《ウェスペル・ルスキニア/Vesper Luscinia》 |
アイコン |
ゲスト白 |
年齢 |
17 |
性別 |
女 |
出身 |
西の国 |
種族 |
人間 |
身長/体重 |
163/それを聞くのは流石にデリカシーが無いと思います |
誕生日/血液型 |
5月14日/AB型 |
特技 |
着替えるのが早い/結ぶのが早い |
趣味 |
美術/薬物服用 |
容姿 |
青白磁の長髪で、赤い瞳をした抜群にスタイルのいい女 |
性格 |
温和/八方美人/臆病/甘えたがり/自棄 |
癖 |
とりあえず栄養補助食品のコーナーを見てしまう |
好きな人 |
一緒にいて落ち着く人/踏み込みすぎない人/たけのこ派 |
好きな物 |
落ち着ける場所/とろろ芋/ミルクセーキ/味付き海苔/栄養補助食品/たけのこの里 |
嫌いな人 |
父親/中学までの人達/乱暴な人/いきなり踏み込んでくる人/伐刀者全般 |
嫌いな物 |
自分の傷痕/暴力/弱い自分/からし/油汚れの酷い洗い物/炎 |
3サイズ |
見るからに大きい/普通/大きい |
武器 |
【固有霊装】遥けき創造 |
能力 |
なし |
二つ名 |
聖滅のウェスペル/ソロモンの凶鳥 |
近頃の悩み |
ウェストがちょっときつい |
象徴花 |
苧環 |
アライメント |
中立・善 |
本質 |
人造 |
Theme Song |
♪
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Profile
本名は宵夜鶯、現在は名乗っていない。生まれは西の国。
青白磁に透き通る髪を伸ばし、真っ赤な瞳を持つ艶美なスタイルの聖風学園の2年生。
別け隔てなく接し、誰に対しても余程のことがなければ悪く言うことはない。良く言えば世渡り上手、悪く言えば八方美人。
それでいて明確な線引をし、過剰に踏み込まれることを嫌う。嫌いつつも、傷つけないように否定する。
目を惹くほどに豊満な胸と整った顔立ちをしているためか、クラスでも彼女に恋心を実らせる男子は多い。
しかし常に忙しそうであり、長々と学園に居残らない事から高嶺の花として誰もが手を出せずにいる。
趣味は美術、案外に上手い。コンクールで華々しくはないがひっそりと受賞してるタイプ。
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... |
魔導騎士の歴史に名を刻むと目されていたAランク伐刀者にして、重犯罪者 宵夜烏喙を父親に持つ。
泥酔した一般人から集団暴行を受け母親が死亡してから、彼は豹変してしまったと語られる。
やさぐれた父親によって日常的に激しいDVを受けており、この際に襲われて初経験を喪失している。
後に父親は捕縛され、無期懲役。現在も収容されている、既に伐刀者としての機関を摘出された、等と語られるがどれもゴシップの域を出ない。
また、この父親の蛮行により復讐が復讐を呼び、彼女の血縁者は父親に恨みを持つ一般人たちに皆殺しにされてしまった。
彼女自身も殺される寸前であったが、既の所で警察諸機関や魔導騎士連盟の介入により事なきを得る。
以上の出来事から当時11歳にして身寄りもなく真っ当な生活手段を失い、過酷な西の国生まれのため公的な保護もなく身売りによって生計を立てる事に。
この過程で残虐な嗜好を持つ客と当たり、手酷い火傷を負わされてしまう。
当時は伐刀者ではなかったため、火傷により見た目の悪くなった己の価値を塵芥に等しいと感じ、後にギロチン自殺を図る。
しかし、自殺は伐刀者として目覚める事によって未遂に終わる。
後天的な伐刀者覚醒であるのに加え、当時は 鳥打ち作戦により事後処理に奔走していたのもあってか保護観察措置が取られていなかった。
伐刀者として認知されたのも聖風学園に入学してからであるが、来歴故に伐刀者自体へ良い印象を持たないため、必要に駆られなければ己が伐刀者である事は明かしたがらない。
高校では鳴りを潜めたものの、小~中学時代は親が重犯罪者という事もあり、陰惨な虐めを受け続けており、教師側も放任していた。特に、一部の教師からは権力を傘に肉体関係を迫られた。
決定打ではないものの、この境遇はギロチン自殺を試みる遠因となっている。
聖風学園に来たのは小~中学の知り合いからとにかく別れたかったため。生まれとは逆方向にある地区の学園なので結果としては大成功、知り合いは誰一人いなかった。
性格は前述の通り八方美人、誰にでも礼儀正しく、所謂"優しい人"―――の"ふりをしている"。
これは彼女の精神的外傷によって生じた"解離性同一性障害"……つまるところ、多重人格の片方―――外側が"そう振る舞っている"に過ぎない。
本来の彼女は、過去に受けた数々の傷跡が痛むのを常に感じており、消えない絶望と自己嫌悪に苦しみ続けている。
自身の心に僅かながらも憎悪が芽生えている事も自覚しており、父親と同じ道を歩むまいと必死に否定し続けている。
内側―――本来の心は子供のままで、今すぐにでも誰かに泣きつきたい、頭を撫でてほしい、"頑張らなくてもいい"と心から言ってもらいたいと切望し続けている。
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学費や生活費、様々な用途で使うお金を稼ぐために今も身売りは続けている。男好きのする身体に成長しているのも幸いしてか、火傷痕が気にならないほど受けもいい。
伐刀者として目覚めてなお己に強い虚無感を覚えており、縋れる者のない彼女は現実から逃げるように、隠れて薬物を服用している。
地味に出費がかさむ原因だが、彼女自身は他に縋るものがない。
ヴュルフェルという名称の薬物を好む。服用の度に骰子の如くアッパーとダウナーが変動する不思議な合成麻薬。
学費をとても気にしているため、学業の成績面も優秀。積極的に特待枠や返済必要のない奨学金を狙っており、部活は美術部と魔道騎士部を掛け持ちしている。
人当たりも良く、本当は身売りの為に早めに帰っているのだが、大抵の学生や教師からは勤勉なだけと思い込まれている。
火傷痕やギロチン痕については過剰なほど気にかけており、絶対に学校の人の目に入らないように立ち振る舞っている、彼女の大きなコンプレックスである。
「己を差し出さねば生きる事さえ困難だった。
そうして生きても、周りは暗闇ばかりが広がっていて、どうすればいいかもわからない。
我武者羅に生きて、漸く手にしたのが"当たり前"でしかなくても、私にとっては特別なものなんです。」
BattleStyle&Physical
本人の身体能力は取り立てて高くはないが、少なくとも一般人の域を逸脱してはいる。
魔道騎士部所属、かつ固有霊装に関わるのもあってか射撃の腕前は上等。
基礎部分を不足なく習得しており、伐刀者としてのポテンシャルも高い。
その真価は、固有霊装を身に纏う事で発揮される。
「伐刀者ウェスペル、遥けき創造……出ます。」
特性:《伐刀者》
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能力詳細 |
およそ千人に1人、特異体質を得て誕生する。
己の魂を具体化させた《固有霊装》を顕現させ、魔力を用いて異能を操り戦う力を持つ。
これには『実体形態』と『幻想形態』が存在し、実体形態での攻撃には肉体的ダメージが伴い、
幻想形態での攻撃では肉体に傷をつけることなく、相応の痛みを与えながら対象の体力のみを削ぎ落とすことができる。
《伐刀者》にはその生まれ持った異能の強さ、自身が有する総魔力量によって、魔導騎士国際連盟の規約に則りF~Aまでのランク付けがなされている。
- 【固有霊装】遥けき創造
【Far Atum】
銘をファートゥム、エジプト神話における創造の神アトゥムと運命を擬える固有霊装。
強化外装、或いは外骨格として発現する。端的に言えばパワードアーマーで、装備中は身体能力が劇的に向上する。
"本当は死にたくない"、"もっと幸せでありたい"、"何もできない自分が嫌"という魂の渇望から生じたそれは、彼女の脆弱な精神を戦闘可能なレベルまで補強する。
ギロチン自殺の際、刃が半ば首に食い込みかけ、死ぬ寸前で発現しこれを食い止めた。そのため、首筋にはギロチン痕が残っている。
伐刀者の生存を第一とし、生存を阻む外敵の排除を第二とした圧倒的性能の固有霊装。
"何も出来ない自分が嫌"と己に相反するが如く、一対多の戦闘にに優れ、単一で逼迫した戦況を覆せるだけの力がある。
所有者の状況と敵性勢力の危険度に応じて次々と強化外装に兵装が追加、或いは変更されていく。"もっと幸せでありたい"と願うように、常に最善の武装を選択する。
ただし、友軍の存在を全く考慮しておらず、兵装はどれもこれもが広範囲で高威力。フレンドリーファイアに注意、彼女の射線上に立つのがご法度なのは最早周知の事実。
基本兵装として光子剣と光子銃と飛行装置、自動展開の魔力障壁を装備。ここから適宜強化と変更が行われる。
主な強化/変更先はミサイル、バスターライフル、パイルバンカー……等と宇宙世紀の戦争で取沙汰されそうなもの。
危機的状況に陥れば陥るほど兵装強化が激しくなるが、使用者の精神的安定と命の安全が兵装変更の前提条件となっているため、彼女の精神性も災いして思うようにいかないケースもしばしば。
過度にダメージを受けた場合は兵装の出力が低下する代わりに、伐刀者を保護するための機構が動作し、固有霊装破壊時の精神的被害を低減させる。これは彼女の精神面が大変脆弱であるのが原因。
戦闘能力の高さが目立つが、"本当は死にたくない"という願望の通り、この固有霊装の最大の長所は伐刀者の守護にある。
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基本的に、兵装強化は耐久的余裕がなければ行われないのは先述した通り。
下記は"代表的なもの"、という括りに過ぎず、必要であれば新兵装も追加されてゆく。
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【光子剣】【魔力消費:極小】
オーソドックスな光子出力剣、少しでも触れれば容易く焼き切ってしまう基本兵装。
特徴がないのが特徴……とまでは言わないが、述べる事に困るぐらい万能で平凡。
実体剣や盾に強く、良質なものでなければあっさりと貫く。2本まで形成可能。
【光子銃】【魔力消費:極小】
オーソドックスな光子力銃。火力・連射・速度、どれもにスキのない高水準な基本兵装。
対ビームコーティングのされていないものに強いが、鏡面のような光を反射する物質には通用しない。
【機械翼】【魔力消費:小】
背部に装備した飛行用の機械翼、ならびに加速装置。空中性能に長けた基本兵装。
飛行速度は音速を容易く超え、高速戦闘を可能にする。
【魔力精神障壁】【魔力消費:中】
伐刀者の魔力を汲み上げて自動展開される守護障壁、様々なダメージを相殺する基本兵装。
音速飛行という、生身の人間が到底耐えられないものをやってのけられるのはこれのおかげ。
また、高い強度を誇る障壁なので適当に激突しても強い。ダメージも魔力がある限り大幅に抑えられる。ファートゥムの高い防御性能はほとんどこれに依存している。
汲み上げ速度は上限が存在するため、短時間に連続攻撃を受けると障壁の再展開まで時間がかかる。調子に乗るとよくない。また、貫通力の高い攻撃はダメージを完全には減衰しきれない。
攻撃を受けていない時、余剰エネルギーは伐刀者の自然治癒に回されゆっくりと回復する。
【対魔力精神衝撃波】【魔力消費:大】
【魔力精神障壁】の応用、展開している障壁に回した魔力を収縮させ、一気に衝撃波として解き放つ。
威力抜群の全方位無差別攻撃であり、周囲を爆光で吹き飛ばして一掃する。対魔力性が高く、大概の固有霊装や魔術に効果的なダメージを与えるカウンター技の側面が強い。
ただし、使用後は一時的に魔力精神障壁が使用不可能。ファートゥムの防御力は障壁に依存している側面が強いので危険。
超光るので目くらましにも使える。そんな豪華な使い方をしないといけない時点でピンチもいいところなのだが。
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【射突式鉄柱】【魔力消費:極小】
大質量の鋼鉄杭を超速で射突させる、要するにパイルバンカー。
射程は光子剣より更に短く使い勝手が悪いものの、その破壊力は絶大。伐刀絶技にさえ匹敵し得る。
魔力消費も極めて低いが、最大の弱点はやはりその射程の短さ。とにかく密着しなければ当たりもしない、当たりさえすれば強いロマン枠。
極めて装甲の厚い相手や、巨大な相手にはしばしばこの兵装が選ばれる。
【熱源撹乱速射砲】【魔力消費:小】
高速の熱源となるフレア弾を大量に連射する速射砲、対追尾攻撃の性質が強い。
このフレアには強力なジャマー効果があり、大概の追尾式攻撃はフレアを敵と誤認してしまう。
また、出が早いので近接戦における咄嗟の牽制にも役立つ。
主に追尾攻撃を行う相手や、牽制が必要な相手に対して選ばれやすい兵装。
【光子銃剣】【魔力消費:中】
光子銃と剣が一体化した兵装、お得!と思うかもしれないが光子剣ではなく実体剣なので案外そうはいかない。
ガンの出力は上昇しているが、当然ながら消費する魔力は増加。バスターライフルには及ばないので、結構どっちつかず。
遠距離と近距離の兵装を兼ねているため、ヒットアンドアウェイを繰り返す相手で選ばれやすい。魔力量さえあれば万能ではある。
【自動追尾式爆雷】【魔力消費:中】
敵対勢力を自動でロックオンし、追尾していく背面マウント型ミサイルポッド。
一度で大量のミサイルを発射し、絨毯爆撃も可能など汎用性が高い。
敵が多い、素早い相手などの条件でこの兵装が選ばれやすい。
なお、自身の熱源撹乱式速射砲にも反応してしまう。併用するべきではない。
【反応式徹甲貫通狙撃銃】【魔力消費:中】
高い貫通力と射程を誇り、アウトレンジから敵を一撃で粉砕する実弾系スナイパーライフル。
命中と同時に外殻の弾丸が装甲を貫通、すかさず内部から第二の弾丸が一気に穿孔しそこから内部で炸裂するマトリョーシカ構造の弾丸を超速で撃ち出す。
長射程の相手や装甲の厚い相手である場合に選ばれやすい兵装、単純な長射程を押し付ける。
【電磁衝撃砲】【魔力消費:中】
亜音速で放たれるショックパルス砲、強力な電撃性能とスタン効果を発揮する。
電撃系の武装のため、対水生や対機械・半機械性能に優れる。また、負傷を目的としない迅速な鎮圧も可能。
水生生物や機械を相手取った時、殺傷を目的としない時などにこの兵装は選ばれやすい。
【六連装重連射砲】【魔力消費:中】
猛烈な速度で実体弾を連射し、目の前の相手を挽き肉にするガトリングカノン。
一対多の状況や制圧射撃にはうってつけで、威力も悪くない。回避に頼り切った軽装相手なんかは容易く蜂の巣にできる。
実体弾を撃ち出すものの、供給は魔力によって行われるため実質の無尽蔵。単発あたりの消費量は低いが連射速度が大概なので結構消耗する。
相手の防御が弱い時、敵が多い状況なんかで選ばれやすい兵装。
【電磁迷彩機構】【魔力消費:中】
自身を透明化させ、同時に強烈なジャミングによってセンサー探知を妨害する隠密行動用兵装。
武装含めての透明化であり、科学的な探知技能に留まらず魔術的探知をも無力化してしまう。発動中は常に魔力を消費するため燃費はあまり良くない。
視覚に頼り切った相手に対してはこれ以上にないほど有効であり、隠密性を重視される作戦中で高い効果を発揮する。
ただし発動中はオゾン臭くなる。また、そもそも【Far Atum】の武装は大概が爆音なので奇襲の成功が見込めるのは最初のみで、その後は警戒を誘ってしまう。
隠密行動が必要な状況や、視野に強く依存した相手において選ばれやすい兵装。
【収束重粒子砲】【魔力消費:大】
大型砲身のライフル、高出力高火力広範囲高燃費を地で行く決戦兵器。
対ビームコーティングにも強く、当たればひとたまりもない火力。
目に見えて魔力消費が悪い、連発するとすぐ霊装解除に陥るだろう。
動きの遅い相手や、装甲の厚い相手、対ビームコーティングを施した相手にはこの兵装が選ばれやすい。
【攻勢型魔導衛星】【魔力消費:大】
6機からなる独立駆動の攻撃衛星を展開する。使い魔やゴーレム、もっと端的に言えばファンネルの類い。
武装は共通して光子銃と魔力精神障壁、加えてどうしようもない状況に陥った時の自爆特攻用で対魔力精神衝撃波。
彼女の武装では珍しく、敵味方を区別してくれる。また、各機は統率が取れており、連携攻撃を仕掛ける事もある。
優秀なのはいいが維持費……もとい魔力消費がかなり嵩む、万能なので魔力的余裕がある状況ならば大抵選ばれる兵装。
【爆裂焼夷砲】【魔力消費:大】
大範囲に爆発を引き起こし、延焼による広範囲制圧を行うグレネードカノン。
爆発の威力もさることながら、発生する爆炎も強力で、籠城相手や殲滅戦で活躍する。当然だが酸欠を誘発する。
性能が高いためか魔力消費が多く、連発は禁物。
先述の通り、籠城した相手や殲滅戦において選ばれやすい兵装。
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【伐刀絶技:1】極大敵対勢力撃滅武装大剣【魔力消費:極大】
全兵装を解除し、パワードアーマーの保護機構や兵装の出力を限界まで落として展開される、伐刀絶技の一つ。
背丈の何倍、建造物にも匹敵するような巨大な剣を形成し敵を両断する。シンプルな暴力。
質量の暴力でブン殴るので、幻想形態でも精神ダメージが半端ないだけではなく物理的にすごく痛い。死にはしないけど。
【伐刀絶技:2】多積載殲滅電磁衝撃【魔力消費:極大】
全兵装を解除し、パワードアーマーの保護機構や兵装の出力を限界まで落として展開される、伐刀絶技の一つ。
膨大な数ののショックパルス砲による無差別全方位攻撃で、周囲を粉微塵に分解する。
直視すると数日は目が開けなくなるぐらいものすごく眩しい、一度でも見たことある人からは”バルス”とか”家電屋の電灯コーナー”とか言われてる。彼女でさえもそう思っている。
【伐刀絶技:3】原子加速炉式三連電磁砲塔【魔力消費:極大】
全兵装を解除し、パワードアーマーの保護機構や兵装の出力を限界まで落として展開される、伐刀絶技の一つ。
両腕を超特大の三連式レールキャノンに変形させ、原子炉エネルギーによる破壊的な加速力で弾丸を撃ち出して直線上の敵を灰にする。
彼女の伐刀絶技でも最大の射程を誇り、地平線の彼方まで届き星すら落とし得るとまで言われる。
【伐刀絶技:4】魔力精神障壁展開強襲突破【魔力消費:全消費】
全兵装を解除し、パワードアーマーの保護機構や兵装の出力を限界まで落として展開される、伐刀絶技の一つ。
背部に剥き出しの超大型ブースターを生成、ならびに全精神エネルギーを魔力に変換し強力な防護フィールドとして展開しつつマッハ4もの速度で敵に激突し粉砕する。
通過の余波で凄まじい規模の超音速衝撃波を発生させ、轟音の波動で周囲を無差別に引き裂きながらあらゆるものを粉微塵にしてしまう、単純明快が故に強力無比な伐刀絶技。
ただし、他3種と違い発動終了と共に即固有霊装の解除に至るほど劣悪な魔力消耗で、もしもこれで敵を殲滅できなかった場合は最悪の事態となるだろう。
しかも高確率で固有霊装が破損するため、精神の脆弱な彼女は霊装破損による精神的衝撃によって戦闘不能に陥る。精神保護機構に回せるエネルギーなど皆無なので基本的に使いたがらない奥の手。
端的に言うなら超絶規模の異世界転生アタック轢き逃げ。
自然現象で攻撃する性質上、幻想形態で使用しても間違いなく殺傷してしまう。連盟からは重ね重ね演習で使うなと言われている。
どれも共通して、展開のために兵装が貧弱になるため、攻撃を受けるとそのまま伐刀者の戦闘不能に繋がる。
また、精神力を著しく消耗し、何もせずとも自動的に固有霊装が解除される事もある。これは彼女の精神的成長による魔力制御向上で改善の余地がある。
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全体的に極めて高スペック、特に魔力量は壮絶な運命の下に生まれたが故か、既に歴史にその名を刻むレベル。
その他も高い水準で纏まっており、一人であらゆる状況に対応可能な柔軟性を見せる"高水準万能伐刀者"と表せるだろう。
ただし、彼女自身の精神面の脆弱さがあらゆる所で足を引っ張っており、それは魔力制御の低さに現れている。
これらは改善の余地があり、他のステータスもそれによって劇的な成長の余地がある。可能性の塊と言っても過言ではない。
魔力制御さえ改善すれば、武装による魔力消費の多くが解決されるのは間違いない。
なお、出自が出自なせいで運は最低レベル。こればっかりは成長の余地ははっきり言って皆無。
伐刀者の血統にしては、親のそれと似ても似つかぬ固有霊装である。
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伐刀者として知れ渡る切っ掛けとなったのは
グリム戦役で、上記の固有霊装が持つ一対多の殲滅力を活かして活躍した。
特にソロモン公国攻防戦において、各所を転々としながら襲撃するゲリラ戦で食い荒らし、『聖滅のウェスペル』或いは『ソロモンの凶鳥』と呼ばれ十二使徒に数えられる。
伐刀者としてのランクは高いものの、彼女自身あまり
伐刀者としての名が知れ渡ることを良しとしない。
そのため、伏せられるのであれば名を伏せ、そうでないなら
名前ではなく
名字を名乗る。
事件から8年以上が経過しているものの、大罪人である父親と結び付けられる事を徹底して嫌うためである。
以上の身バレ警戒に強化外装がほぼ全身を隠すのも相まって、固有霊装を纏った彼女の評価だけが独り歩きしている事もある。
Skill
一般的に高いと言える水準の身体能力。
これを固有霊装で大幅に強化し、有無を言わさぬ火力での殲滅を得手とする。
意味がないからやらないだけで、霊装装備時ならば素手でも強い。
磨かれた射撃技術の腕前、固有霊装を合わせることで達人のそれに匹敵する。
ある程度の射撃補助が働くものの、結局のところ本人の腕前が一番影響する。
伸びしろのある武装活用技術、戦闘にまつわる武器運用のセンス。
基礎的な部分であるために固有霊装は影響しないが、使いこなすには十分。
男好きのする豊満なスタイルと美しい顔。
ともすれば多くの男から不埒な視線を誘うほどで、抵抗のない者へ強い魅了として働く。
酷い火傷痕とギロチン痕があるため、肌の露出によりランクが数段低下する。
常人のそれと比べても数段見劣りする精神の脆弱さ。
寄る辺なき子供時代を過ごした彼女の精神強度は、未だ幼子のままで止まっている。
解離性同一症を仲介する事で、彼女はようやく人と向き合える程度の精神力を手にする。
これでもまだ、彼女の心は弱いままである。彼女が抱える決定的な弱点。
別人格という殻を介在する為か、対人殺傷にあたって良心の呵責は希薄。かなり割り切っている。
中度の薬物依存症状、致命的ではないが危険域。
服用している合成麻薬が上等な代物であるが故に踏みとどまっている、とも言う。
難度が高すぎず、それなりに美味しい料理までを作れる。
ただし油汚れを洗うのが憂鬱なため、あまり料理をしたがらない。
食生活が大○製薬に支配されている。
思いの外に良好な美術センス。
コンクールの優勝作品というほどではないが、数人の目を惹く程度には上手い絵を描く。
画材が高いのが悩みの種。
イメージ
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最終更新:2020年08月25日 22:41