった事に対して驚く)…誰だアンタ…いきなり…(木の上に座っている???に) 」
???「もし森林伐採をしているのであれば、そいつは考え方によっては平和的ですよ(萎れている木の上に腰をかけ、月を眺めている) 」
カズネ「今日も 平穏 かな(暢気に星空を眺めてる) 」
レイジェ「かぁ~…乗り込もうにも費用がないし場所が分からないのが難点だなぁ…(頭を掻きながら夜道を歩いている)しっかし、なんか通る度に折れてる木々が見える…森林伐採でもしてんのか? 」
赤コートの人物「…では、行きましょうか。(渦の中へと消える) 」
ダークネス「はっ。(掌に生み出した闇を肥大化させ渦を作り出す) 」
赤コートの人物「…世界を“混沌”に陥れるには丁度良いタイミングですね。七神衆、
四皇帝、政府へのコンタクトが失敗した為……次は『彼等』にいたしましょう。(腰かけていた椅子から立ち上がる) 」
ダークネス「いかがなさいますか。 」
赤コートの人物「…まさにそうでしょう。パサ…(新聞を折りたたみ地面に置く) 」
ダークネス「はっ、また新たに騒動があった模様でございます。詳細は貴方が目を通している事の通りかと。 」
赤コートの人物「(新聞一面を顔に埋め黙々と目を通している)……地上の動きは今、どうなっています。ダークネス。 」
~とある密室空間~
灰コートの男「とんだ祭りをやってくれるモンですねぇ、あの御仁も…ヒッ…ヒヒッ… 」
クレッペ「レインド様が、あのような事をする訳が無い……匪賊共め、良くもあの方の名を… 」
ハルシオン「……。(そうだ…僕は知っていた、彼女の名を。…あの日、
イベールが口にしていた『子娘』というのは……いや、今は考えなくていい。先ずは目先の事を優先せねば…。)(去っていく) 」
梓「ふふふ、今は不語(かたらず)・・・。時間なので失礼します、また会いましょう?元
シルヴィ傘下のハルシオンさん(消える) 」
ハルシオン「…!!……何故君が彼の名を…いや、君は…確か…。(何やら身に覚えがある様子で梓を目を細くして伺う) 」
梓「貴方のお友達の姿が見えませんね?・・・・・イベールさんでしたっけ?(ニッコリとしたまま) 」
ハルシオン「は、はは……そうだね。少し騒がしい位だが…。 」
梓「こんばんわ、よい夜ですね・・・・(ハルシオンに) 」
ハルシオン「……!(声をかけられ我に返る)君は…確か、梓ちゃん。 」
梓「あら、ハルシオンさん・・・・でしたっけ? 」
第三者「だが君の考えは一理ある。真か否か、誰もその完璧な『答』を知る者はいない。君は考え方が人一倍だ。大人の思考力も超越している。まるで、あの――――――いや、語るまい。またね、カズネ。(レインコートを振るって歩いていく) 」
カズネ「そうなの 事件 大きくならないといい それだけ 思う 私 その人と 会ったことも 無いから 」
第三者「さあ、それはどうだろうねぇ~。ま、"僕等はまだ何も知らないから"ね。意見等々思い浮かべ述べるのは勝手でしょうよ~。それより、世界はまた迷宮入りだ。過去一度も、一斉にこんな大事件がわんさか起こった事例はない。 」
カズネ「英雄 使って 世界 混乱… 皆 何 考えているのかな ただ一人 信頼 わかる でも…ちょっと 疑いで こんなに 混乱する…打たれ弱い 」
第三者「HAHAHAHA!!面白いジョークww いいや、これはマイテイ人たちによるものだ。僕には関係なっしーんぐ♪だね。けど、一驚だね。英雄を"使う"とは。 」
カズネ「第三 貴方も 冷静 それとも…貴方 仕組んだの? 」
第三者「カズネちゃんは随分と利口だね。(彼女の背後でテレビを直視している) 」
カズネ「歴代の英雄 だった・・・かな レインド 幾度も 救った 少しでも 疑いがあるだけで… デマ かもしれないのに(呆れ気味) 」
カズネ「良い方向 悪い方向 どっち…かな ぁ あの人 大会の人(ハルシオンを見て) 」
梓「・・・黒禍がきますね。また、多くの人が死にそうです・・・。(夜空を見上げ) 」
ハルシオン「待て
モララー!一人じゃ極めて危険だッ!!ここは一度僕等と……くッ…(退きとめる事が出来ずその場に立ちつくす) 」
モララー「ケッ どうするも何も決まってんだろ。――――――――――奴等を叩き潰す。そして、同胞を連れて帰ってくる。ダッ(走り去る) 」
ハルシオン「…君は…君はどうするんだ、モララー!! 」
モララー「ああ、だが…今からあいつの救出を急いだところでどうしようもならねえ。ハルシオン、お前はお前の軍と共に動け。 」
ハルシオン「……今世界は大混乱に陥っている。モララー、ここは僕らでやるしかない。 」
モララー「ああ、それはここにいる誰もが分かりきっていることだ。……近々裏でこそこそと動いてやがったマイテイ人共が関わっているんだろ。あの野郎……。(目を伏せる) 」
ハルシオン「(通路でモララーと出逢う)あの件については一報は耳にしていたが、全く持って信じがたい。レインドさんが悪に染まるなど…あの方は、誰にでも絆を持ちかけた、誇り高き英雄の一人なんだ。 」
モララー「…はぁ……はぁ……(トレーニング後の様で、汗だくのまま通路を歩いていると天井に設置されたテレビの、速報が視界に入る)………行方不明だとは聞いていたが、まさか……。 」
~カオスホール・トレーニングルーム~
氷冬「……レインド、この事件と何か繋がっていそうね。 」
スカーフィ「そうだよ!やっぱり可笑しいよ…!!レインドがあんな酷い事するはずないもん!! 」
フーナ「うん…分かってる… 違うの……なんで、なんでこんな出鱈目なことでレインドが挙げられなくちゃいけないの…!? 」
氷冬「真実は分からない…けど、本当にあの人が殺戮に手を染めたのかしら…。疑い深い、フーナも…そう思うでしょう。(画面からフーナに目を代え) 」
スカーフィ「ぁ……ぁ、ど、どうなっちゃうの……?(半涙目) 」
フーナ「……嘘、あの人が…無差別に人を殺すなんてこと…ッ!(取り乱す) 」
氷冬「……一体、何なのかしら…これは。(口元を手で覆い、二人の背後に立って速報を見ている) 」
スカーフィ「うそ……な、なんで…レインドが……(絶望感に浸った様にフーナの隣でテレビ画面を見つめている) 」
フーナ「(テレビにしがみ付く勢いで目の前に寄っている)なんなの……これ…ッ!?(速報を見て表情がこわばっている) 」
レインド「(この小屋で死を待つのも一興…だが、せめて一矢報いたい…)(薄暗い小屋の中、血みどろの体を横にする) 」
レインド「(声をあげる元気もないな…5ヶ月、俺は苦しみに耐えて来た…死を拒んだ…助けはいらなかった…だが、そろそろヤバいかもな…)(テレビを横目でうっすらと視聴)(悪い意味で、有名になっちまってる…) 」
レインド「……(ボロボロで腫れた顔をゆっくりとあげる)……5ヶ月…… 」
小屋の中はテレビと今にも消えそうな薄暗い蛍光灯の光で照らされている) 」
~屋上 ヘリポート小屋~
黒「 ……(アパート内で、テレビの電源を消す)………ロバートか…(ノースリーブシャツと長ズボン)……ペガサス国、遠いな… 」
ニュースキャスター「また、屋上にも数名人物を確認出来たため、複数人の犯行ではないかと言われています―― 」
レグィ「…なるほど…罪を被せ、それを信じない奴らを叩き潰すということですか… 」
ニュースキャスター「速報です、大都市ペガサス国にて、今日、無差別殺人事件が発生しました。ペガサス国最大のビル、コールドビルの従業員や関係者はほぼ死傷を負いました。生存者の証言によると実行犯は一ヶ月前崩壊した
マイテイ国の生存者で『レインド』と名乗っていたとの事です 」
ロバート「あぁ……最大の”餌”もある訳だ…前とは違う形で楽しめそうだ…(崖から離れ、ロープが何重にも締め付けられている小屋の前で止まる)…助けはくるのだろうか、同胞よ 」
レグィ「…ニュースでも流すんですか…? 」
ロバート「全員殺したら生存者の証言がなくなる、この事件が完全には伝わらないだろう、俺という存在、事件…マイテイ人…(振り返って街を眺める) 」
レグィ「…なぁ、そういやロバートさん…なんでこのビルの中の人間、全員は殺さないで数人逃がしたんだよ… 」
ロバート「結構だ…あの銃は元々俺が暇つぶし程度に作った玩具だ……コイツ一本で十分…(もう一つの拳銃の入っている懐に手を当てて) 」
レグィ「……(キッとした目つきのまま手を離す)…銃、捨てちまったけどいいのかよ 」
ロバート「俺は楽しんで来いと言ったのだレグィ…貴様は真面目すぎる(クククと笑いながら) 」
レグィ「あの拳銃には一発しか弾丸が入っていなかった、俺の試したんだろアンタ? 」
ロバート「…(掴まれても高身長故か持ち上がらず、そのまま見下す形になっている) 」
レグィ「アンタ…俺をなめてんじゃないっすか…?(ロバートの肩に手をかけ、振り向かせて襟を掴む) 」
ロバート「帰ったか、レグィ…どうだ、楽しめたか?(相変わらず屋上から下を見続けてる) 」
銭型次子「 ”んにゃろぉぶっころしてやらぁー!”(ベネットボイスを放ってビルの中に突撃) 」
レグィ「”場所と相手を選べ”お前は若すぎるし弱すぎる(首をひょいとかしげてレーザーと打撃を避け、顔を掴んで再度窓に捨てる)そのガキ、保護したらどうなんです?唯一の生存者ってことで、あーあと、この階以外の警察も全員ぶっころしておきました。これ以上はあまりいい判断じゃないと思いますよ~(窓から顔をのぞかせながら警察にいって、ポケットに手をツッコミながら屋上に戻る) 」
銭型次子「 うおっ!?んにゃろぉ…!(パトカーに血腥い死体が降ってきて) 」
警察「6人以上やられた、ヤングチームからの応答もない……本部、本部!(パトカーの中で無線) 」
ドン!ドンドンドドンドン!(警察の死体がパトカーの上に叩き付けられる様にのっかる) 」
灰コートの男「あちゃー・・・たいしたもんです、警官じゃ相手にならねぇ 」
レグィ「俺の目標は警察を殺すことだけだ、お子様を殺すのは流石に気が引けんだよ、帰れ(避けるという選択はなかった為、トキオのアッパーを異常な握力で相殺し、そのまま窓に捨てる) 」
レグィ「……よっと(警察の死体を片手で3人ずつ持ち、割れた窓からパトカー目がけ投げ捨てる) 」
ズドドドバシシュビュンババババガッダッダッダ……ダッ(全ての弾を撃ち尽くし、弾が綺麗に跳ね返されその場の警察は全滅) 」
レグィ「あいつ…天に近い男…味方殺しってのは本当だったな…だが俺を甘く見過ぎだ…この程度で死ぬのはマイテイ人じゃねーよ!(拳銃を”捨てて”警官の弾を全て手刀で撃ち落としていく)バシバシバシ(その最中に指に弾を挟み続け、余裕があればそれをそのままの速度で投げ返していく) 」
銭型次子「 おー、やってるねぇ。~♪(ビルの外にいて銃声やら騒音やらを聞いて察してる) 」
警察「こちらヤングチーム…シールド部隊が「弾一発」でやられた…これより突入する…!(残った特殊部隊と共にレグィに物陰から銃弾を連射) 」
レグィ「凄い威力だ……もう一発!(引き金を引く)……あ…れ……これ、弾倉に一発して入れてなかったのか…あの人…!(試してるのか…俺を…) 」
ズゴッン…ドドド!(シールドに銃弾が当たると、シールドを貫いて軌道にいた警官を貫く) 」
レグィ「…来たか…!(シールド部隊に素早く反応し拳銃をぶっ放す) 」
警察「今だ…!(扉を開け、シールド部隊に突入させる) 」
銭型次子「 んぁ゛ー…ほらおめーら、はよ行け(自分はビルには入らず警察の下っ端どもを行かせる) 」
灰コートの男「でしょう?ヒヒヒ、ったく怖ぇ怖ぇ… 」
レグィ「(だが何故、ロバートさんは俺にこの拳銃を託したんだ…俺の力だけでも十分なのに…)(立ち止まって死体を見続ける) 」
警察「コツコツ…いいか、相手は殺人鬼だ、捕らえる事が可能ならば捕らえろ、殺してもいいとの命令も出てる……(レグィのいるオフィスルームの扉越しにシールド部隊や特殊部隊に呼びかける) 」
灰コートの男「勿論離れますよ、見えませんか?ビルの中身…ケケッ、派手にやるもんです… 」
レグィ「(この拳銃、両手で撃たないと骨折するな…)(拳銃を握りしめて死体を蹴り道を作る) 」
ビルの中は横になって動かなくなった人間と電子機器の破片やガラス、衣服や瓦礫などが散乱しており、血と腐った匂いが漂っている
座二型次子「 なに!…って、なんだよあんた。危ないから離れてなって(灰コートに) 」
折原臨也「 これだから、このクソみたいな仕事はやめられない…!(舌舐めずりをして向かいのビルの中からロバートたちを双眼鏡で観察してる) 」
灰コートの男「(少年を抱えてどける)っと、連中動きますよ、刑事さん……気つけないと危ないですねぇ、ケッヒヒヒ… 」
ロバート「ククク…警察ではどうしようもないものを………(メガホンの声すら届かないレベルの高域) 」
レグィ「……殺ってきます、俺、近づけるなら本望ですから…!(拳銃を握りしめて屋上の出入り口の扉を乱暴に開いてビルの中に入る) 」
銭型次子「 抵抗してもいいことないぞー!大人しく投降しろー!(ビルの下からメガホンでロバート達に叫んでいる) 」
ロバート「さぁな、ま、近くなるだろう(クククと笑いながらまた振り返ってビルの崖から街を見続ける) 」
レグィ「…殺せばいいんですか……殺せば、天を掴めるんですか…?(拳銃を受け取ってロバートに真剣な眼差しで) 」
灰コートの男「(ビルの前でニヤニヤしながら眺めている) 」
ロバート「見ていただろう、俺がこのビルを”制圧”してきた姿を(振り返らず、まだパトカーを凝視)このビルは死体の博物館だ。そして貴様が見て来たもの、それが貴様の望みである天を掴むこと…(裾から14mm拳銃を取り出し、振り返ってレグィに差し出す)それと同じ事をすればいいだけだ、遊んで来い 」
銭型次子「 あーあー、コホンッ…完全に包囲されている!大人しく出てきたほうが身のためだぞー!(パトカーの集団の中にいて) 」
レグィ「テスト…とは一体? 」
ファンファンファンファンファン(ペガサス国の高層ビルの周りには数えきれない程のパトカーが並ぶ)
ロバート「ほう…………ならテストをしようじゃないか(更に下を向き、ビルの根元を見る) 」
レグィ「マイテイ人として、ロバートさんの強さに惹かれただけです。その強さを直で見続け、そして学び、俺はいずれ天を掴む…そういう人間になります(額を覆うバンダナに手をあてる
ロバート「ククク…あの国はカイルだからこそ、あーいった国になったのだよ…欲望や非情のない王であったからこそ、従来の生活、政治……何の変化もない中途半端な国だ。だが、逆にカイルだからこそあの国はあの国で居られたものを…(夜空を見上げ、再度街を向き夜の中輝く光を目に照らす)……レグィ…貴様は何故俺についてきたのだ 」
???「我々の国は乏しい発展途上国ですから……ペガサス国とは比べることすら出来ませぬ…(ロバートの後ろに立ち尽くし、彼の後ろ姿をじっと見つめている青年) 」
ロバート「(ヘリポート、屋上でビルの崖に堂々と立ち、国を眺める様に見定めている)こちらの国とは大違いだ…建築物も、政治も、人も全て……(高域にいる為、風が強くコートの中に風が入り込み音をならす) 」
最終更新:2012年12月08日 23:13