| 《星辰巡礼会/Society for Astral Pilgrimage》 |
概要
前世紀末、古代の魔術遺跡を研究していた考古学者と魔術師、天文学者のグループを前身とした宗教組織。
かつては魔術遺跡と天体の相関の研究を共同で行っていた純粋な学術組織だったものの、
彼らが太古魔法、そしてそれらをもたらした『外なる神々』の存在を発見してからは、
『外なる神々』を信仰し、太古魔法の再現・探求へと傾倒する狂信的なカルト教団へと変化していった。
表向きは遺跡の保護や魔術資料、天体観測へ資金や人員を提供する学術財団として活動している他、
弱者救済を掲げて被差別人種や貧しい人々への保護・ボランティア活動を行い、
著名な人物や中央政府とも太いパイプを持っている。
裏では資金や太古魔術の燃料となる人間の確保の為に人身売買を始めとした違法なビジネスに手を染めており、
星の動きに呼応して世界各地の『
特異点』と呼ばれる拠点で、
人体を触媒・あるいは燃料としたを用いた古代魔術の研究、或いは儀式を行っている。
必ずしも人体を消費する必要は無いが、
古代魔術はその多くが現代の魔術と比べて効率が極端に悪い傾向にある為、
それらを強引に行使する為多くの人間を生贄として行使している。
また、これらの古代魔術を『神々の御業』として呼称する傾向がある。
教義
『
ケイオスを再び、星々の許へ』
星辰巡礼会では、現在のケイオスを「星の神々から切り離された文明」と見なしており、
最終的にはケイオス全土を用いた最大規模の古代魔術を行使し、「世界を初期化」し、
そして彼らの信仰する『星の神々』の望む形へと書き換え、ケイオス全てのアセンションを最終的な目的としている。
拠点
世界各地に多数存在。
その中でも特定の天体軌道に対応した拠点を『特異点』として呼称しており、
これらは特別な宗教拠点と位置付けられ、村や町そのものを支配下に置いている
田舎の山村の場合、政府よりもはるかに大きな権力を握り、村ぐるみで違法なビジネス
に加担しているケースも。
階層構造
組織内の階級は主に4つの階位に分けられる。
第一階位:導師
文字通りの『導き手』として振る舞う、組織の最高幹部達。
個人レベルで行使できる太古魔術はほぼ完全に修めており、信者達の指揮を行う。
大規模な拠点の管理を担っており、地方毎に数名存在。
第二階位:代行者
組織の裏の顔を知る実働部隊であると共に、一部は小規模な拠点の指揮を行う立場。
表向きはフィールドワーカーとして活動を行っているが、
裏では組織にとって不利益な者の暗殺や襲撃、或いは生贄の管理を行う。
ある程度太古魔術を行使できる必要がある他、直接的な戦闘能力も高いレベルで備える。
選抜された下位の信徒の他、外部の組織から招聘され、太古魔術による洗脳と訓練を以て登用される。
第三階位:詠唱者
巡礼者達の指揮を行う立場。
代行者よりも人数は少なく、教団の裏の顔を知る者は更に限られている。
基礎的で小規模な太古魔術を行使する権限を与えられる。
第四階位:巡礼者
末端の信者やスポンサー。信者の大半はこの位置。
組織の裏の顔は知らされておらず、多くは古代のロマンを求める単なる学術財団と信じ込まされており、
半ば使い捨ての魔力の触媒である事は知る由もない。
特殊階位:星の器
生贄となる人物の内、特に優れた素養のある者、または代行者として不適格な者にはこの階位が与えられる。
太古魔術によって自我を奪い取られた後、生きた聖遺物として扱われる。
老若男女を問わず扱われるが、特に子供の割合が多く、
強制的に婚姻を結ばされるケースも多い。
関係者
『外なる神』を発見した、教団の実質的な指導者。
戸籍上の年齢は三桁を超えているが、若々しい容貌のまま君臨し続けている。
着飾らず、奢らず、知的な雰囲気を纏わせているが、
その実人類に対して探求に有用か否かでしか興味を抱いていない。
導師階級の内の一人。
ケイオス中央区の管理を行う。
壮年の男性で、柔らかな物腰の好々爺といった風体。
かつては高名な魔術師であったが、古代魔術に魅了されこの地位まで上り詰めた。
各地で工作を行う代行者の一人。
元々
政府軍に属していたが、PTSDの治療の一環として巡礼者としてボランティア活動を行ううち、
その能力を見出され、洗脳を受けて代行者となる。
星の器の一人であった犬系獣人種の女性の産んだ異父兄弟。
代行者、あるいは新たな器として教育を受けていたが、支部の壊滅と同時に脱走。
最終更新:2026年10月18日 21:48