THE MOON > 1.4EX3

キャラクター 京極院 沙夜
種類 JOKER
名称 THE MOON
属性
アビリティ1 ■明天凶殺 コスト/スピード/価格 2/★★/初期所持
対戦相手の手札を全て破壊する。
アビリティ2 ■月明封殺 コスト/スピード/価格 0/★★★★★★/2000RP
対戦相手は自分の手札を公開する。あなたはその中からカードを1枚を選ぶ。それを破壊する。
アビリティ3 ■冥札再臨 コスト/スピード/価格 1/★★★/2000RP
あなたの捨札にあるカードを3枚までランダムで手札に加える。
アビリティ4 ■無明滅殺 コスト/スピード/価格 1/★★★★/2000RP
対戦相手のトリガーゾーンにあるカードを全て破壊する。


明天凶殺

手札全破壊。

大天使ガブリエルやOCKPなどで相手の盤面を流して撃つ、というのが基本パターン。
また断罪のメフィストをはじめとするペイライフ系のカードや、時の圧縮と組み合わせて不意打ち的に発動するというギミックもしばしば使われている。

派手な効果ではあるのだが盤面に一切影響が無く、効果も直ちに勝利に繋がるものではないのが一番の問題。
特に中速型の赤系・黄系が相手だと返しのトップデッキで全部解決されて即死することも多く、不安定さの方が目立つ。
安定度を求めるならワンダフルハンドや冥札再臨などの、手札を増やせるジョーカーを選んだ方が良いだろう。

1.4でワンダフルハンドが3速になった影響を受けたジョーカーの1つで、
「敢えて時間をかけてゲージの溜めを遅くし、明天凶殺の返しにジョーカーを撃てるようにする」という、
「後出し」がほぼ不可能となったのは地味に重要である。
但し周りのカードの強化により、ワンダフルハンド側の殺傷力も上がっていている点には注意。

1.1~1.1EX2時代は3速/CP1で、1.2から2速に変更された。
現行の性能になったのは1.2EXからである。
特に1.1時代は軽減戦神・毘沙門から繋がったこと、
そして一筋の光明がライフ3点から使うことができ、ワンダフルハンドに頼らずとも手札を増やせたことから、非常に高い使用率を誇っていた。

月明封殺

相手の手札を確認しそこから好きな1枚を破壊する。

対戦相手の手札を見てデッキの傾向を分析かつ今後のプランを練りつつ、今一番の脅威となる1枚を抜き取るというのが基本。
勿論相手の手札が1枚だけならばそれを破壊することで手札を空に出来る。

一見すると手札でカードを作る珍獣デッキ対策になりそうだが、
オーバークロック特化型が相手だとこれが撃てる3~4ターン目には既に手遅れとなる展開も多い。
総じて「1回使いきりのジョーカーで手札を1枚しか落とせない」という効率の悪さの方が目立ち、総合的な使い勝手は今ひとつ。
他のハンデス手段の補助として使うぐらいだろう。

1.1~1.1EX2時代は5速/CP1という性能で、現行の性能となったのは1.2から。
1.1当時は明天凶殺が現役だったこともあり、5速というメリットを活かしづらかった。

冥札再臨

捨札から3枚ランダム回収。

CP1で手札を3枚増やせるというのが単純に強く、
戦神・毘沙門大天使ガブリエルなどの重量級カードを多用する黄系デッキではほぼ一択というべき性能。
それ以外でも手札を増やすことで勝利に繋がることが多く、ワンダフルハンドと並んで環境を支配するジョーカーの1つである。

オーバーライドで捨札に落ちたカードを回収してオーバークロックを狙う、といった運用も一応可能。
但し確率的にはワンダフルハンドなどでデッキを1周させた方が安定するだろう。

1.1~1.1EX2時代は4速/CP1で、現行の性能になったのは1.2から。
明天凶殺全盛の1.1時代でも、ワンダフルハンドよりも早く軽いアドバンテージ要員としてよく使われていた。
1.4でワンダフルハンドが3速になり、より早いターンでの決定打として使えるようになったのはマイナス要素である。
CP1で撃てることをいかに生かせるかが鍵となるだろう。

無明滅殺

トリガーゾーンのカードを全破壊。

ラミエルアサルトフレイルなどを使う、赤系のトリガー破壊特化型デッキでしばしば使われている。
また石川五右衛門聖天使ニケなどを使う「ワンショット」系のデッキで、
スピード違反土下座などによる負け目を潰す手段として使う方法も考えられる。

1.4現在はダークマター暴走する魔剣などの軽いトリガー破壊カードが広まっており、
それらを手札に引き込めるワンダフルハンドや冥札再臨を使うのが総合的には丸い。
「CP1で撃てる」「色に関係なく使える」「こちらのトリガーゾーンのカードは丸々残る」
などの特徴を活かせるかどうかが鍵となるだろう。

1.1~1.1EX2時代は2速/CP1で、手札とトリガーゾーンの両方を破壊することが出来た。
ただ当時は明天凶殺が現役だったこともあってオーバーキルな面が目立ち、余り使われることは無かった。


最終更新:2016年05月22日 17:04