プロフィール
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アイコン |
ゲスト |
年齢 |
16 |
身長 |
157cm |
性別 |
女 |
種族 |
闇族 |
一人称 |
私 |
二人称 |
貴方 |
趣味 |
生き物の観察、風景を見る事 |
好きなもの |
自然、動物、家族、友達 |
嫌いなもの |
無益な殺生、暴力 |
武器 |
ドライゼ銃 |
「ごめんなさい、やっぱり私には撃てないよ…。」
概要
フルネーム:リディア・エンフィールド
中編ドラマ『闇の復讐鬼』より登場した、闇族の少女。
闇族の犯罪組織『ブラックアイズ』のメンバーの1人で、同組織の一員である
ギース・エンフィールドの姉。
旧式のドライゼ銃を武器に百発百中の腕前を持つ狙撃手であり、素の身体能力や、闇の魔術においても組織随一の
実力者。
闇の世界きっての武器商人であり、特S級犯罪者のジェイク・エンフィールドを父に、AAA(トリプルエー)級の快楽殺人鬼、シェリル・アルベリウスを母に持つ。
邪教団『
闇の眼球』の教祖、
シングとも旧知の中で、ギースと同じく彼に戦闘や悪事について指導をしてもらった事がある。
このように、恐るべきステータスを持つ彼女であるが、実は闇族の中では極めて珍しく、一切の悪意を持たずに生まれた希少な存在。
その為、闇の世界に生きる者でありながら悪事を嫌い、狙撃手として人を撃つことはおろか、悪事そのものが率先して出来ないという、同族の者達からすれば非常に異質で、重大な欠点を抱えている。
こういった事から、故郷の住人達からは幼少期より腫れ物扱いされており、「闇族の歴史上最悪の出来損ない」、「変態女」といった不名誉なあだ名までつけられていた。
そもそも、卓越した戦闘技術を会得し、組織に入ったのも彼女自身の意志ではなく、彼女を一人前の悪人にしたいと願う両親の意向で、強引にバレッティーノ・ファミリーの運営する訓練施設に叩き込まれ、入団手続きも勝手に済ませられてしまった事によるもの。
本心ではすぐにでも組織を抜けたいと思いながらも、どうしても抜け出せないまま、大嫌いな悪事をいつも泣きながらやらざるを得なくなっていた。
こうした経緯から、仲良くなりたいと願っていた地上世界の住人達とも一触即発の事態になりかけたものの、組織のボスであるズウェルが討たれた事によりブラックアイズは崩壊。
長きに亘る組織の束縛から解放され、自由を手にした後は、地上の住人達に対する贖罪と恩返しの為に生きる事を決意し、事情を知った住人達とも打ち解けた事で、晴れて地上世界の住人の仲間入りを果たす。
その後も数々のドラマに登場し、切っても切れぬ故郷の人間達とのつながりや、自身の性分が災いして招く不幸など、数々の苦難に見舞われながらも前に進み続け、強く逞しく成長を遂げていく。
容姿
他の闇族と同じく、灰色の肌を持ち、真っ赤な瞳をしている。
髪は黒のショートヘアで、服装は緑のシャツとグレーのショートパンツを身に着けており、素足に通気性の良いスニーカー(ブラウンカラー)を履いている。
人物
性格は気弱で、とても優しい心の持ち主であり、自身よりも他人の為に尽くしてしまう様な根っからのお人好し。
美しい自然や動物をこよなく愛し、趣味は野山を散歩したり、様々な生き物と触れ合う事。
生き物に対する愛情は強く、例え狂暴な獣だろうが気持ちの悪い虫だろうが関係無くスキンシップを図れるほど。
他の世界の住人達とも仲良くなりたいという願望を持ち、どんな人種でも差別や偏見、疑いといった感情を持たない。
それは他の世界に侵攻を仕掛け、悪事を楽しむ同族達や、地上や他の世界の悪人達などに対しても同じで、どんな事があっても忌むべき存在としての認識はせず、必ず分かり合えると信じている。
そういった考えが元で、自身もつけ込まれて不運な目に会ったり、命の危険にさらされる場合もあるが、決してその考えを曲げようとはせず、慈愛の精神を貫き通している。
その事もあってか、故郷である闇の世界の住人の中にも、仲の良い人物は存在しており、特に『闇の眼球』の幹部であった
ポイゾーネとは、有毒生物や植物に対する感心や愛情を共有した事で、なかなかの友好関係を築いている。
過去に自身に対して悪事の指導を行ったシングに対しては、どんな理由や形であれ、自身を強くしてくれたことと、弟であるギースと仲良くしてくれたことなどに対して心から感謝の念を抱いている(尚、当のシングは彼女のそういった人格を隅々まで理解した上で、都合の良いカモとして扱っている模様)。
自身に悪事をする事を強いてきた弟のギースに対しても、縁を切りたいという様な態度は一切見せず、かけがえのない家族としての情愛を向け続けた結果、一時的にではあるが、ギースの悪事に対する考えを改めさせた(当然、実の親であるジェイクとシェリルにも、同じような感情を向けていたのだが、2人からは気味悪がられ、遂には関わりを避けられてしまう)。
どんな嫌な事があっても、泣いたりはするが怒ったり、手を挙げる事は滅多に無い(というか皆無に等しい)。
しかし、万が一本気で怒らせると物凄く怖いらしく、ギースからは「親父やお袋が霞むレベル」、シングからは「正真正銘の鬼」とまで評されている。
戦闘
温厚で弱気故に、よほどの事がない限り自分から戦う事はないが、いざとなると闇の魔術や魔力を込めた弾を撃ちだす戦法を駆使して戦う。
中でも狙撃の腕はずば抜けており、現代の銃より命中精度の低い、旧式の小銃を使っているにも拘らず、今まで一度も外した事がない。
近接格闘術にも精通しており、相手を傷つける事無く、一瞬で制圧する技術を独学で身に着けている。
最終更新:2021年08月19日 18:43