闇の眼球

(やみ)眼球(まなこ)()



概要

長編ドラマ『闇の再来編』にて登場した、ダークマスターを「救世主」と称し崇拝する狂信集団。
世界各地に出没しては、信者の勧誘や過激なテロ行為を繰り返す。
闇の世界(ダークワールド)の暗い森の中に建てられた「闇の教会」を拠点とし、構成員の殆どが10代の若者で占められている。

闇の救世主であるダークマスターの野望達成を手助けする事を主な目的として掲げ、その為なら手段を一切選ばない。
その作戦の数々は、強引な勧誘や強制的な洗脳を始め、武器や化学兵器の製造、反抗勢力に対する虐殺行為など、とても10代の若者たちがやっているとは思えないほどに冷酷かつ恐ろしいものばかり。
また、人体改造や人造人間の開発などといった高度な科学力も持っており、ある意味ではダークマスターの一味に匹敵するか、それ以上に凶悪な組織と言える。

住人達との戦いの末に多くの教徒や幹部を失い、最終的には教祖の乱心に巻き込まれる形で残りの教徒達や幹部含めて全滅した。


構成員

教祖
本名:シング・バレッティーノ
教団を取り仕切る教祖で、数々の闇魔術と錬成術の使い手。
詳細はキャラページを参照。


幹部
本名:クトゥリカ・レイデン
教団の最高幹部にして、教祖シングの側近。
教団創立時から在籍し、彼を傍で支え続けて来た。
常に黒のローブで全身を覆い、赤い単眼の描かれた仮面で顔を隠しており、その素顔を知る者は誰もいない。
詳細はキャラページを参照。

本名:マリード・ポイゾーネ
教団創立を支えた古参メンバーの1人。
あらゆる毒物を愛するマッドサイエンティストの少女で、毒物を用いた化学兵器の作成や、団員の勧誘などを行う。
詳細はキャラページを参照。

本名:ヴェドリー・ギロングス
教団創立を支えた古参メンバーの1人。
物体を透過する能力を持つ、情報収集担当のナルシスト男子。
詳細はキャラページを参照。

  • メルケデ
本名:メルケデ・メフィステス
教団創立を支えた古参メンバーの1人。
乱雑に切られた白髪と錆色の瞳、口を覆う教団エンブレム入りマスクが特徴の謎多き少女で、女子の学生服に黒ローブを羽織っている。
教祖に似てハイテンションでエキセントリックな言動が目立ち、「~でシ」「~まシ」といった独特な語尾を付けてしゃべる。
教祖ガチ勢の筆頭ともいうべき存在であり、シングを狂信的に慕い、彼の為ならどんな命令でも躊躇いなくやってのける。
そのおぞましいまでの忠誠心ゆえか、シングからも特に気に入られており、「メルたん」の愛称で呼ばれている。
自身と同じようにシングを崇め、そしてシングからも気に入られている女性幹部で構成される「教祖親衛隊」のリーダーを務めており、主に信者の勧誘と反抗勢力への攻撃が主な役割。
水平二連式のソードオフショットガンと、黒魔法を用いた戦法が得意で、必殺技は特殊な魔力を込めた拳を振るい、殴りつけたものをポップコーン状に爆砕する『クレイジー・ポップコーン』。
East・C・Landにて、ワリオカンパニーにカチコミをかけ大暴れするも、ワリオとの一騎打ちに負けてしまい、重傷を負いながら拠点へと逃走。
その後、グジョラピスに自ら身を差し出す形で死亡する。


教祖親衛隊
  • ルクシア
本名:ルクシア・イーシュ
教祖親衛隊ナンバー2担当。
美しい銀髪と真ん丸な青い目、色白の肌が特徴で、教団のエンブレムが描かれた黒いウシャンカを被り、口元を青のマフラーで覆い、黒の毛皮コートで全身を包んでいる。
接続詞を殆ど付けず、所々を区切るような独特な喋り方をする。
その実態は教祖シングの父親であるロングが、どこかの氷山にいた雪女を手籠めにした末に産ませた、いわばシングの腹違いの妹。
雪女と闇族の遺伝子が合わさった結果なのか、一瞬にして広範囲を氷漬けにするほどの強力な冷気を操ることが出来る。
あまりに凄まじいその冷気は彼女自身もコントロールが出来ないらしく、常に体から放出され続けているため、特別製の防寒着を着て抑え込んでいなければ、周囲を凍えさせてしまう。
大人しそうな風貌に似合わず、わがままで短気な性格であり、気に食わない事があると仲間であっても手が出るタイプ。
一方、父や兄の事は慕っており、彼らの為なら努力を惜しまない。
表向きは親衛隊のナンバー2であるものの、実は教団幹部どころか、ダークマスターの一味すら上回る最強の実力を誇っており、その強さは最早マスター級モンスターに匹敵するほど。
地上侵攻の際にピットと女神パルテナに喧嘩を売った所、彼女の秘められた力を事前に知らされていたパルテナに手っ取り早く封印されてしまい、North・S・Landの氷山に埋められた。

  • キャサリン
本名:キャサリン・ゾディアーク
教祖親衛隊ナンバー3担当。明るくはきはきした喋りと、星屑のようなハイライトを帯びた綺麗な目が特徴の赤毛の女性。
人当たりがよく、子供好きで、誰とでも気兼ねなく接するが、その実態は教団直属の拷問官。
敵と認識したものに対して容赦が一切なく、特に仲間や、小さな子供を傷つけた者は決して許さず、愛用のハサミを用いた苛烈な拷問によって徹底的に甚振り尽くす。
戦闘力も非常に高く、遠方にいる敵を一瞬で両断するような謎の斬撃を繰り出す上、ミサイル弾の直撃すら無傷でやり過ごしてしまうほどの、超防御特化のアンビション使いでもある。
ちなみに元々は普通の人間であり、過去に経験した凄惨な出来事がきっかけとなり暗黒面に堕ちた事で、闇の一族の一員となった。
教団入りの理由は、純粋に小さなシングを気に入った事と、教団の力で自身の思い描く理想の世界を叶えるため。
しかし、地上侵攻からしばらくして教団を抜け、何処かへ姿を消した。

  • ザンナ
本名:ザンナ・ブラスティオン
教祖親衛隊ナンバー4担当。褐色の肌に黄緑色のボサボサ髪、いかつい三白眼にギザギザの歯が特徴の少女。
男勝りで好戦的な性格の持ち主で、電撃魔法とアンビションによる高速移動で戦う。
East・C・Landの森林地帯にて、レルグレイ・デス・フォンと交戦し死亡。
親衛隊の中で最初の脱落者となる。

  • ホミー
本名:ホミー・ペーチェット
教祖親衛隊ナンバー5担当。金髪ショートとぱっちりとした碧眼が可愛らしい幼女魔術師。
何故か常に舌を出しており、舌足らずな喋り方が特徴。
教団壊滅前にさっさと逃亡し、行方をくらます。

  • イチコ
本名:野呂 市子
教祖親衛隊ナンバー6担当。
茶色の短髪に黒い瞳で、茶色のコートを着た、年恰好は小学校高学年くらいと思われる、いたってごく普通の人間の見た目をした少女。
しかし、その実態は恐ろしい力を秘めた呪術師であり、左手に埋め込まれた特級呪物の力を武器に、教団に盾突くものを片っ端から呪い殺す危険人物。
常に怯えたような表情と喋り方で、一見すると弱そうに見えるが、相手を敵と判断した瞬間に容赦なく凄まじい呪力をぶちまけて攻撃してくる。
呪いの力と教団による洗脳によって精神がおかしくなっているため、対話によるコミュニケーションが非常に困難な状態になっている。
マルスとの戦いの末、呪力の源となる左腕を斬り飛ばされて敗北、身柄を拘束される。
元々はカオス小学校に通う5年生だったが、クラスでのいじめや荒んだ家庭環境によって心を病んだ末、教団の勧誘を受けて入団した模様。
現在は病院でのカウンセリングなどを受け、ある程度精神状態が落ち着いており、近々ある人物の元に引き取られるらしい。


教徒
本名:シド・アイゼーユ
幹部候補生の1人。
闇の世界に名を轟かす剣豪であり、教祖シングへの強い忠誠心を持つ。
詳細はキャラページを参照。

本名:リルゥル・レイデン
教祖側近、クトゥリカの末の妹。
一見すると可愛らしいただの幼女だが、シングによる人体改造手術によって驚異的戦闘力を手に入れた恐るべき存在。
その強さ故に幹部候補生として注目されていたが、ある事情からお蔵入りになったらしい。
詳細はキャラページを参照。

  • マドリー
本名:マドリー・ギロングス
緑の短髪に黒スーツが特徴の長身の女性で、教団幹部であるヴェドリーの姉。
超希少な「封術」の使い手であり、文字通りあらゆるものを封印することが出来る強力な術を扱うことが出来る。
命令には基本忠実で、穏やかで礼儀正しく、誰にでも敬語で話すが、本性は恐ろしいまでの金の亡者
何かにつけては信者や幹部、挙句に教祖であるシングにまで高額な金銭を要求するため、有能な人材じゃ無ければすぐにでも叩き出したいと秘かに思われている。
特に弟であるヴェドリーからは、「近くにいるだけで空気が腐敗して息が出来なくなる」とまで言われるほどに毛嫌いされている。
スターフォックス農園にてフォックス、ファルコと交戦し敗北。その後農園に興味を持ったらしく、あっさり教団を捨てて農園ビジネスをしばらく手伝った。
その後の動向は不明。

  • ノンネ
本名:ノンノネリン・ピオルティア
幹部候補生の1人で、ウェーブのかかったピンクの長髪と、頭に結ばれた紫のリボン、修道女風の服装が特徴の少女。
内気で大人しい性格で、呪術を得意とする。
セインと共にWest・D・Landの大森林に向かったのを最後に、行方不明になる。

  • セイン
本名:セイン・ルクテンタス
教団内でも一番の新参者にして嫌われ者。
色白の人間の上半身とカラフルなタコのような下半身を持ち、全身のあらゆる個所から触手を生やし、自在に操る力を持つ。常に無表情で、何事にも基本動じない。
命令にも忠実で、それなりの働き者でもあるが、何故か喋るたびに必ず下品なワードを入れてくる悪癖がある。
さらに、男性の下半身に異様な関心を思っており、日ごろから同僚の着替えをのぞいたり、見せることを要求することもあったため、教祖を含むほぼ全員の幹部から毛嫌いされている。
ノンネと共にWest・D・Landの大森林に向かったのを最後に、行方不明になる。

  • その他大勢
何人かは住人との戦いに敗れ、残った者達は有無を言わさず暗黒生体兵器「グジョラピス」の錬成に巻き込まれて死亡。
その後、シングを妄信するガチ勢を除く大半の信者が地獄でシングをボコボコにし続けたとかなんとか…


人造人間
キルビスを模して造られた人造人間。
詳細はキャラページを参照。

レミリア・スカーレットを模して造られた人造人間。
詳細はキャラページを参照。

  • デモンクルスズ
教団エンブレムが描かれたまん丸い黒いヘッドパーツに、漆黒の全身タイツに身を包んだようなボディが特徴の、いわゆる雑魚戦闘員。
5000体以上が野に放たれ、亜空軍の兵士たちと交戦するも、大した足止めにもならずに全滅する。
理由は低コストの為作りが雑なのと、単純に亜空軍兵士の方が基礎戦闘力で優っていたため。


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最終更新:2024年07月04日 18:02