人物像
聖王国出身。
王国の王女が行方不明でパニックになっている為、探して来いと
カオス界に送られた青年。風と雷の魔術が得意
金髪のショートカットでいかにも魔法使いらしい緑のコートを着ている。父の形見の杖を持つ
目的は、
キュウカと
ディーヴを王国に連れ戻し元通り二人に王女を務めてもらい、聖王国の平和を再び取り戻すこと
勿論一人で取り返すにはとても無理がある為、多くの部下(兵士)を従えている。
また、
リコルとは違い気品があるが彼とは仲が良いらしい。その一方でディーヴとの相性は最悪
愛を語るが感情のない人物。他に原因は不明だが彼は死ぬことが出来ない。
生い立ち
出身地はディーヴと同じ国だがあまり裕福ではない家で育てられた。
本当の両親は行方不明、義理父は神父だったが何者かに教会ごと放火され亡くなってしまう。
王国が大変になったのにもかかわらず勝手に国を抜け出したディーヴが許せずずっと彼女を捜していた。
彼女が混沌界にいることが分かったとき国の方では誰が連れ戻すかを考えていた。その時たった一人自主的に行動を取ったのが彼である。
一時期行方不明になったがキュウカが敵に追われている際に姿を現す。
そしてついに、
リコルが奴隷生活から脱出した際に国王と話を付け結婚したばかりのディーヴの護衛ということになったそうだ。普段は神父として過ごしている。
彼は神の力を借り、水の国で神父をしていたため
ミナコと
ローベルトとは古い付き合い
常に聖書を持ち歩いている。愛すべき名言は主の御言葉
※以下、ネタバレ注意※
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しかし、その正体は聖邪国を襲った“魔王”の一味であった。
だが彼は自分が“魔族”の血を受け継ぐというのにも関わらず、改心し神を信仰する。
彼の誠実さに神は彼を暖かく見守り神父になる夢は叶った
彼はベルリアの妹である“レヴィアタン”の魔女と呼ばれしゲルトルートの息子であり彼にとってベルリアは叔父に相当する
キュウカはそのことを知っており、以前から仲が良かったのにも関わらず彼から“再生”の結晶を奪い取る際に“悪魔”の癖にと罵った。
ミズキはそれに対して憤りを覚えかつて封じていた“感情”というものを露わにするようになる
彼が常に無表情だったのは“魔王”の仲間であった時の記憶と決別するためだった様子。彼女は彼にそのことを思い出させてしまった
ただ神父であった彼の義理の父親を心から尊敬し、自分が魔族だというのにも関わらず育ててくれたということに深く感謝していたそうだ
そのせいもあり裏切りに怒り狂った彼の本当の母であるゲルトルートは彼の尊敬する父親を殺してしまった
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また彼の名前の由来は、昔、磔刑用に使用されていた“ハナミズキ”にちなんで名づけられたもの
本当の名は“ジークヴァルト”だが、この“ミズキ”と言う名は育ての親に名づけられた
以下、ドッグウッド(ハナミズキ)の言い伝え
昔、その木は大変堅く強かったので、磔刑の十字架用材木として選ばれていた。
このような残酷な目的に使われハナミズキは酷く苦しんだのである。
神の子イエスは釘付けにされながらもこのことに気がつきハナミズキの悲しみと苦しみを優しく憐み、こう言った。
「私の受難に対するあなたの悲嘆と哀れみによりハナミズキの木は今後十字架に使われるほどには成長しないだろう」
それからというもの、木は曲がり、花は二つの長い花びらと短いものが十字架の形となり、
花びらの縁は釘の錆と血痕で茶色と赤に染まった。花の中心はいばらの冠を思わせる。見る人がいつまでも覚えていられるように。
これは彼が魔族だという事実を背負いながらも神を信仰し生き抜いた証拠として救われ、正しい道へ導かれたということを意味している。
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Judgement Of Kings
救われなかった世界の彼。魔族として生きており人々に困難を与えている。
緑の国に所属しており、王も含め一同を見守っている。
魔族の象徴である三つ編みを後ろで一つに結っており、本編とは異なり漆黒の髪を持つ。
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※実写版 参考程度に※
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最終更新:2024年06月26日 23:14