《特異点 / Singularity》 |
特異点は、一部の存在だけが持つ、時間からのあらゆる干渉を受けない特性。
歴史に何らかの変化が生じてもそれによる影響を受けず、
最悪の場合自らが本来属する時間が消滅したとしても、本人だけは消滅しない。
また、その時間が破壊されても、特異点の記憶を支点に人々の記憶の力により、時間を元に修復することができるという。
『
大乱闘カオスマッシュピード』にて、特異点に選定される理由が判明される。
愛に満ち溢れた世界の中で、あらゆるものを愛し・愛される、そのような運命愛に恵まれたものが特異点と成り得る可能性を秘めている。
そして特異点とは本来すべての生命がその対象であり、誰もが特異点になりうる可能性があった。
特異点が物理的に消滅することはないが、運命愛から外れた、即ち「愛を喪失した」時、特異点およびその可能性を持つ存在は完全消滅する。
運命愛に恵まれなかったり、あるいはその事実を認識する前に命を落とす者がほとんどであったため、
歴史の中で特異点の存在やその誕生が認識されることはなかった。
特異点として覚醒を遂げた人物は、この混沌世界において「
キーブレード」を扱う資格を持ち、
あらゆる境遇を経て様々な
キーブレードを取得することとなる。
特異点というものがなぜ存在するのか、そして何のために機能するのか、本来の役目とか何か、
いまだ多くの謎を抱え込んでおり、下記のように各物語によって特異点の存在意義が更に細分化されることがある模様。
+
|
余談 |
黒い羊曰く、「 英雄」と「特異点」には完璧な相違があり、
前者は世間的に認められたことでつけられた"称号"に過ぎず、
後者は世間的に認知されることはないが存在そのものが意味を成す。
その為、「英雄」が「特異点」になる可能性があり、その逆もあるというが、現時点ではそのような人物は誕生していない。
|
「特異点」という存在が歴史上ではじめて認知された。
劇中ではヒロが該当し、
門矢士は特異点である彼を抹消することである何かを引き起こそうと企んでいる。
門矢士曰く、何処かに消滅した世界が存在し、特異点の出現によってその世界は転生したが、
本来あるはずのないものが誕生し、同時にあるべきものが消滅する現象を引き起こすこととなった。
そして特異点とはその両方の存在が重なった、いわば不安定な存在である模様。
特異点そのものが完全に消滅することで、「存在するべき世界」と「消えるべき世界」の境界が崩壊するとのことだが、
具体的にどのような結末を迎えてしまうのかは、特異点について知る士や
アコールですら知り得ない。
劇中では、様々な世界線から"ただ一人のキャラクター"が誘われることから、
あらゆる物語に登場するヒロ、即ち特異点としての覚醒を遂げたヒロが本編に登場している。
劇中では
門矢士により、初めて特異点が選定される理由やその運命が明かされた。
また、
キセルの衝撃の告白から、ASもまた特異点のひとりであったことが明かされる。
劇中では明言されていないが、一つの物語に二人の特異点が存在することはなく、
これは
大乱闘カオスマッシュピードという舞台が「オリジン」と「Z世界」の二つの世界線から成る物語であったため、
特異点が二人も出現する原因になったのではないかと推測されている。
+
|
補足 |
本内容は、『大乱闘カオスマッシュピード』の重大なネタバレを含んでおります。
閲覧には十分お気を付けください。
+
|
... |
本編の黒幕だった「 カオス・リ・マスター」は、
キーブレードと由縁のあるカオスブレードの起源である管理者権限《C.H.A.O.S.》の力を開放したことで
彼自身も特異点となり、またそれすらも越える存在となった。
劇中では物理的に消えることのなかったヒロを実際に消滅させ、世界崩壊という最悪の結末を引き起こした。
|
|
劇中では、
アコールとDJサガラの会話の中にその名が挙がる。
本編では、
ベールが三人目の特異点であることがDJサガラ、および
門矢士によって判明し、
士は特異点である彼女にある理由から破壊しようと襲い掛かった。
最終更新:2021年07月05日 02:45