Silent Siren 過去ログ⑤

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~カナン・とある場所~


赤コートの人物「(盤を目の前に岩に腰かけている。しかし、常に薄ら笑みを浮かべていたその表情はここへ来た時に比べ、徐々に徐々に閉口し、遂には笑みの無い顔で、盤の上で粉々に砕け散ったすべての駒を見つめていた。まるで、遊んでいた玩具が壊れたのを目前にした子どもの如き悲愴に暮れた顔で…)……これは…どういう、ことです…?(唖然とした状態で声を震わせて)私の自慢の駒が…すべて、壊れた…もっと見ていたかった…もっと楽しんでいたかった…"混沌"を、あの"混沌"を… なん、です…もう、終わりですか…?そんな馬鹿なことが……ああ、あぁ… ほ、ほほほ……ほほほほ……ほっ、ほ…ほほ…ほほほほほ…ほほほほほほほ…… 」

赤コートの人物「―――――― あー、困りましたね。(落胆したかのように覇気の無い嘆きを零す)こうなっては仕方がありませんねえ。ではもう一度やり直しますか。“欠片紡戯”(かけらつむぎ)があれば何もかも元通りになりますからね。そして、再び、“厭離穢土”を―――――(両の掌を合わせようとした、その瞬間だった…) 」


―――― ビ キ ッ … ピキ…ッ… …… パ リ イ イ ィ ィ ー ー ー ー ン … ッ … ! ! !(空に白い亀裂が生じ、空が…否、空に紛れていた見えざる壁が砕け散った)


赤コートの人物「……(硝子の様に砕け散る音を耳にし、動きを止める)……よもや、この私が張り巡らした結界を破る者が現れようとは… これは驚嘆。かくれんぼの得意な私にとって、これほど驚いたことはない…―――――― 何 者 で す 。(結界を破った者…自らの背後にいる、その人物に問いかける) 」


BGM♪



夜神月「…やれやれ…。ようやくここまで来る事が出来たよ…。…最も、その結界を破るより、道中の軍勢を処理する方が苦労はしたけどね…。(現れた"その人物"は赤コートの背後にて手に持った一つのペンを回しつつも問いに答えて) 」

赤コートの人物「 ピ ク ッ …(青年の声に微動する)……その声…その覇気… ……もしやすると貴方は…―――――!(振り返り、青年の姿をその目に捉える。フードの内で歪な輝きを帯びる眼鏡に映し出される青年… 彼の姿を見たことで、何かが弾け飛ぶような衝動が走った)ほ…ホホホ… …ホホホホホッ!!ホッホッホッホホホホホ!!!なんという奇跡!なんという邂逅!!なんという宿命!!!なんという運命!!!よもやこのような場所で、このような時に、このような姿で貴方とこうして再び相見えることになろうとは…ッッッ!(自らの頭を強く抱え、先程の落胆がふっきれたかのように興奮した態度で月と向き合う) 」

夜神月「……?(狂った様に笑い出す赤コートを見て)…どういう事だ…?少なくとも、僕はお前の様なヤツは知らない―――が、お前は僕を知っているようだ…。……。何者だ…?(赤コートに) 」

赤コートの人物「…おやおやおやぁ…この私をお忘れですか…?私は片時も貴方の事を忘れたことはなかったのに… …私はですねぇ、夜神月さん、貴方に、会いたかったのですよ…ずっと、ずぅっと………私は……!は、あはは…はぁはははは…ふふふははははぁははあははは…!(フードの内に狂気を孕ませ嗤い続ける)…まあ、いいでしょう。時間はたっぷりあります。私が自ら明かすよりも、貴方に思い出してもらうことが…実に興に乗ることと思いますし…(両の掌をすり合わせる)…ところで一つ問いたい。あなたの様な方が、何故この地に…? 」

夜神月「 …そうだな。アレは突然の事だった…。…とあるティンクル族の一人に、「故郷を救って欲しい」…と頼まれてね。…こうして来てみれば、お前の操っている軍勢と遭遇――――そしてようやくここに辿り着いたわけさ…。 」

赤コートの人物「…なる、ほど…(ほう、と納得の感嘆を漏らす)…なるほど、なるほど……なるほど、"そういうこと"でしたか…。我々の計画を知っていたかのように、計画を阻む者が突如現れたのは…"そういうこと"でしたか。何処の誰かは知らないですが、なかなか鋭い目と迅速な判断力を持っていらっしゃる…しかも、助っ人に呼び出したものたちはみな、この世界で栄誉を残した名だたる英雄や戦士たち… よほど我々に抵抗したかったのですね…ほほほっ… なるほど、理解いたしました。 」

赤コートの人物「ですが、我々の計画はそろそろ完遂されることになるでしょう…私がこうして時間を稼いでいる間にも、ラプンツェルさんは目的を果たそうとしていらっしゃる… 全ての駒が破壊された今こそ、私も本腰を上げて最終段階へと向かうべき…スチャ…(眼鏡をくいっとあげる) 」

夜神月「 悪いが、そうさせるわけにはいかないな…。僕がここに来たからには――――その元凶であるラプンツェルとやらと、お前を始末する……!!チャキッ…(赤コートへとペン先を向けつつも) 」

赤コートの人物「そうですか…ホホホ…!……夜神月さん、単刀直入に申し上げますが…――――― 貴 方 に は 消 え て い た だ き ま す 。(  オ  ォ  ゥ  ッ  !  !  )(まるで一切の覇気が感じられなかった猫背の人物が不気味な笑みを浮かべると、彼を中心に衝撃が全域へと走った。溢れ出る邪気が徐々に勢いを増し、彼の周囲の空間が黒く浸蝕し始める) 」


VS 赤コートの人物


BGM♪



夜神月「 僕も舐められたものだ…――――― 消 え る の は お 前 の 方 だ … ! !バサァッ!!(もう片方の手でデスノートでもマスターノートでも無い、単なる普通のノートを広げつつも) 」

赤コートの人物「その威勢の良さは"昔"と変わりませんねえ…!…氷結“アバランシュ”。(天を指す) 」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ ! ! ! ! ! (上空から凄まじい雪崩が発生し、月を呑み込まんと襲いかかる)


夜神月「 …!!サササッ!!!(そして広げたノートへと大きく『炎』の字を書き、そのページを千切ると…)―――――ゴオオオオオオオォォォォォォォォォッ!!!!!!(千切られたページが突如強大な炎と化し、雪崩を溶かしていくと同時に赤コートへと攻撃して) 」

赤コートの人物「ほう!(月が手にしているペン、そしてその効果を目にし驚嘆する) ブ ワ ッ ! (吹き上げる風に乗るかのような軽い身のこなしで迫る炎の波から退く)スッスッススッ…電撃“シャリングルマ”。ズギャギャギャギャァッ ! ! !(術式を組んだ後、輪状の雷を二つ放出する。雷は地面を抉りながら、月に向かって突進する) 」

ヒロ「新世界の神が先客とは……ククッ、完全に出遅れたねえ(やってくる) 」

赤コートの人物「(地上で戦っていた戦士の一人ですか…もうこんなところまで…)(ヒロに一瞥を与え、彼に掌を向ける)よくぞここまで…ですが、ここは貴方の様な方にはまだ早いです。ス…(人差し指を上げる)―――火炎“アステロイド”。(火炎を帯びた巨大な隕石を天より呼び起こし、ヒロに落下させる) 」

ヒロ「…いきなりとんだご挨拶だねぇ………(土を巨大なバットに変える)………ボグゼビックッッ!!!(隕石にバットを振り抜く) 」

赤コートの人物「なんと!(隕石を打ち返す…凄まじい筋力ですねえ。仮にも私の駒を壊した者の一人だけではある…)ならば容赦はいたしません。召喚――――“ブラフマン”。(掌を地面に突きつける) 」

ブラフマン「  オ   ゥ   ン   ッ  !  (赤コートの人物により召喚されたのは、金剛力士像を思わせる、鬼のような形相を持つ巨人だった)グゥン…―――――ズシャアアアアアァァァァアアーーーーンッ ! ! !(巨大な拳を掲げ、隕石の如き勢いでヒロを圧砕しようと殴りかかった) 」

ヒロ「……おいおい、石井貴じゃあるめぇ、そんな物騒な顔すんなっての(ブラフマンが殴りかかった瞬間飛び退く)…(計算だと、ここで動きが止まるはず…)(土でマグナム弾を作り、ブラフマンに向けて乱射) 」

夜神月「 っ…!!!(地を走る雷の輪から何とか飛び退きつつも)……!!ササササササッ!!(『槍』×10と書くと同時に10本の槍がそのページから飛び出していき…)ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!!(一斉に赤コートに向かって飛んでいく) 」

赤コートの人物「……!(―― 疾風“ビルウインド” ――)ブワッ――――ヒュォア…ッ… ! (先程の軽い跳躍力の正体は魔法による回避能力であり、その力を再び顕現し数多の槍を受け流すように回避する)スタ…――――――ブォゥッ… ! !(月の背後へ旋回するとダボダボの長い袖から焔の様な蒼い魔の瘴気を纏った光剣を生み出し、背後から急襲する)ホホホ…!ブラフマンは大魔導師たるこの私が選んだ最強の召喚獣です。並大抵の召喚魔獣とは格が違いますよ… 」

ブラフマン「ボッカアアァァーーンッ ! ! ……ズズズ…ッ… グゥンッ ! ! !(ヒロの放ったマグナム弾が全身に被弾するも、頑丈な身体を持つ巨人には通用していなかった。そして、身を翻して巨大な脚でヒロに爪先蹴りを繰り出そうとする) 」

ヒロ「……(読みが、外れたか…!)(…よし…!このバットは硬度MAXだから砕けるこたぁない……俺の体が砕けるか、こいつの足が砕けるか…!(先ほど作った土バットでブラフマンが爪先蹴りを繰り出した瞬間、バットをブラフマンめがけて振り抜き、相殺を試みる) 」

モララー(TURBO)「タタタタタッ…――――― シ ュ ン ッ (結晶が広がる傾斜を駆け上がり、瞬く間にブラフマンの顔面の真横へ跳び上がる)――――“TURBOブレット”ォッ!!!(ズガアアアァァァンッ ! ! ! ! )(拳による砲弾の如き重い一撃を、高速で叩き込んだ) 」

ブラフマン「ガアァァーーーン…ッ… ! ! !(互いの攻撃が衝突しあい、鈍い金属音が鳴り響く。ヒロが受け止めたことで一瞬硬直した…その時だ―――)ズガアアアァァァアアンッ ! ! ! ! ズズッ…――――ズシャアアアァァァァアアアアアアーーーーーーンッ ! ! ! !(颯爽と現れたモララーの一撃を頬に喰らった巨人がついに倒れ込む) 」

ヒロ「……ぐぉぉっ………!!!……っ(モララーの姿が目に入る)…援軍、か…! 」

モララー(TURBO)「おう、ヒロ。また会ったな…!(にししと笑う)さて、と…テメェが黒幕か。根暗みたいな見た目をしてんな……ん?(赤コートの人物、そして彼と対峙している月を見る)お前…お前、ライトか!?(驚きと喜びの混じった表情で) 」

夜神月「…くっ…!!(斬られつつも先程の槍とは別に"何かを書きかけていた紙"に最後の仕上げを書いて)…お前がこの距離に来るのを待っていた……!!!(そのページに書いた文字は『砲』…。)――――チャッ…ズドオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォッ!!!!(実体化した巨大な砲台が赤コートの零距離で突き付けられ、そのまま爆音と共に凄まじい一発を放つ) 」

赤コートの人物「……!(あれは…英雄…!あの四皇帝の一角を破った方が、もうここまで…!)(モララーの登場に、流石に動揺が浮き彫りになる)体術と剣術はあまり得意ではないのですがね、背後に回れば私のもの―――― ッ゛!!?(ズギャアアアアアアアァァァァァアアアアンッ ! ! ! !)(零距離で放たれた砲撃により瞬く間に爆炎に包み込まれる。辺りは黒煙に包まれ、赤いコートの切れ端が辺りに飛散した) 」

夜神月「 …っ!!(爆風に巻き込まれぬ様に寸前に飛び退いて)――――計画通り…。これが直撃してしまえば、タダでは済まないはずだ……。(爆炎に包み込まれた赤コートの方を見つつも) 」

赤コートの人物「……ホ、ホホ…ホホホ…オホホホホッホホホ…!!(ボロボロになったコート、そして体にまとわりつく黒煙を振り払いながら再び月の前に現れる)流石は"秘匿された英雄"…その実力はまさに表世界で猛威を振う英雄たちと一線を画するもの…貴方がここまでの実力を付けていたとは…少々侮っていました… ですが、力を得たのは貴方だけではない。…この私は……私は…パサ…―――――(ようやく、自らの素顔を覆い隠していたフードを脱ぎ取った…) 」

夜神月「 ……っ!?(フードを脱いだ赤コートの姿を見て)お…お前は―――――――― 」

赤コートの人物 → カメザード「――――この私は、貴方に復讐することを望んで、あらゆる手を尽くして力を得続けてきた。(その正体は、かつて月と対峙した亀の魔導師。しかし以前とはまるで別人であるかのようにその風貌は変わり果てており、肌の至る部位に黒い亀裂が生じ、ドス黒い邪気がその双眸の内で渦巻いていた。不気味な笑みを浮かべるその者は…かつて月が対峙した『ある二つの強大な存在』と同じ邪気を纏っていた) 」

モララー(TURBO)「なんだ…あいつぁ…(本性を現した黒幕の素顔を見て、その只ならぬ気に目を細める) 」

ヒロ「……正体を現したか…!(カメザードを見て) 」

夜神月「 ―――――"カメザード"……!!(かつて対峙したその正体を目の当たりにして)…生きて……いたのかッ……!! 」

カメザード「ホホホッ…!(愉快そうに嗤って月、そして二人と対峙する)やはり覚えていてくださったのですね… そう、あの時、メフィレス様をこの世に転生しようとした私は、貴方に溶岩に突き落とされましたが…奇跡にも命拾いをしました。(続く) 」

カメザード「それから…混沌の女神の配下となって再び世に混沌を齎そうとしましたが、とある英雄に敗れた私はあの世へ堕ちました。その後運良くも、かのシルヴィ様のお陰で脱獄を果たすことができ…再びこの地に舞い戻ったのです。そして私は、更なる力を得る為に…共に戦ってきた『同胞』たちをこの身体に取り込み、新世界へと乗り出しました。しかしあの世界は私の想像を遥かに超える凄惨な現実でした… 過酷な環境によって自らのアイデンティティーを見失い、ついにはこのような醜い姿へと変貌した…(自らの身体を見せつけるように両腕を広げる) 」

夜神月「 …っ…!(変わり果てたカメザードを見て)…確かに、前に見た時とは大違いだな…。…それで、今に至る……というわけか…。 」

カメザード「……ですが、あの世界に足を踏み入れたことで、私の魔術は究極の領域に至り…ついには太古の神々も畏怖する『禁術』を手にしました。大魔道師の域を超越した私はもはや、神に近しい強大な力を得たのです…それがこの禁術――――『 蘇 生 魔 法 』―――― 貴方がたも見たでしょう。世に転生された死者の姿を… 私は、彼らの魂を意のままに操ることで…生と死を司る強大な存在へとなり上がったのです… 」

カメザード「―――私はカメザード!!今の私は、かのメフィレス様とシルヴィ様と比肩する存在!もはや何者も私の行く手を遮ることはできません。私のこの手には多くの魂が流転している――――闇を渇望する者、破壊を齎す神の意思を継ぐ者、混沌なる女神の従順なる下部、宇宙を統べる皇帝、殺戮の権化たる戦闘一族、そして…復讐に囚われた怨恨…多くの邪念が、この手の中に!(ぎゅうと握り拳をつくる) 」

モララー(TURBO)「なんだ、面識があったのかよ。にしてもこいつ…どっかで見覚えが…まあいいや。悪いがとっとと終わらせてもらうぜ。こんなくだらねえお遊びをな。 」

カメザード「…ホホ…終わらせる…?そうはさせませんよ。ここは混沌の世界、ケイオス。その名通りの姿でなければ、この世界は無に等しい。私はこの世界を、"あるべき姿"に戻したいのです。その為に力を手にし、多くの革命者たちに手を貸し、世に"混沌"を齎そうと努力を続けてきたのだから…!(天に向かって勢いよく万歳する) 」

モララー(TURBO)「何を言ってんだ…テメェ… 」

ヒロ「…そのためにこの世界を狂わせることが、が、許されていいと思ってるのか……!?(カメザードに) 」

夜神月「 "あるべき姿"だと…?……一体何を言っているんだ…… 」

カメザード「破壊、殺戮、慟哭、憂鬱、快楽、断罪、憤慨、驚愕、憎悪、怠惰、報復……総てひっくるめて…―――――【  混 沌  】。 混沌こそ、私が求めるただ一つの望み… それが失われようとしている今、革命を起こし、取り戻さなければならない。故に私はラプンツェルさんと手を組み、ここにいる… 我々の悲願はようやく成就する…世の人々に"悪夢"を齎し、嘆き悲しむ声が響き渡る時…世界は混沌に包まれるのです…ッ!!あぁははははは…ははは…ふふふふははははは…!(狂気を孕んだ表情で嗤い続ける) 」

モララー(TURBO)「…ッ……(狂ってやがる…こいつ、頭のネジがぶっ飛んでんな…ここまで気味の悪ぃ野郎は初めてだぜ…)…盛り上がってるところ悪いけどよ、そいつぁ無駄だぜ。俺たちがここにいる、それが理由だ。テメェも、テメェの仲間も、それからそのくだらねえ野望も何もかも全部おしめぇーにしてやる。覚悟しやがれ…(敵意を含んだ鋭い目つきで) 」

ヒロ「ちーっと、歯ぁ食いしばってもらうか(首をコキコキと鳴らす) 」

夜神月「 世界は混沌に包まれる……か…。(狂気を孕むカメザードの笑いを聞きつつも)…この世界が腐り切っている理由は、お前の様なヤツがいるからだ…。…この世界に、お前の様な存在は必要無い…!! 」

カメザード「……はあ…(落胆したように溜息を吐く)…言ったではありませんか…何者も、私の行く手を阻むことはできないと。生死を司る私を越えることなど不可能ですよ…ですから、諦めて、貴方がたも"混沌"に呑まれるのです――――― パキィーン…ッ ! ! ! (両手を合わせる) 」

カメザード「―――― 蘇生魔法“厭離穢土” ――――― 」


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最終更新:2017年02月20日 12:22