Judgement Of Kings 第三戦 過去ログ

――――住民達がゆったりとした時間に耽っていた頃、その報道は突如として流れ出した。


謎の報道【御機嫌よう、混沌世界の諸君―――……本日は待ちに待った“♚Chess♛”と“蒼秤総裁機構”との交戦日だ。】

謎の報道【しかし―――…我等は君達に、一つだけ問わねばならないことがある。】

謎の報道【 諸 君 ら は 本 当 に … ―― こ れ で 良 い の か ? 】

謎の報道【諸君らは本当に、これが互いの“絆”を証明できる鍵だと思っているのか――――……?】


ザワ… ザワ…ワ… ザワ―――……(住民達の声)


―― 住民達は報道内容に動揺しているらしい ――


―― 何言ってるんだ。住民をこんな目に遭わせておいて ――


―― 僕達を、私達を―――…“戦火”に追い詰め、脅迫した癖に… ――


―――― 今 更 、 許 さ れ る と 思 う な よ ――――


謎の報道【――私はこの頃思うのだ。確かに、我々は諸君らに第一戦の夜――……“互いを破滅させること”を命じた。】


謎の報道【しかしあの決断は間違っていた。―――私のあの時の発言が、君達をここまでこじらせてしまったことを深く後悔している。】


謎の報道【―――私は。君達の“絆”が、どこまで君達を犠牲にできるのかを見たかっただけだったのだ。】


謎の報道【だから、決して――――――……プツ、ン ―― ……】


―――……
――――住民誰もが“終戦”の鐘を待ち望んでいたその時だった。彼等には“期待”を裏切られるような“予期せぬ言葉”を聞くこととなる


謎の報道【―――という茶番劇はここまで。愚か者の貴様等を弄ぶには丁度良いシナリオとなったらしいな――……】


な。”】
謎の報道【だが…これをもって、再確認させて頂こう。“―――貴様等に選択の余地はない。我々の監視下でしか存在し得ないことを忘れる


謎の報道【“私に刃向った者は容赦なく『処分』してやろう。――――覚えておくがいい”】


――……ザザザ――… ――ザ… ザザ……―ッ ……


――― 放送はそのまま途絶えた。裏で何が起こっているのかなど、住民達には知る由もない。


――――あの報道には、どんな意図が込められているのか。


――――黒幕は一体誰なのか。


――――そもそも、黒幕とは何なのか。何が“不義”で、どれが“正義”なのか。


―――教えてほしい、誰でもいい。


―――分かってほしい、理解してほしい。


私達は、ただ君達を――――――……



───  第三戦 : 【♚Chess♛】 vs 【蒼秤総裁機構】  ───


ドチャァ――――――――グッ…ズグググ…ッ…!!(乾いた地面に赤い何かが落下する。やがてそれは塊と成し…人型へと形成されていった)


サングル「スゥ―――――― ギ ュ ン (開眼と共に全身が僅かに痙攣する)……外へ出たのはいつ以来だ…。(拳を何度も握り直し) 」


───  戦闘舞台 : 【レゼリア国】  ───


キュウカ「───それにしても、先程の明らかな放送の矛盾は一体なんだったのかしら…(レゼリア国の城下町におり、周囲を見回している)(にしても、何故このような“美しい場所”をわざわざ戦闘舞台に指名するのだろう――…あの人達の意図が読めないわ) 」

獄将ルドウィッグ「嗚呼…麗しき我が国のプリンセス。この私、獄将ルドウィッグが…命に代えても貴女様をお守りいたします。(キュウカの傍で深々と跪いている) 」

AS「(疑問の解決、ただ、気になるから調べていただけだというのに、・・・俺はもしかしたら、これに気付くべきではなかったのかもしれない、これを主君が知れば―――)(同じ組織員とは少し離れた位置で、深刻な表情をしている) 」

ルーシー「(頭を左右に揺らしながらASの背後からひょっこり)アズさーん、どうかされましたか?顔色…じゃなくて仮面色悪いみたいですけどー 」

キュウカ「…それをする相手は私ではなく王の筈よ、ルドウィッグ…私には、もったいなさ過ぎる(やれやれといった様子でルドウィッグに手を差し伸べ) ……(遠くにいるASに気づき、彼を見据えている)(…何か、重大な任務でも任されているのかしら────…) 」

アオ「まったく、馬鹿げている…(眉をひそめ、組織員の最前列で鎧の役割も備えたヘヴィコートをはためかせている。報道のせいか少々イライラしている様子) 」

サングル「―――――シュタ (高い建物の屋上へと移動し、そこから景色を俯瞰する)………敵は6人以上か… 兵力差では向こうが勝っているようだが…さて、吟味のし甲斐がある血を持つ輩はどの程度か…。(クククと不敵な笑みを浮かべ) 」

獄将ルドウィッグ「御意。我が主…そして貴女様のために、この剣を振るうのみ…。(立ち上がり、仮面のズレを整える) 」

AS「(こんなことなら、解らなければ、解ってしまわなければ、よかったのだ・・・いや、それでも、だとすれば、この戦いの行方は・・・俺は、俺は主君に仕える、忠実な駒であるべきなのか、それとも―――)・・・!!!(背後から現れたルーシーに対し、咄嗟に前方へ振り向きつつ距離をとってしまう)―――なんだ、ルーシーか・・・。 」

キュウカ「────王、あの“報道”の件についてですが…どう思われますか(深刻な表情を浮かべ、アオに) ──────っ(…気配を感じる…“白”の人間だわ……)(警戒心を強め) 」

ヒロ「(無言で目を閉じながら日本刀を研いでいる) 」

ライヒトゥーム「ガゴォン(重厚な金属音を響かせ、ほぼ兵器と行っても過言ではないフルフェイスの鎧に身を包み戦場に降り立つ)安堵されよ、兵力差は我が眷属が補おう 」

アルヴィス「(両手に流線型の盾を装備しライヒトゥームより後方で戦場の様子を伺う)(着弾予測まで30分…もうすぐだ) 」

キュウカ「──────クスッ(ルドウィッグの様子を見て、微笑ましそうな視線を送り)(ああ…このまま、ずっとこのまま…私の“仲間が”側にいてくれたらどれ程幸せなことか──────……)(この前のアオに言われた言葉を思い出し、我に返る) …(いけない、こんなこと…───思ってはならない筈なのに) 」

サングル「ライヒトゥームか…いいだろう。(横目で彼の姿をとらえ、ふっと笑みを零す)さて…先ずはこちらから敵を動かす。シュタンッ―――――(そう言うと天高く跳躍し、レゼリア国上空へと移動する)――――“鮫雨”(ハイ・レーゲン)―――― 」


シュドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッ!!!!!(突如上空から、国全体を覆い尽すほどの赤い針が雨の如く降り注いだ。その針は非常に鋭く、分厚い建物ですら貫通してしまうほどのものであった)


アオ「くだらない。実に、くだらない。絆の証明を説くのはいい…だが、方法が間違ってる。だがそれ以上に――――あいつら(主催者)に何一つ手出しができない自分に、腹が立つ。(ギリ、と歯を食いしばる) 」

AS「(解らない、この問答の、解が、理解できない―――)俺は・・・どうすれば・・・!!!(やり切れぬ思いを、剣に込めて振るい、衝撃波を巻き起こして赤い針を、自らを含む組織員に当たるもののみを吹き飛ばす) 」

極将ルドウィッグ「―――――!!いけないッ!"我が刃の…御心のままに"…ッ!! ズアッ!! (キュウカの上空へと跳び上がり、腰に携えた剣を抜き出し、キュウカを庇うように居合で針を蹴散らす)……スタ――――――ケヒ…ケヒヒヒヒ…ッ…(着地後、様子が一変する…) 」

アオ「助かった、AS――――(突然の針の雨に眉一つ動かさず、まるでASの助けを"わかっていた"かのように被弾なし) …………ルドウィッグ?(様子に気がつく) 」

ライヒトゥーム「噂に違わぬ破壊力、流石と言わざるを得ないな…サングル卿。心得た、後衛…先陣共に任されよ。眼に物見せてくれよう(手を翳すと同時にバックパックに人型のアンドロイドが翼に変形し装着され、地面が若干陥没する質量であるにも関わらず浮上する)蹂躙しろ、我が雑兵達よ(翼に開いた6つのゲートからミサイル弾が召還され鮫雨の後に続くように戦場全体へ降り注ぐ) 」

サングルサングル(傲慢)「フッ―――――――――ズッシャアアァァァァーーーンッ!!!!(上空から、アオの前方に勢いよく垂直落下する)パラパラ……! (土煙を割って姿を現し、アオと対峙する)…これはこれは…俺は実に運が良い…!―――――早くも『King』の前に辿り着いてしまったよ…!(クックックッと邪悪な笑みを浮かべる) 」

ヒロ「…は、針の雨…!(刀で振り払おうと構えた瞬間ASに助けられる)…あ、すまん… 」

ルーシー「ひゃぁぁぁッ!(素っ頓狂な悲鳴を上げ鮫雨から身を守るように伏せて暫くして恐るおそs流辺りを見渡す)あ、あれ…なんともな––– え、ちょ…どうしたんですか、あのこれ…(恐る恐るルドウィッグから距離を置く) 」

キュウカ「…(アオの言葉を聞き、一瞬顔が強張り) ―――全く、その通りです。彼等がどんな意図であの報道を流し、我々を戦場に赴かせているか…理解することすら儘ならないというのに……(自分の無能さを悲観するかのように、アオに) ――――ッ……!(しまっ――――) …――!?(ルドウィッグが自分を庇ったのを見て)(…ルドウィッグ…なんだか様子がおかしいわ…一体、何が起こって――――……) 」

AS「(俺の刃は、・・・曇ってしまったな・・・こんな事一つに、解を出せないなんて・・・)俺は、俺は・・・。(放たれたミサイルを見据え、剣を握り締め)ッァァアアアアアアッ!!!(その質と量を感じ、手が回らないと見て衝撃波で自らとアオに命中するであろうもののみを撃墜する) 」

柴原「大決戦の舞台は美しく活力ある国のど真ん中…真ん中でしたっけ?まあ良いや、でも中々風情があって良いですねぇ、 」

極将ルドウィッグ「…ヒヒ…ヒヒヒ… ヒャァーーーーハハハハハハッ!!!!ひっっっさしぶりの殺し合いだぁ…ッ!!俺様の剣がッ!血に飢えている…ッ!敵を斬れと呻いている…ッ!斬る…斬る…KILLゥゥッ!!!!(剣を抜き出すと好戦的な性格へと豹変する。そして、弧を描くように斬撃を繰り出し、自分に迫りくるミサイル弾を斬り落とした) 」

柴原「大決戦の舞台は美しく活力ある国のど真ん中…真ん中でしたっけ?まあ良いや、でも中々風情があって良いですねぇ、こういうの(城の天辺から、戦場にカメラを向けている) 」

アルヴィン「どうなってやがる……白ってことは……少なくとも、アイツらは認めない筈だ。 そうか、アイツなら……まずはアイツを捜すか。(声‐杉田智和) 」

アオ「(ライヒトゥームによるミサイル弾を視界にいれるが、すぐに視界から外しサングルへと焦点を合わせる) ――――さっきの雨は、貴様がやったんだな(瞼を僅かに降ろし、侮蔑がこもった瞳でサングルに) あぁ、まったくだ……クソ、虫酸が走るよ(キュウカに) 自分の身を守るのも忘れるんじゃないぞ、AS(フ、と口元で笑む) ルドウィッグ…そうだ、忘れてた……ファインプレーだ(ルドウィッグを見て) 」

サングル(傲慢)「(アオの表情に応えるように口角を上げる)…上の方…≪ Queen ≫から―――――" 徹 底 的 に 殲 滅 せ よ " と命が下っている。久々に上質な命令が来たわけだ。ようやく…『殺戮』を肯定できる…!(何度も握る拳を静かに見つめる、しかしその目には明らかな殺意と狂気を孕んだものがあった)そういうことだ、手早く終わらせよう。―――――ズグッ!!(突然自分の胸部に手を勢いよく突っ込んだ)グチュグチュ… ドチャ ドチャ…(体の中を掻き回し、中から取り出した二つの『心臓』を地面に転がり落とす) 」


…ジュグ…ギュ… ジュグジュグジュグ…グググググッ…!!!(地面に落ちた二つの心臓、その表面に付着した血液が独りでに動きだし、心臓をみるみると包み込んだ。やがてそれらは人型へと変形し、赤い塊に色がつき始める)


AS「わかっているぞ、主君よ・・・。(そう口だけは言うが、内心穏やかそうな表情では決してない)手早く終わらせる―――か、なめられたものだな。(サングルを見据え、剣を構える) 」

DAVE「(青組織の一員として、制服を身にまといサングルの前に立ちはだかる) ――――さすが、見かけによらず早い動きをするんだな。白の人間は(そのまま大剣を上から真下へ振り下ろし、それによる衝撃波がサングルに襲い掛かる) 」

ヒロ「……なんだ、心臓が…人型に……分身…!?(サングルを見て) 」

ライヒトゥーム「(放射状攻撃による降下は薄い…か、まあ良い。特攻する手足なぞ幾らでも用意できている)そう…戦地は歩兵が制し、主君は支配するのだ(翼とミサイルポットを収納し宙空から地上へ着陸、キュウカ、ルドウィッグの前に巨大な漆黒の鎧が立ちはだかる)–––––名乗らせていただこう、♚Chess♛ナイトが一人ライヒトゥーム、貴殿のお命を頂戴する。御覚悟を 」

アオ「手早く終わらせる? ……"我が刃の御心のままに"―――――――王の器をあまり見くびるなよ。(シャラ、とナイフを緩慢に抜き出し、サングルと対峙する) ……AS、注意しろ。何か妙な動きをするぞ、こいつ 」

心臓A→サングル(怠惰)「シュゥゥゥ…(外見は傲慢体と同じ黒い軽装を身に纏った、スキンヘッドの巨漢。) …お前らは『俺たち三人』で十分だってさぁー…、さぁて――――――(ヒロの前方に移動する) 」

トキオミ「(その頃遥か上空にて彼は戦闘機にも似た黄金の船の上に立ち青と白の戦を見下ろしている)・・・――――クルッ(そして、この船の持ち主である、とある人物に向き合う) 」

心臓B→サングル(暴食)「シュゥゥゥ…(対しこちらは怠惰体を少し上回る巨体を誇っている。)――――――いただこうか。少々おこぼれが激しいが…なに、骨身残さず俺の腹に収めてやるよ。(キュウカの前方に移動する) 」

サングル(傲慢)「…!(DAVEの放った衝撃波から逃げるように回避する)ズザザァー… …『サングル』――――それが、『俺たち』 "七人全員"を指し示す呼び名だ。…とは言っても、ここにはその三人しかいないがな…。つまり、仮にここで『俺たち』を殺ったところで…『俺』を殺したことにはならない。舐められるのが不服なら…『俺たち』を殺してみろ。(アオ、AS、DAVE、キュウカ、ヒロの五人に挑戦的な笑みを浮かべる) 」

アルヴィス「 ッ ガ ァ ン !! (手の甲に装備した巨大な盾を前方へ突き出しASへ残像の写る速度で体当たりを仕掛ける)–––お久しぶり…ではないですね。あの時は美味な紅茶ごちそうさまでした 」

キュウカ「ルドウィッグ…ッ… (先程の彼とは思えないような雰囲気を感じ取り) ――――とにかく、今は戦いに集中しましょう。ここで負けたら今後…――主催者を倒すことすら叶わなくなってしまいます。(サングルを見て覚悟を決めたように、アオに) ―――"我が刃の…御心のままに"…ってあなた、青の人間だったの……!?(抜刀直後、十字に薙ぎ払ったかと思えばDAVEを見て驚愕する) 」

カンナギ「――――――。(船に設置された玉座に座りながら不遜な態度でトキオミを見据える) 」

極将ルドウィッグ「―――――ッ!! 」

キュウカ「―――ライヒトゥーム…ですか。なかなか素敵な名を頂いたのね。―――私はキュウカ。今からあなたをあなたの“妻”の元まで送り届けて差し上げよう(勇ましい目つきでライヒトゥームを見据え、剣を彼へ向ける。) 」

ルーシー「(仲間達と並び震えた手でレイピアを構えサングル達の前に立つ)あ、頭数を揃えるぐらいには…いえ、主君の盾になるぐらいには役に立てます! 」

トキオミ「―――古代より天地をすべし王よ。私は貴女様の確約を果たしました。どうか・・・・どうか・・・・我ら、♚Chess♛にその御力を!そして青の組織という不逞の輩に王の誅罰を!(まるで臣下のような振る舞いでカンナギに一礼しながら) 」

AS「大丈夫だ、最初から相手を見下すような手合いに俺はやられない、少なくとも・・・こいつはきっと、今まで戦った中でもとびきりのキワモノだろう。(サングル『傲慢』を見据えて、剣を振るおうとした時―――)―――ッ!!(アルヴィスの体当たりを咄嗟に刀身を縦にして受け止め、衝撃を押さえ込む)あの時の、従者の一人か・・・俺は従者に紅茶を振舞った覚えは無いがな?(チャキ、と剣を構える) 」

サングル(暴食)「おやおや…得物を取られてしまったか。致し方あるまい。ならば――――(ルーシーの方へ振り返り、酸と同じ溶解力を持つ涎の様な血を吐きだし、じりじりと彼女に近寄る) 」

ヒロ「…むっ…?(サングル(怠惰の姿を見て刀を構える) 」

カンナギ「・・・気が乗らぬ、そも、これは"見えざる者"の言葉に振り回され殺しあう衆生どもの小競り合い。何故妾がそれにいちいち干渉せねばならん?(気怠そうに、だが眼光鋭くトキオミに問う) 」

サングル(怠惰)「面倒くさいんだよなぁー…『殺戮』なんてさぁ…。でもさぁ、殺らなきゃ、うるさく叱られるから―――――≪ Queen ≫と、『本体の俺』にさぁ。(そういうと巨大な拳を振り上げ、今にもヒロにその拳を振り下げようとする。しかし、その動きはとても遅い…) 」

DAVE「――――キュウカさん、お久しぶりです。実は私…そうなんです、ここの国の騎士としてこの前からずっと訓練してて…(振り返り、キュウカに視線を送る)(―――この程度の作り話で充分だろう。あの女はいくらなんでも警戒心がなさ過ぎだ、“馬鹿”め―――……) …(ASとアオを見る)(ああ、奴等が例の…フン、中々面白いじゃないか……どれ程の強さを胸に秘めているのかこの“眼”で拝見させて頂こう―――……) ―――いいだろう、お望み通りの“結末”にしてやる(こちらも挑発的な笑みで返し、剣を十字を薙ぎ払う) 」

ライヒトゥーム「ギリィッ…(鎧越でも聞こえる歯ぎしりをし先程の武器庫を展開、対戦車ライフルを機関銃のように二人へ射出する)口を慎まれよ姫君、送られるのは貴殿等だ。だが安心しろ、死は貴殿等をわがつ事はあるまい…! 」

トキオミ「なっ・・・、・・・・し、しかし王よ!彼奴等は王の地を踏み荒し世に混乱をもたらすもの・・・。彼奴らを・・・王自ら見て見ぬふりをされるおつもりか!? 」

アルヴィス「ギャゴオxン(盾をASの剣にぶつけ衝撃を活かし距離を取る)はは…安心し切っているからなのか隙だらけだったんです…よッ!(盾に仕込まれた機銃をASに向けて透かさず発射) 」

カンナギ「ひかえよトキオミ・・・・!確かに、天地余す所なく妾の庭だ。だが、庭の整備は庭師・・・つまり貴様の仕事であろう?それとも何か?妾の宝具を草刈道具同然のものであると考えているにではあるまいな?(眼光がさらに鋭くなる) 」

アオ「肩慣らしには丁度良さそうだな。(サングル(傲慢)の発言を耳にし、ナイフを構える) ああ、わかった―――。(キュウカの言葉に応え、集中する) ……盾になるのは構わない。だが絶対に自棄を起こすな、自分の命が最優先だ。命令だよ(ルーシーに) 」

極将ルドウィッグ「 (前方に立ちはだかるように現れたその漆黒の鎧…ライヒトゥームの姿を視界に捉え、剣を構える)この俺様はぁ!!蒼秤総裁機構の『将軍』!極将ルドウィッグ!!チェスだがナイトだが知らねえが、微塵切りにしてやるぜぇッ!!!ヒュポッ―――ズダダダダダッ(甲羅へ潜り込みライフルの猛攻を防ぐ)今度は俺様から行くぞぉ!!!“スピニングシェル”!!ギュルルルルッ!!!!(甲羅に引っ込んだまま回転し、そのままライヒトゥームにめがけ突進を繰り出そうとする) 」

ルーシー「…!(それも液体を媒介にする能力…!)陛下…初めてあなたのお役に立てそうです!(レイピアの刀身に手を当てがいキッと暴食を睨みつける)我が剣の御心のままに…いざ! 」

キュウカ「―――――…(暴食のサングルが引いたのを見て、少し安堵する) …お生憎ね、こっちは今手が空いてないの。他を当たって頂戴(挑発には乗らず、傲慢のサングルにそう冷たく言い放ち) …そうだったのね、分かった――…お互い、頑張りましょうね(遠くからDAVEに声をかけ) 」

AS「いいや、安心などしていない・・・寧ろ―――(剣を斜めに素早く動かし)キキキキィンッ!!(機銃により撃ち出された弾丸を素早く弾く、その弾丸は全てサングル『傲慢』へ) 」

ヒロ「…(やけに遅いな)(振り下げたサングルの拳を切りつける) 」

宇練銀閣「(いつもの着流しに制服を羽織りながらヨタヨタと歩いてくる)ふぁぁああ・・・・あぁ、やってんなぁ・・・・。ったく、人材が少ないんなら、俺に留守を任せりゃいいものを・・・。(ブツブツ言いながら遅れて登場) 」

ライヒトゥーム「ハッ… 浅 は か な (重厚故に鈍いのか) 」

AS「寧ろ先程から、ずっと悩んで悩んで気が立って仕方ない、このやり場の無い感情をお前は受けきれるか?(剣を持ち)ガガガガッ!(地面を抉りつつ、引き裂くような縦の衝撃波をアルヴィスに放つ) 」

サングル(傲慢)「(アオの発言に表情が歪む)舐め腐りやがってこの―――――俗者共が(アオに人差し指を向け…)…“血槍”(ブラド・ツェペリ)! ドヒュンッ!! (鋭利な矛先を持つ血のベクトルを指先から解き放つ) 」

トキオミ「いえ・・・決してそのような・・・・!・・・・承知いたしました。不肖トキオミ、貴方様と我らChessに勝利をささげて見せましょう!!(黄金の船からシュッと飛び降りる。そして優雅に戦場へと舞い降りてくる) 」

ライヒトゥーム「ハッ… 浅 は か な (重厚故に鈍いのかルドウィッグの攻撃は命中、しかし)『インパルスキャンセラーバリア』アクティベート(衝突の際の衝撃が、鎧の表面に虹色の波紋を広げ水面を伝うように正面から背後へ流されてしまう)見ろ、そしておののくが良い!セフィラトの科学、その輝きを前にひれ伏せ!!(その後同様の『衝撃を吸収する幕』を纏った拳でルドウィッグに裏券を浴びせる) 」

サングル(暴食)「腹を満たすには少々小さいが…まあいい。いただこうか――――― ガ パ ァ ッ ―――――(顎が地面まで長く伸び、そのまま砲弾の如くルーシーへ突進し、そのまま彼女を丸のみしようと襲いかかる) 」

キュウカ「――いいえ、違うわ。私は“姫君”などではない――――――…… 私は、王を守り抜くための“騎士”よ。ただそれだけの為に存在している“駒”に過ぎない―――……!(アオにも聞こえる様に、同様に自分にもそう言い聞かせるように) ―――――さっさと終わらせるわ、この“戦い”を。(能力を使用し結界シールドを張り銃弾を防ぐ) 」

サングル(傲慢)「(――「…右側から銃弾が来るぞ」――)…"わかった"。(誰かと会話し、死角から襲いかかってくる跳ね返された銃弾を、視界に捉えていないにもかかわらず回避した)…ククッ…無駄だ。(背後のASに) 」

アルヴィス「正確な剣閃だ…–––––– 命 中 す る (瞬間、彼の左目に時計のような模様が浮かび上がり、ASの衝撃波を読んでいたかのような動きで軽々とスライド移動で回避)ガガガガガガガァァァン(空かさず滑るように移動しながら機銃をASへ発射していく) 」

カンナギ「――――ふん、初めからそうしろ。まったくつまらん・・・退屈な男だ、あやつは。(トキオミの出陣後ポツリとつぶやく) 」

サングル(怠惰)「ザシュ…!  ―――あ、今傷つけたね?―――――ズシャアアアァァァンッ!!!!(ヒロがサングルの拳を斬りつけた瞬間、突然拳の落下速度が以上に上がり、高速でヒロの頭上に拳が振り下ろされる) 」

トキオミ「さて、戦場は思った以上に混沌としている。だが・・・"Chessたるもの、常に余裕をもって優雅たれ。"いついかなる時でも優雅に振るわねばならん・・。よし、あそこか・・・!(アオの位置を確認し魔術で移動しながら近づいてくる) 」

DAVE「危ない…―――ッ……!(アオに向けられた傲慢のサングルの血のベクトルを剣で薙ぎ払う) 」

極将ルドウィッグ「何だと――――ッ!!?(自らの攻撃を受け流され着地と同時に甲羅から現れ、振り返ろうとするが…)づっ――――ゴフ…ッ…!!? ドシャアァァーーンッ!!!(ライヒトゥームの裏拳が見事に腹部にクリーンヒットし、周辺の建物に激突する) 」

AS「・・・やはり、か・・・!(理解したような表情で、確認もせず、しかし正確に背後にいるサングルに剣を振るう)小癪な―――キキキィンッ!!(機銃から放たれた弾丸を、剣の先で斬り飛ばしていく、その矛先はトキオミ) 」

ルーシー「承知、陛下の命令は守る、貴方を斬る…どちらも成さなければ鳴らない責務(向かって来る暴食に対し一歩も動かずレイピアの刃を地面に突き刺し)これを果たす事が私の喜び!受けろ、ワイズ・ガーデン(白の庭園)!!(突進する暴食を待ち構えていたと言わんばかりに巨大な氷柱が地面から伸び串刺しにしようと待ち受ける) 」

ヒロ「…けっ…!(拳を素手で受け止めようと試みる) 」

ライヒトゥーム「ふっm、あれしきでくたばるまいがまあいい、次は貴殿からだ。手向けとして受け取るが良い(左手の指先から光線が発射されそれが一つに収束し、巨大な刀身のレーザーブレードへ姿を変える)エネルギージョイント接続、ブレードフィールド展開(バックパックのブーヅトでキュウカに急接近しそれを一気に振り下ろす) 抜 刀  」

サングル(傲慢)「(――「今度は剣による攻撃だ」――)…心得た。ヒュッ――――(またしても、死角からのASの攻撃を何なく回避して見せた)……俺の眼を見てみろ。(そう言って自分の片目を指す)この眼に映るものはすべて『俺たち七人全員』が"共有"している。先程俺の死角から飛んできた銃弾を回避したのも、"暴食"の『俺』がその弾を見ていたからだ。…そして此処にいない『俺』が、此処ではない何処かでこの戦いを閲覧しているのだ。――――俺の『本体』が…お前たちを"観て"いるぞ…?クハ…ハハハハハハッ!!!! 」

トキオミ「・・・ふ、そんな子供だましでは私は止められないよ?(斬り飛ばされてきた弾丸の嵐はトキオミが貼った魔術防壁に命中し制止する。そして弾丸一つ一つに魔力が籠められると)――――パチンッ!(指を鳴らすと同時にASに向かって弾丸が跳ね返ってくる、魔術によって追尾機能を得た弾丸はASの急所を狙うように通常より早い速度でせまる) 」

エヴァド「―――そんなところで何をしているんだい、さっきまで“白”の者と打合せのような話をしていたようだけど。(いつの間にかカンナギの背後に立っており、腕組みし見据えている) 」

アルヴィス「さあ、僕には未来しか見えませんので不安等なんとも…ね(銃弾が仲間の方へ逸れながらも居合って冷静にASだけを見据え、今度は機銃を発射しながら急接近してくる) 」

サングル(怠惰)「無駄だよぉ。ドシャアアァァァンッ!!!!(拳は止まることを知らず、圧倒的な力でヒロを殴り飛ばした)はははは…これが俺"怠惰"の持つ固有能力…“レジェクト”だよぉ。(不敵な笑みを浮かべながらヒロに) 」

極将ルドウィッグ「ブフンッ―――――(漂う土煙から姿を現し、剣の切っ先をライヒトゥームに向ける)…一刀の終・雨音(あまおと)!!(剣による乱舞攻撃を、ライヒトゥームの背後から繰り出す) 」

アオ「すまない、助かる―――――(DAVEの助けに応え、勢い良くサングルへ駆け出す)――――君、協力は結構だが…後で説明してもらうよ(通りすがりざまにDAVEへ耳打ち)…………今度はこっちからいくぞ!!(サングル(傲慢)にナイフを横一文字に振り抜く) (キュウカ…君は、君たちは決して駒なんかでは―――) 」

ヒロ「(殴り飛ばされ、叩きつけられる)……あ?…レジェクト、だぁぁ…? 」

カンナギ「打ち合わせ?妾は暇つぶしに奴の自己満足に付き合っているだけに過ぎん。貴様なら会話もとうに聞いているだろう・・・衆生同士の小競り合いに興味はない、勝手に殺し合い勝手に滅べ。(視線も顔もエヴァドには向けようともしないがその姿は寸部の隙もない) 」

サングル(暴食)「――――!あぐぁがぁッ!ぐぎゃああぁ…ッ…!!!(その巨体に氷柱による大きな風穴が開けられる)あ゛あぁ… …いでえぇ… こっ、これが痛みというものか……"美味"だ…なかなかの、"美味"だ…ッ…!!(ぽっかりあいた腹部から酷く流血しているにもかかわらず、愉悦を含んだ笑みを浮かべる。まるで、痛みを味覚の一つとしてとらえているかのようだった…。) 」

DAVE「―――――ッ…!(暴食のサングルへと右腕から出現させた杭のようなものを三本飛ばす) ――貴様の本体とは何だ、私に詳しく話してくれないか(振り返り、冷静な口調で傲慢のサングルに) 」

宇練銀閣「よう、遅くなっちまったなぁ。これから、加勢するわ(青の組織のメンバーに告げ、Chessと向き合う) 」

AS「数が7で苦労も7倍といったところか・・・ならば観切れぬ程に疾く振るうのみ!(瞬時にサングルへ速い三連斬り)適当に切り上げた先は、白・・・か、魔術は嫌いだ、面倒くさい。(急所を狙う弾を全て容易く、真っ二つに斬り捨てる)―――(こっちへ来る・・・どう仕掛けてくる?)(放たれた弾丸を左右へ動いて回避しつつ、アルヴィスを見据える) 」

サングル(怠惰)「そうだよぉ…どんな能力かというとねぇ……ああ、説明するのも面倒くさいなぁ…(そう言うと再び拳を振り上げ、ヒロに殴りかかろうとする。やはり最初同様、その速度は非常に遅いものだが…) 」

ルーシー「暴食、血液…(ぼそりと呟き、暴食から距離を置いて悪寒を覚えながらも苦し紛れに引きつった笑みを浮べる)おぞましいですね…けれど安心なさい。私の施す死化粧はこれからです…! 」

トキオミ「蒼き王よ、その首、いただくぞ!!(宝石の付いたステッキから業火が吹き荒れアオに迫る) 」

DAVE「…へ?(耳打ちされ、目を丸くし)(成程――…さすがは“一国の王”だ。そう簡単に騙されたりはしないか…まぁいい)(通り過ぎていくアオを見据えながら) 」

ヒロ「…(これ、斬りつけると早くなるパターンやな(飛びのいてサングルの拳に向け、矢を投げる) 」

サングル(傲慢)「ニィ――――(向かってくるアオを待ち構えるかのように対峙を維持する)…俺の『本体』のことか…?そうだな、冥土の土産だ、教えてやろう。("傲慢"の性格故、DAVEの質問に応えようとする)…『俺』は七人で構成されている…しかし『俺』たちをつくったのはそのうちの一人"憤怒"だ。奴は『俺達』の中で最強の存在。その実力は…Night級と呼ばれる最強ランクに匹敵する強さだ。そして『本体』は、今も何処かで―――――ジャキンッ、ジャキンッ、ジャキィィンッ!!!(話の最中、ASの三閃を受けてぐらりと倒れ込む) 」

アルヴィス「ジャギィン(盾の裏に仕込まれたブレードを抜き出し、そのまま単純な突進からの突きをASヘ繰り出す)僕の理想には邪魔なんだ、貴方達も…そして––––––(接近する間際、ASにある一言を零す) 」

キュウカ「――はっ―――……!(宙へ舞い、斜めに一回転し、空中から真下に刃を振り下ろす) ―――思い知れ、“蒼の刃”……―――ッ…!!(“青”の気を纏った剣はやがて“光”となり、ライヒトゥームのレーザーブレードへと向かっていく) (そうだ、私は“駒”―――――…感情を持ってはいけない、なすべき任務を命がけでこなしていくのみ……ッそれが私の、ここに存在している“価値”なんだ―――……ッ!!)(強い想いを秘めた瞳を、ライヒトゥームへ向けながら) 」

サングル(暴食)「だが困ったものだ…これでは―――――おお。バグンッ(DAVEの飛ばした杭を瞬間的に食す)ゴクン―――――ジュググググ…(それを呑み込むと、先程まで開いていた穴が瞬間的に閉じてしまった)ふぅ…まずまず、といったところか…。ん…ダンッ!!("傲慢"が倒れたのを見て、凄まじい速度でルーシーを横切り、"傲慢"の遺体のもとまで移動する。そして…)…何を寝ているのだ…――――バクンッ(突然"傲慢"の上半身を丸のみし、咀嚼し、呑みこんだ…) 」

サングル(怠惰)「プスッ――――ドシャアアアアァァッ!!!!(屋が方に突き刺さった瞬間、先程同様拳の速度が急激に速くなり、地面に大きな陥没を引き起こした)パラパラ… あぁ…気づかれちまったかぁ…めんどうくさいなぁ…ああぁ…(後頭部を掻きながらヒロの方へ振り返る) 」

エヴァド「―――ほう、余裕綽々とはいい度胸じゃないか……ま、それでも。―――以前の忠告には従ってくれているみたいだね。(“番人”の象徴である帽子を深く被り、背後から不敵な笑みを浮かべカンナギに) 」

ライヒトゥーム「ぬ…うゥ!?(剣と剣のぶつかり合い、予想を上回る威力が鎧に衝撃を与え正面から背後へひたすら衝撃を流し続ける)見上げた覚悟だが、力なき信念等脆い…! 何…ッ!(馬鹿な、復帰も、攻撃も…全てが早過ぎる!間に合わな…)ドゴンッ!!(前後から同時に与えられた衝撃にバリアが絶えきれずルドウィッグの攻撃は命中、バリアを担うパーツが破壊され中波する)く…!こしゃくな…ッ!! 」

AS「倒した、か―――!?(伏した傲慢を見て、にわかに安堵したところ、暴食が傲慢を飲み込んだのを見て驚愕する)・・・お前は、そこまでして、一体、何をするつもりなんだ!?(正面から素直に突っ込んでくるアルヴィスを剣で受け止めつつも、零された一言を聞いて表情が険しくなる) 」

獄将ルドウィッグ「ヒャーーーーハハハハハハッ!!!!ざまぁねえなぁ!!(破損するパーツを見て愉快そうに笑む) 」

ヒロ「…(つまり…遅いからといって、直接攻撃は危険…矢とナイフを主体に戦うしかないな)(ナイフを取り出す) 」

DAVE「―――ククッ(彼女自身が“傲慢”の性質を利用したのか、思い通りの結果となったらしく薄ら笑いを浮かべている) …!…そうか、攻撃を吸収するのだな、貴様―――……ッ(傲慢を喰らい、傷が回復している暴食のサングルを睨み) 」

サングル(暴食)「ふぅ… さて…("傲慢"を食した後、己の腹部を摩る)―――――  パ  カ   ァ  ―――――(巨大な体の腹に大きな裂け目が生じ、その中から『何か』が出現する) 」
サングル(傲慢)「―――― ド パ ァ ――――("暴食"の巨大な腹から姿を現したのは…先程ASが討ったはずの"傲慢"体だった)……どうした、お前の覇気が…感じられなくなったぞ。(不敵な笑みを浮かべながらASに。そして彼に向けて、血のベクトルをいくつも解き放つ) 」

ルーシー「(再生…いや、食った!?理屈的には同化…だっていうの!?)…ッ!結構な事です、けれどお食事になる前によくご覧になってくださいな、あなた自身の身体を 」

柴原「はぇー、まさかあそこまで出来るとは……いやはや流石は白の組織というべきですか…(サングルを中心に撮影) 青はこの前見せてもらいましたしねー 」

カンナギ「従う?バカな、貴様と妾の意志がこの時だけ同調したに過ぎん。妾はこの世界を漫遊するのみだ。欲しい物を得、邪魔するものは聖人だろうと神だろうと処断する、それが妾だ。―――そうだ、なんならお前がこの世界の奴等や妾もろとも滅ぼしてみるか?それはそれで楽しそうだ(ケラケラとまるで他人事のように笑う) 」

アオ「憤怒…Knightか…あぁ、上等じゃないか。騎士の称号に相応しい力、その憤怒とやらに見せてもらうとしよう(倒れこむ傲慢を見て、踵を返し戦場へ目をやる) 」

サングル(怠惰)「んんん…ッ…!―――――ングゥッ!!!! ズシャアアアァァッ!!!!(しかし今度はなんと、力をため込んだかと思えばすぐに拳を振り下ろしたという、予想外の危機がヒロに襲った) 」

キュウカ「く―――っ…!(攻撃の反動か、着地後暫く動けなくなり) ――私の勝ちだ、ライヒトゥーム……っ…(右腕を押えながら、地べたに座り込んだ状態でライヒトゥームを睨み) 」

宇練銀閣「さて・・・あっち側がなんかヤバそうだな 」

AS「フフフ・・・ああ、これは、きっと今までの中で、一番面倒だ・・・!(解き放たれた血のベクトルを、平静なまま弾き、回避し、しかし右肩を掠めていく)お前がどうやら一番最初に沈めなくてはならないようだが・・・その面倒な『業』、控えるがいい・・・『能力破棄』!!(右目が紅く光り、『暴食』を見据える、その時、『暴食』の中で、何かが鎖にでも縛られるような感覚が襲う) 」

アルヴィス「っらァァァァァッ!!!(叫びを上げ腕を振り払って間合いを離し接近しながら至近距離でASへ機関銃を放っていく)贖罪だ…!多くの笑顔に出会いたかった、多くの人の幸せを見たかった!そんな建前で組織に属して、本当に大切な『一人』を守りきれなかった無力さへの!! 」

宇練銀閣「さて・・・あっち側がなんかヤバそうだな、行くか!!(サングルの方へ駆けていく) 」

サングル(暴食)「さあ…今度こそ楽しい食事を――――!(ルーシーの方へ振り返ろうとした瞬間、ASの“能力破棄”によって全身にある異変が生じたのを僅かに察知する)……?(今のは…なんだ…?)(自身に起こった異変に困惑の色を浮かべながらも、ルーシーと再び対峙する) 」

ライヒトゥーム「ち…見くびるな、劣等民族共が(直様ユニットを全てブレードに切り替え、レーザーブレードの二刀流へ移行する)我は憎みに組まれる全てを滅ぼし…この負の連鎖を断たねばならない。貴様等にはわかるまい、絶望に際悩まされようとも我を奮い立たせるこの感情が、何処から来る物なのか!!貴様等にはッ!! 」

宇練銀閣「さて・・・・こっちがいいかな。(暴食の前に立ち、対峙) 」

サングル(傲慢)「――――俺を殺せぬといっただろう畜生共ォッ!!!!ヴヴ…ン…ッ…!!!(両腕を広げると、"傲慢"体を中心にドーム状の赤い膜が展開され、その中にASとルーシー、銀閣、アオの四人を巻き込む)―――“天地爆破(ハイマ・ヘリオース)”――― 」


ボオオオオォォォーーーーンッッッ!!!!!!!("傲慢"と青の組織の四人を包んだ赤い膜が大爆発を起こした)


ルーシー「ッ…!?陛下、みんな!!(咄嗟に爆発が巻き起こる直前に、凍結能力で出来た氷の花で自分以外の三人を包み身を守らせる) 」

獄将ルドウィッグ「エスコートするぜッ…キュウカ姉(ねぇ)…!!(キュウカの傍へ移動し、ライヒトゥームに剣の切っ先を向ける) 」

サングル(暴食)「ぬ――(下半身が麻痺し始めたのに気付き、下を見やる)――ッ!!?(自身の下半身が凍結しているのを見て驚愕する) 」

DAVE「(傲慢の爆発を見て、面白おかしそうに外から眺めている)(無様な……無様な“青組織共”め―――…クック…ク…クク…はははははっ…あははっ…) ―――助けなきゃっ……!(爆発後の傲慢の結界へ向かっていく) 」

AS「くうッ・・・!(至近距離のあまり、流石に弾ききれず数発の弾丸が命中する)お前は、失ったモノのために、そこまで・・・!(しかし体勢を崩さずそのまま思い切り横にアルヴィスを薙ぐ)・・・お前のその『暴食』の力、俺の『能力放棄』と共に捨てさせてもらった、お前の『暴食』もここまでだ。(にやり、と笑み、暴食を見る)く・・・!(咄嗟にアオの前に立ち、爆発を防ごうと思い切り衝撃波を放って爆発の威力を殺ぐ) 」

アオ「ッ!!な、にを――――自爆か―――ッッ!!!("蒼の力"を発動させ、AS、ルーシー、銀閣を包み込むシールドを発生させ大爆発に巻き込まれる) 」

宇練銀閣「うっ!!?おい、ルーシー!!?(自身は守られるが、肝心のルーシーが守られていないのに声を上げる) 」

ヒロ「…なっ……ぐっ!!(咄嗟に飛び退き、攻撃を避けるが、地面に拳が叩きつけられた瞬間の衝撃に耐えられず、後ろに吹っ飛ぶ) 」

トキオミ「これで・・・・終わりだ!!(巨大な炎の槍を作り出し、アオの背後から彼に向け音速で飛ばす) 」

エヴァド「―――生憎だが、それは無理な話だ。(腕組みしながら薄ら笑いを浮かべ) 私はあくまで“観測者”に過ぎない―――……ここだけではなく、他の世界でも同じように。私は“人間”として皆を見続ける他ないのだよ、お嬢さん(まるで“世界”に失望しているかのようにカンナギに) ―――しかし、これも私の責任だ。この“世界”で起こったことも、他の“世界”で起こり得ることも…そう、全て―――…“私”が“罪”を背負って生きていかねばならないのだから。(残念そうにカンナギに告げる) 」

サングル(傲慢)「ズザザァー…ッ…!!(周辺漂う土煙から姿を現す)畜生共め…しぶとく生きていたか―――――!何をしているッ…!?“インベイジョン”でもう一度蘇生しろ…ッ!(凍結していく"暴食"に向けて叫ぶ) 」

サングル(暴食)「……! ブシャァ…ッ!!("傲慢"の声で我に返り、すぐに自分の腕を引き千切って食す)ゴキ…ゴキ…ッ…!!(咀嚼し、体内へ取り込むが…)…… …… ……――――――ッ!!? …何故だ…何故(能力が)発動せん…ッ…!!?(ASの“能力破棄”により、先程の再生能力“インベイション”が発動できない) 」

ルーシー「けほッ…あ、あれ…生きて…そっか。陛下が私達にシールド…を…そうだ、陛下–––…陛下!!(トキオムの投げた槍が飛来するのを察知し、咄嗟にアオを突き飛ばし……) 」

サングル(怠惰)「くぁー…ほんとうにしぶとい奴だなお前ぇ… めんどうくさいからさぁ…早く、潰れてくれよなぁ~…?ズシャアアアッ!!!(地面に倒れたヒロを踏み潰そうとする) 」

アルヴィス「ちィ…ッ!(爆風に煽られながらも後退しないためASとの間合いを保ったまま)失ったからこそだ…!だからこそ僕は…!!(その後盾に仕込んだ剣をASヘ振り上げる、先程より隙が大きい) 」

アオ「げっほ…ッ…クソ、小癪な真似をッ――――――― ド ン ッ ――――(ルーシーに突き飛ばされ、目を大きく見開き瞳孔が縮小する) 」

キュウカ「―――ああそうだな、私には分かりかねる。(目を伏せ、立ち上がる) ――――未熟ね、“絶望”なんかに“挑発”されている様じゃ……―――あなたは、私には“勝てない”わ―――――!(目を開き再び剣を構え、ライヒトゥームにそう言い放つ) 」

ヒロ「…貴様なんざに潰されるわけにはいかねぇ……!(…あいつに…また会うまでは…!)(踏みつぶそうとしたサングルの足をナイフで突き刺し、転がる) 」


シィィキィイイイイイン・・・・・・・!(その時、暴食の耳にまるで鈴でもなったかのような金属音が届く)


金王「―――――――――キンッ ドゴッ!!!!!!!!!!(突如サングル(怠惰)の真ん前に現れ、DB並みの筋力で殴り飛ばしヒロを救済する) 」

キュウカ「…――ありがとう、助かるわ。(ルドウィッグが近くにいることを改めて実感し、勇気に満ち溢れ) 」

サングル(怠惰)「ぐおぉ…ッ…!?(ナイフが片足に突き刺さり、ぐらりと揺れて怯んだ) 」

AS「させはせんぞッ!!!(アオを突き飛ばしたルーシーを見て、その槍を横から突く)蘇生役は面倒だからな、食らう事を封じられたまま、食らわれるがいい。(思うように戦えなくなった『暴食』を見て、縦に広い衝撃波を放つ)だからこそ・・・、お前を見ていると、頭が割れるように、痛い・・・まるで誰かを見ているような気分になる・・・!(その大きい隙を突けず、そのままつばぜり合いに持ち込む) 」

カンナギ「罪か・・・。ふふ、王でもない貴様がすべての罪を背負うなど・・・まさに殊勝な奴だ。(エヴァドの答えに短く答える、しかし、彼女の伝説にて彼女曰く『この世のすべてなぞ当の昔に背負っている』と語るように、同じ背負うものとしての同情にも似た感情を漂わす) 」

ルーシー「ド  ン   ッ  …(身体は宙を舞う。彼等とは相反する赤が花弁のように舞い散り、腹を抉られ制服の青から血で染め仰向けに倒れ臥した) 」

DAVE「“王”―――……!(急いでアオの元へ駆け寄り)お気を確かに……っ!今死んでしまわれたら、きっと“国中の人達”が狙われてしまいます……ですから、どうか―――(アオを介抱する) ――――――おい、貴様―――……ッ…!!(金王が突如として現れたのを見て) ―――何者だ、なぜ貴様がここにいる(威厳ある口調で金王にそう言い放つ) 」

サングル(怠惰)「――――――ド ゴ ォ ッ ! ! ! ! !――――――ズギャアアアアァァァァーーーーンッ!!!!!(突如現れた金王の重い一撃をうけ、建物から建物へと貫通しながら大きく吹き飛んでいった)……ぐ…アァァ…… …あぁ…アアァァ…生き返るのも…面倒くさいなぁ……―――――ドッ…(なんと復帰を"怠惰"し、自ら死を受け入れた―――――) 」

トキオミ「・・・・ふふ、ふはははは!!!敵将、優雅に討ちっとったり!!(倒れたルーシーをみて優雅に声高らかにI) 」

金王「朕は青の国に恩返しせねばならぬからな。助太刀に参ったのだ。 」

ヒロ「……!?(金王を見て)…な、何者なんだ…!? 」

ライヒトゥーム「ほざくな…喃喃と至福に暮らして来た貴様等と我では…辿って来た道が違い過ぎる!下等民族はそれらしく、這いつくばる様を見せて散るが良い、行くぞ!(ルドウィッグへ向けブレードを振り上げようとするが、咄嗟にアルヴィスの姿が視界に入り)…ッ!(苦戦しているのか…駄目だ、やはりまだ戦地へ出すには『精神が壊れたまま』だったか!) 」

サングル(暴食)「―――――!!(なんだ………!?)(金属音を耳にし、そして驚愕する)ヤべろ……もう――――――ザキィィィイイイ―――――ン…ッ…!!!!(ASの衝撃波をその一心に受け、左右に真っ二つに割れる)……か…カカ… ……これが"死"の味というものか… な…なかなか……良い…――――――ドシャァ…ッ…!!!(戦闘不能) 」

柴原「(城の天辺から飛び降り、ルーシーの傍に素早く移動し、遺体を撮影) 残念……蒼に優位に立ってもらいたかっ……えぇ!?金王!?なんでぇ!? 」

金王「かぁぁぁーーーーー!!金刺し!!!! ずびっ!!!!(トキオミに向けて夜の戦場に金色に輝くレーザーを光の速度でぶっぱなす!!) 」

獄将ルドウィッグ「ああ…ッ…!(キュウカに。たとえ、性格が一変したとしても…女性に対する愛情は本来のそれと何ら変わらなかったのだ)さあ、来いッ――――――?(ライヒトゥームの様子を見て動きを止め) 」

ヒロ「……る、ルーシー!!(ルーシーに駆け寄る) 」

宇練銀閣「・・・・・――キンッ(倒れた暴食を見、僅かにさやから刀身をのぞかせた愛刀を納刀) 」

アルヴィス「……ガァンッ(つばぜり合いは数秒続き、『腕時計を見るような仕草をして』力負けしASの一閃で腕を切り落とされる)ッ!!(切断部位は機会なのか火花が散っている) 」

トキオミ「なんだあの下賤丸出しの奴は!!?・・・・く!(魔術による空間移動でレーザーを避ける) 」

アオ「――――!?(金王を見て驚愕する) ルゥシィィィィイイ!!くっ…放せ!俺はなら問題ない!!(DAVEの介抱を振りほどき、倒れ臥したルーシーへ駆け寄り上体を起こす) 目を開けろ!おい!!あぁクソ…出血がひどい…!ふざけるなよルーシー…俺は命を懸けるなと命令したはずだぞ!!  あ、貴方っ……!!なんだそのふざけたわzっ――(強っ!!?)(汗 金王を見て) 」

サングル(傲慢)「――――!!!("暴食"と"怠惰"がまとめて戦闘不能に陥ったのを見て、全身に震えが生じる)…この……―――――畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生共ガアアアァァッ!!!!!!!!!!   バッ !! (勢いよく片腕を上げる。その手の薬指には『銀色の指輪』がはめられていた。特に、これを見たアオにとって――――そのサングルの指輪に"ある違和感"を覚えた) 」

金王「魔術を使うのかお前、よかろう。――――――お前の魔術、禁止の『禁』っ!やっ!!!!!!(トキオミの背後に瞬間移動し、後頭部に手刀を食らわせる) 」

ヒロ「…し、止血…だ…!止血をせねば…!!(ルーシーの近くへ行き、止血の用意をする) 」

アオ「きッ、さァまァァァアア――――――(トキオミへ矛先を向けんとした時、サングルの豹変に気を取られその際に"銀色の指輪"が目に入る)―――――…あの指輪……………!!(なんだ、この違和感……既視感か、いや―――) 」

AS「どこまでも、食に固執したヤツだ・・・(『暴食』が倒れ、『能力放棄』の効果が解けてリキャストが終わる)なっ―――間に合わなかった・・・いや、まだだ、まだ死んだとは限らない・・・!(ルーシーを見て)主君よ、脈だ、脈を確認してくれ!あの槍を横から突いた、それで威力が殺がれていれば奇跡的に助かっているかもしれない!(ルーシーに駆け寄ったアオに指示する)機械・・・の、体・・・やはり、お前を見ていると、まるで誰かを見ているようだ・・・?(腕時計を見るような仕草に気付く)何だ・・・。(今の行動、何か、・・・俺の中の何かが、警鐘を鳴らしている・・・) 」

DAVE「――――――(アオが自分を振りほどいたことに何を感じたのか) ――――――愚かな、あぁ愚か…くっだらない、馬鹿げてる…だいったいなぁ…―――甘すぎるんだよッッッ!!!!!(今までの彼女とは思えないような雰囲気を漂わせ、背後からアオを所持していた剣で貫く) 」

サングル(傲慢)「 ニ タ ァ   ―――――――――――“ エ ク シ ー ド ”―――――――――――  キュァァアアア…ッ…!!!!!(その口上と共に、サングルの指輪から突然、眩い閃光が迸る) 」


カァッ!! カッ、カカッ!! カカカッ!!!(サングルの頭上に巨大な光の十字架が誕生する)ォ ォ ォ ォ ォ ォ ――――――バシュゥゥゥゥウウウウウーーーーーン……ッ……!!!(十字架の光はガラスが砕ける様に破裂し、神々しい閃光がサングルのもとへ落下した)


柴原「あーいい表情ですねー、趣味と実益を兼ねて来た甲斐がありました、本当に(アオを撮影)民を愛し、民に愛される王の怒りって奴ですねぇ(『影』の中から) 」

ライヒトゥーム「ッ–––––––––!!くッ…ッ!!!!(席程まで憎悪をむき出しにしていたキュウカ、ルドウィッグに背を向け、ブーストを全快にしASヘタックルを仕掛け彼ごとアルヴィスから引き離して行く)ッ…無事かアルヴィス!!お前は今過ぐに撤収しろ!直ぐにだッ!! 」

ヒロ「…ここから遠ざけるべきか…!?…そして治療を…主、危ない!!(アオに向けて叫ぶ) 」

金王「接近の『近』 にゅわっ――――どどんっ(ルーシーの前へ瞬間移動する)任せぃっ かあああああああああああ!!!!金王羅(きんおうら)-----っ!!!(ルーシーに向かって、哀しみを溶かす黄金の光が放たれる)………自然治癒力をぶっちぎりで高めて、肉体は修復した。間に合っていれば死んでおらぬはずじゃ。 」

トキオミ「次はお前だ蒼き王よ・・・ってまた貴様か!!?(武術の心得が多少あるため手刀を受け流どうとするが間に合わず、顔面に直撃し、吹っ飛ぶ。)――――ズザザザザザザ!・・・・この、ふざけた奴め。正当なるこの戦いを・・・貴様の下劣で穢しおってぇええ。 」

キュウカ「―――はっ…(嫌な予感が命中してしまったのか、振り返ってしまう) ル…ルーシー…ルーシー…ッ…―――ってあの子、何考えて―――…(ルーシーの件や、DAVEがアオに向けて傷を負わせようとしていることを認識し、立て続けに悲劇が起こったせいでライヒトゥームに隙を見せてしまう) 」

金王「うるさい。お前の筋肉、緊張の『緊』 こてんっ☆(トキオミになんかわかんねー力をつかって、全身の筋肉を攣らせる) 」

AS「くっ、次から、次へ―――(十字架の光に俄かに気を取られた瞬間、タックルが直撃してそのまま暫く無防備で引き離されていく)本当に―――次から、次へと・・・! 」

エヴァド「…同情はいらない。私は独りでも充分さ(平然とした様子で)それにしても―――私達がこうやって他愛のない話をしている間にも、いつくもの命が失われつつある…君にとってはどうでもいいことなのかもしれんが、私にとってはそうではないのだ。やれやれ…(困った様子で溜息を吐き、カンナギにそう語る) 」

サングル(傲慢)≪???≫「 ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ … … ! ! ! (神々しい光を帯びたサングルの全身から、光の粒子が放出される。それは―――≪神≫――――と形容するに相応しい姿であった)………ここまでだ、畜生共…。≪エクシード≫を解放した、今の俺はもはや…――――『神』に等しき存在だ…!!さあ、この俺が更なる絶望をくれてやろう。じっくりとなぶりごろして――――― パ キ ャ ァ ン ―――――(突然、サングルの身体を纏って光が昇天し、彼からあの神々しい光が一瞬にして消滅してしまった)……ッ…!?…何故…何故だ…ッ…!!何故…何故発動しない…!!? ≪エクシード≫は…この俺の≪エクシード≫は…ッ!!??(一人、何が起こったのか理解できず、もがき苦しんでいる)」

アルヴィス「…!(遠ざかるAS、ライヒトゥームを見据え瞳孔が開き、腕を抑えながら一歩ずつ後退する)…ッ『申し訳ございません』…伯爵。 AS、といったな、決着は必ずつける、いいか…必ずだ(そのまま戦術輸送機に飛び乗り、ASを睨んだまま離陸させる) 」

アオ「 ザ シ ュ ッ (DAVEの剣はアオの肉体に深く沈む―――が、殺気を察知したのか体をずらし、急所を避けていた)……… 甘 い 、 だ と ? (ゆっくりと振り返り、充血した眼光でDAVEの目を刺す。口元から一筋の赤が流れ、ナイフを握る手に力がこもる) ……大丈夫だ、ヒロ…ルーシーを頼む――――― ズ   バ ァ ンッッッ!!!!!(溜めに溜めたナイフを解き放ち、下方からDAVE目掛け斬り上げる。その斬撃は遥か遠方までも捉え、地面を割り、そして建物までもを斬り裂く) 」

柴原「戦況は決まってきた……かなぁ、もうちょっと彼を眺めていた…いんだけどなぁ 」

ヒロ「…す、すまない…!(金王に)…だ、大丈夫か…!?(ルーシーに叫ぶ) 」

金王「僥倖、あやつ力がつかえぬようじゃの。(サングルを見て) 」

獄将ルドウィッグ「チッ――キンッ――(剣を鞘に納める)逃がしてしまいましたか…(元に戻る) 」

カンナギ「そうか・・・ならば妾に構っておる暇なぞなかろう?そも、妾と貴様は"同じ立場"にあるが、本質はまるで違うのだから・・・。 」

ライヒトゥーム「彼は……アルヴィスは(腕のユニットにかかる力が徐々に強くなりASヘカケルプレッシャーが増す)私に『恋人』を殺された恵まれぬ子だった。だがそんあ私を、受け入れ、許し…!臣下、いや…親と子として共に歩んだ私の新たな希望だった…ッ!貴様は塵一つ残しはしない…覚悟しろ…ッ 」

アオ「―――――この姿……あぁクソ…『神』が敵なんて、冗談じゃな―――……!!いや、様子がおかしい…!(『エクシード』、といったか…うまく発動しなかったのか…!?)(サングルを見て) 」

トキオミ「ここは・・・・・・一端退こう・・・ふ、手柄は立てれた!!(退却) 」

ヒロ「…はっ…!任せてください、何としても彼女は守ってみせます(アオに返答) 」


が語りかける)
―――「もういい…お前如きでは、あの力を開放することはできない。そして、奴らには勝てん。」―――(突如"傲慢"サングルの脳裏に何者か


DAVE「―――ああ、甘いんだよ――ッ…!!仲間が一人死んだ位で、まるで赤子が腕を捻り上げられたような喚き声を出しやがって―――あぁ耳障りだ、耳障り…耳障り耳障り耳障り耳障り耳障り耳障り耳障り耳障り耳障り耳障り耳障り耳障りィッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!(剣から手を離し、身を翻すと同時に自身に結界を張る) ―――は…っ…!やっとやる気になったみたいだな、少年……ッ…!はっ…だったらな――ッ…!最初っから…やる気を見せろよ…ッ!私は、毎度毎度…っ…!退屈で、仕方…ないん、だよ―――ッ!!!―――ぐっ……(身を守るのに限界が近いのか、後退し始める) 」

AS「―――そうか、お前が・・・、お前が・・・。(タックルの衝撃を振り切り、体を動かし、握った剣をそのまま、ライヒトゥームの纏う武装へと振るい、振るい、振るい、その武装全てを斬り剥がさんとする)・・・どうやら、何かがおかしいようだが・・・好都合だな。(困惑している『傲慢』を見る)あ、アオッ・・・!?(DAVEがアオに剣を刺したのを見て、つい素に戻り名を呼ぶ) 」

サングル(傲慢)「……!(脳裏に語りかけてくるその声に反応する)…貴様―――――"憤怒"か…ッ…!!(天を仰ぎながら叫ぶ。その光景は、傍から見れば奇妙な光景である) 」

ライヒトゥーム「ぐッ…アアアァァ!!(バイザー、飛行ユニット、その他装甲が破壊され苦悶に浮べつつも憎悪と背徳感が入り乱れた苦悶の表情を見せる)まだ…だァ!終わらせん、終わらせはせんッ!例え最後の独りになろうとも決して…!! 」


―――「『俺』の中で一番活気の良い貴様に"暴食"を任せたのは…どうやら俺の誤算だったようだな。」―――


―――――ブシャァ…ッ…!!!(その時、サングルの胸部から血のベクトルが飛び出す。それは"傲慢"が意図的に出したものではなく、『何者』かによって操作され出されたものだった)


キュウカ「―――い、今のは……(アオがDAVEを吹き飛ばしたのを見て) な、何が…何が起こっているの……ッ(ライヒトゥームの方を再び振り向けるような余裕がないらしく) …ルド、ウィッグ…あれって―――…(アオ達の方を指さし、ルドウィッグに) 」

ルーシー「––––––––…あ…(何かに呼び覚まされるように眼を開け、虚ろな眼をAS、そしてその周囲で戦う仲間へへ向けて必死に何かを訴えかけようとする)だめ……て………れて…!『 早 く そ こ か ら は な れ て ! 』 」

宇練銀閣「さて・・・・ほかの連中にはあいつを任せといて・・・・・俺は、アンタと行こうかねぇ?(ライヒトゥームと対峙) 」

獄将ルドウィッグ「いかがなさいましたか――――――!!!!!(振り返ると同時に、アオたちの姿を捉え、ひどく驚愕した) 」

エヴァド「――そうだね、その通りだ(カンナギの言葉をそのまま受け入れ) ―――そういえば、今日は特に“報道”によるルール説明はなかったようだね。(何を思ったのか、カンナギにこんなことを言い始める) 」

カンナギ「ん?なんだ・・・・あぁ、衆生どもがまた騒いでいるようだ・・・しかも、すこし見ごたえがありそうだ。 」

サングル(傲慢)「―――――ゴフ…ッ……! ……? ……??? ………!!?(血液を操る能力者が、はじめて、能力ではない、"生の血"を吐いた)ご…ゴガ… …ァ…アガ… ……ゴファ…ッ!! ドボドボドボォ…ッ…!!!!(激しく吐血する) 」

カンナギ「報道?あぁ、確かそんなものがあったな・・・・。他の衆生共との戦いでは必ず報道があったが・・・どうやら、一杯喰わされたようだぞ?(ニヤニヤとしながらエヴァドに) 」

AS「お前と、あの青年の事情、・・・俺は心撃たれるものだと感じたよ、だけどな・・・(ライヒトゥームに、一太刀、一閃。)俺にも守るべき主君と、世話の焼ける王の愛した者達がいるのでな。(そして、どこか悲しそうな目でライヒトゥームを見る)やはり、生きていたか・・・!?(離れて、という声に、とりあえずルーシーに近寄り、ルーシーを抱える)どういうことだ、まさか槍でも降ってくるとか言うんじゃないだろうな・・・ 」


―――「その『男』と共に散れ。お前たちはもう――――――" 用 済 み だ "――――――」―――


ヒロ「…は、離れろ…!?…ど、どういうことだ…!?(ルーシーに 」

エヴァド「少し、観に行ってみるかい?―――無事に見届け、“運命(さだめ)”を与えてやらねばならないのも私“達”の役目の筈だろう?(カンナギに戦場を赴くよう促す) 」

アオ「仲間が1人死んだくらいで……?(含み笑い、DAVEへ向き直る。そして表情は一変し、)何百人死なせた思ってる!!もううんざりなんだよ!!!俺の采配のせいで、俺が戦いを続けるせいで誰かが死ぬ…!俺のせいで……仲間が、民が…死ぬのは、もう……いい……っ…。…わかった、もう終わりにしよう…(手を翳し、空気中の『魔素』が実体化しアオの手へ収束していく)『第666拘束機関解放―心器干渉虚数方陣展開―コード:』――――――ッ!!!(サングルの動向を見て驚愕し、動きを止める) 」

カンナギ「役目、か。ふふふ、らしいセリフだが違えるなよ?貴様は人類史を憐れみ、妾は人類史を愉しむ。立ち位置は同じだが趣がだいぶ離れているからな。・・・・・まぁ考えてやらんでもない(どうやらなんとなく同意したようだ。) 」

ライヒトゥーム「ぐ…が…はァ…ッ(ASの一閃は右腕を捉え切断し宙を舞うしかし執念で痛みすらも凌駕し左手のブレードを手にAS、そして青の面々へ向かって駆け出し)勝ち誇ったな–––––そのとき既に敗北しているのだ!貴様はァァァッ!!(ブレードを振り下ろそうとして––––––––––) 」

エヴァド「―――君達、早くそこから離れたまえ。“ルーシー”お嬢さんの誠意を無駄にする気かい?(どこからともなくメガホンを出現させ、一同にその場から離れるよう促す) 」

柴原「(ルーシーの叫びが聞こえ)……参りましたねぇ、『影』の中なら問題は無さそうですけれど、ちょっと不味い気もしますし、かと言って白の彼の最期は見届けたいですし… 」

エヴァド「…ははっ、そうだったな…(苦笑し) ―――これからまた、誰かの悲痛な叫びを聞くこととなるだろうね、カンナギ。もしかしたら“奇跡”が起こってしまうかもしれないけど…いや、それはないか(“未来”を予知したのか、カンナギに意味深な言葉を述べ伝える) 」


ザ ァ ッ   ギャ  イ ン ッ!!ガガガガガガガガガガガガガ…(ASの眼と鼻の先、まさにライヒトゥームをASやその他のメンバーが交戦していた場所一帯に銃弾が雨のように降り注ぐ。その場にいれば蜂の巣では済まなかった)


宇練銀閣「――――!!(自慢の愛刀から繰り出される光の速度での居合切りをライヒトゥームに) 」

ヒロ「…あっ…!す、すまない…!(ルーシーを抱えたASに)…っ!(その場から離れる) 」

カンナギ「構わぬ、どちらに転んでも妾が愉しめるならそれでよい。衆生は衆生らしくみじめに散るか、儚く勝つか・・・それだけでよい。(とはいうもののその意味深な言葉に興味を示しているようだ) 」

DAVE「―――はっ、何を言い出したかと思えばそんなことか…ッ!!所詮は“人間”に過ぎなかったな、青の“王”よ―――――(先程の衝撃をなんとか吸収し終えたそうだが、少しよろけている) ―――“茶番劇”はこれで終わりだ、覚悟し――――――(【報道】で流れた言葉と同じ言葉を述べ、左手に“邪気”を纏い始めるが) ――――――な…ッ(傲慢のサングルの様子を認識し、こちらも動きを止める) 」

AS「しかし酷い出血―――(ルーシーの惨状を確認していたところ、弾丸が雨のように降り注ぎ絶句)なるほど・・・な、ああ、なるほど・・・。(笑ってるが笑ってない) 」

金王「かあああああああああああああ!!!!菌糸の『菌』!!!!もきょもきょもきょ(そう叫ぶと、金色に輝くキノコが青の国の民を盾のように護る) 」

エヴァド「―――ほら、見てごらん。(銃弾の雨を指さし) ――“砂時計”の砂が一粒一粒落ちていくように…人は犠牲となって死んでいくんだ。そしてそれはまた振出へと―――…正に、“悲劇”や“不幸”の連鎖とはこのことを指すのだろうな。(カンナギにそう告げながら腕をゆっくりと下ろし、慈愛に満ちた紅眼をライヒトゥームに向ける) 」

ライヒトゥーム「かッ…あグ…ウ…うおお ォ ォォ オオオォォォ…ッ!!(宇練銀閣と刃がぶつかり合った瞬間、弾丸の雨に晒され全てのユニットや機能が大破し、煙を吐きながら片膝を突き動けなくなる) 馬鹿…な…!ただの弾丸ごときにこのクリシスが…ッ 」

アオ「っ……!!すまない、助かった…!(金王により無傷で済む) ――――――……"茶番劇"は、これで終わり……貴様、その言葉………(怪訝そうな表情になり、DAVEに)  」

カンナギ「・・・それが生きるということだ。ヒトは営みの中で物事の善悪を学ぶ、だが、正義だけは戦いの中でしか得ることができない。そして戦いが貴様の言う悲劇を招くとするのであれば・・・悲しいな?人々を救うはずの正義が、悲劇や不幸を孕むのだから。(クツクツと笑みながら答える) 」

AS「こいつは・・・(DAVEの動きが止まったのを見て、瞬時に駆け、首元に剣を突きつける)主君の前での狼藉、ここまでにしてもらおうか・・・。 」

柴原「面白いお話してますね(カンナギの真下から)遠目から見ている分には貴方達は好きになれなさそうだったんですけど、そういう意見は大好きです 」

DAVE「――――……(右の口端をニィッと上げ、) ――どうした、何かおかしなことでも言ったか?(髪を風に靡かせ、余裕のある振る舞いでアオに) 」

宇練銀閣「(あぶねぇ・・・なんとか守られたみてぇだ・・)――――、さすがだねぇ・・・。こりゃ、斬刀・鈍をもってこりゃよかったかな?(愛刀を抜刀し刃を見てみると、もはや刀身の原型もないほどにだが鞘に収まる程度にひしゃげている) 」

金王「なんのこれしき。(青の王へ不敵に笑う)ふむ…青の王よ、そなたはそやつ(DAVE)の相手をされよ。朕は、この白の国の化け物を討たん。(サングルのこと)――――とはいえ、死にかけのようじゃがの。おい白の!!!!!貴様、戦いを続けられるのか!!!!!!できぬのか!!!!!はっきりと示せえい!!!!!!(威厳のある声でサングルに怒鳴る) 」

DAVE「あ、詰んだな――…(銃弾の雨を見て) ――ちょっと、よして下さいよ…っ!仮にも同じ国の者同士ではありませんか…♪(首元に刃を突き付けられたのにも関わらず、びくともせずにっこりと無邪気な少女のような笑みをASへと向け) 」

「ザッ… ––––『ただの』弾丸ではありません。惑星軌道に乗り『6時間』という家庭を経て加速しながらここへ再び落下してくるように撃ち込んだ『流弾砲』です(唐突にライヒトゥームの鎧に取り付けられた無線から音声が彼の周囲に響く)」

エヴァド「―――ああ、そうだな。だからこそ“人間”なんじゃないか。多くの“矛盾”を生じさせ、“世界のシステム”を曲げていく―――…だが、それでも私は――……(カンナギに何かを言おうとしたが、“彼女”の存在を思い出したのか顔を下に向ける) ―――やぁ、“青葉”お嬢さん。こんなところで盗み聞きかい?いくらなんでもそれは見逃せないなぁ(ははは、と笑い柴原に) 」

AS「同じ国の者同士と言え―――俺は主君にあれだけの狼藉を働いた者を、生かしておく事などできんな。(まるで掃き溜めのゴミでも見るかのような眼差しでDAVEを見る)・・・長い長い時間をかけた、偏差射撃か・・・恐ろしい事を考えるものだ。 」

ライヒトゥーム「『6時間』……ッ!(瞳孔が開き、先程のASの戦闘の映像がフラッシュバックしてASに視線を投げ掛ける)……『見えて』いたのか、お前にはこの未来が… 」

アオ「……その態度。……貴様、あの【報道】に関わっているんじゃないか(ASがDAVEをとらえたのを見て)上出来だ、さすがはASだな…完璧に仕事を全うしてくれる。……殺すなよ、聞きたいことが残っている。必要であれば少しなら斬っていい(冷徹に言い放ち、ASに) ……!(金王の笑みを見て心強さを感じる)あぁ…わかった。そちらはお任せします(金王に) 」

DAVE「…できるものなら、どうぞ。―――でも…(アオの方を見やる) ―――“王”様のお言葉によると、これ以上人を殺めるのは嫌だそうですよ?あなたは自分の“主君”であるあのお方の“叛逆者”になりたいのですか?(ASを挑発するように、笑顔でそう告げる) 」

ヒロ「…あ…ありがとう…!(金王に)… 」

柴原「知っててくれたんですね、私の名前…… 盗み聞きも、盗撮も……趣味と実益を兼ねて色々させて頂いてますよ、『影』に隠れ、闇に潜み、他よりも優位に立つ……まさに『緑』の本懐とも言えるでしょう?いやぁ、それにしても驚きましたね……『金王』があんな元気な姿で現れるなんて 」

AS「―――・・・とのことだぞ、まずその減らず口を減らすために、どこから刻んでやろうものかな?(挑発の矢先に許しが下り、にやり、とDAVEを見る) 」

カンナギ「―――ふ、それでも、か。ほんに殊勝な奴だ。貴様がどれほど世界を思ったところで・・・肝心の世界はお前には恩を返したりせんというに・・・。ほう、さすがは影よ・・・よし、斬首か串刺しどちらがよい?(ぇ 」

DAVE「――――――知ーらないっ♪(まるで何かを隠しているかのように腕を後ろに組む) そもそもなんですか?その【報道】とかいう…あれですか?“絆”がうんたらかんたらとか言う―――…馬鹿げてますよねー、そんなことわざわざ“放送”までして住民さん達に伝える価値ありますっ?ないですよねーっっ!(まるで何も知らないような、他人事のような表情で次いでアオを挑発し) 」


…『許す』訳がないでしょう。 その様子だとあなた以外は生き延びたようですね…残念ですが『本命は』果たしました   間もなく第二派が来ます。さよなら……お義父さん


DAVE「やりたいならどうぞ。―――お好きなように体を切り刻んで下さいよ。幼い女の子を切り刻むような趣味がおありでしたら、構わずやっちゃってくださいな。―――私は。私にとって痛みは、“快楽”の他ありませんからね(後半部分、恐ろしい邪気を放ちながら。ASをまるで吸い込まれそうな闇を秘めた両眼で見つめる) 」

ライヒトゥーム「……ああ(眼を閉じ苦し紛れの穏やかな笑みを浮かべ、受け入れる)ハッ……なかなか、悪くない––––– 」

柴原「好きなのは串刺し…ああでも野晒しにするインパクトだと斬首ですよね、いやぁ迷っちゃうなぁ…… 」


予告にあった通り、ライヒトゥームが存在した場所に再び弾丸は降り注ぐ。石像のように動かなくなった鎧は業火を吹き出し、粉微塵になって、消失した


AS「『隠すな、ためにならんぞ、俺は主君の為ならば何だろうとやる』(ドスの効いた声で、DAVEにそう言いながらもう片手にナイフを取り、DAVEの手の皮膚にそれを突き立ててゆっくりと堕とす、恐れも何もなく、それは淡々と仕事をこなす機械のよう)・・・お前が信じていた希望とやらは、最初からお前を見放していたらしい・・・な。(ライヒトゥームをちらと見て) 」

アオ「……あぁ。人を殺めるのは嫌だ。できれば二度と味わいたくない……だが。犠牲は避けて通れないよな。貴様から情報を絞り出したら殺す(アオが時折見せる――――残酷なまでの冷血さ。DAVEを侮蔑を込めた眼光で見る) …話すんだ。くだらない挑発はいらない(何かを知っていることを前提に話を進めようとする) 」

エヴァド「ああ、名前ならとうに知っている。君がここに生まれる前からずっと…なんて言ったら、気味悪がられてしまうかな(苦笑) ――ほう、大層なことをするもんだ…“緑”か、近頃勢力を徐々に上げてきている“闇と影”の“王国”―――実に興味深いな。君の“居場所”のことを、もう少しよく教えてくれないか?(興味を示し、柴原に) …残念ではあるが、それも長所として見ればそう辛いことではないのだ(風を吟味しながらカンナギに) …(少し不安そうに、アオ達を見ており)(…しかし、少し心配になってきたな…―――あのままでは、また“空間的矛盾”を発生し兼ねない…) 」

サイラス「腹パンで嘔吐こそ至高って何度言わせるん…なんでもない(影から顔だけ出している) 」

カンナギ「生粋の変態であったか・・・。(諦め) ふ、相当な物好きというかお人よしというか・・・・まぁよいわ。・・・ん?なにやら青の衆生共が不穏だなぁ。 」

柴原「あっ、白の国の鎧リタイア……やったぜ。黒と組まれる可能性がある以上消えてもらえるのは嬉しいですねー   ……私の居場所、ですか?(エヴァドの方を向き)まあ、一般的な感性の方から見ればズレた人ばっかりなんじゃないかなー…とは思いますね、多分皆さんのイメージ通りの。私にとってはとーっても居心地のいい場所なんですけど 」

DAVE「―――拷問なら慣れてるぜ、今まで“さんっざん”な目に遭わされてたからなぁ―――……?…ぅぐッ…!!(悪魔のような笑みを浮かべ、ASに) ははっ、これがあの“秩序の騎士団”である“蒼秤総裁機構”のやり方かよ……ッ…!(アオの眼光に少し怯む) 絶対…絶対に言わないぞ…わたし、は……ッ―――…(エヴァドを見やり) 」

エヴァド「そうかそうか、それはいいことじゃないか。これからもその“居場所”を大切にしたまえ。(笑顔で柴原に) …理解し兼ねるよ、君達の言っていることは…はは(サイラスを見て苦笑し) ―――すまない、少し参ってくる(カンナギにそう告げ、DAVE達の方へ向かい) ――お取込み中のところ申し訳ないが、そのお嬢さんを解放してあげてくれないかな。“アオ”殿、“AS”殿――…(意図は不明だが、冷静に二人に提案し) 」

柴原「良いですねぇ、家族の前でするだとか、色々付加価値が付けられるのもナイスです、サイラスさん  変態……はまあそうなんじゃないですかね、私の感性って、どうにもズレてるみたいなので 」

AS「その『さんざん』すらも忘れられるほどの悪夢を見せてやろう(その『言葉』、もはや、『自分は何か隠している』とでも言ったようなものだな。)(DAVEがエヴァドを見て言った言葉を聞きつつも、そのままナイフを深く刺し、穿ち、手首から向こう側まで貫く) 」

カンナギ「なにやら、随分と妾の船に侵入してくる奴が増えたな。(船を法陣の中にしまい、自身も地に生えている木の上に降り立ち見下ろしている) 」

柴原「勿論大事にさせてもらうつもりですよ、そのためにも頑張らないとですし  見えない所を飛ばないとですねー、それじゃ(法陣に収納される前に船から飛び降りる) 」

金王「待たれよ…青の国の剣士よ。ここはもうしまいにしないか。(ASに)なんと言っても、ここは人の目がある。惨たらしいやり方を衆目に晒せば、その悪評は敵を産み国を亡ぼす…!だから、やるのならば今でなくてもよかろうて。なんぞ、自国の牢にでも連れていけば良い…どうじゃ、それは叶わぬか…? 」

DAVE「だから―――――マジで、勘弁してくれよって(金王による発言で隙ができたのか、拷問されていなかった方の手に隠し持っていたライターをASの衣服の上に付け、点火させ、腕にナイフが突き刺さったままバックステップで一旦離れる) 」

AS「それもそうだ―――(一瞬の気の緩みに乗じるのを感じ取り)―――くっァァアアッ!!(自らが燃えたのも気にせずギュインと透明な糸をナイフに引っ掛け、それを引いてナイフの突き刺さったままの片手を引き裂こうとする) 」

エヴァド「―――とりあえず、彼女は私が引き取ろう。警察に突き出せばすぐに終わることだ―――……“傷”を付けるまでもない、時が来れば誰もが真実を突き付けられることとなるのだから。(一同を宥め、DAVEの手を引き) ほら、そのままにしておくとよくな――― や め な い か (ASがDAVEの手のひらを引き裂いたのに気づき、彼の手に手を添える) これ以上の“争い”は無意味だ、君達も早く撤退しなさい―――…(DAVEをそのままどこかに連れ去っていく) 」


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最終更新:2019年06月26日 19:45