「……いけないか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「神宮拙下(ハロー=エルシール)」
【基本データ】
年齢:十八歳
職業:高校生(淳機関付属VIP州西部淳中高一貫教育校高等部三年十二組所属)
二つ名:『天才(オールラウンダー)』『電光石火』『灰色の閃光』他
テーマソング:「ギリギリchop」(B'z)
能力:『Once』
能力体結晶の形状:不明
総合評価:A
ナビゲーター:ヌル
名前の由来:京都市神宮丸太町駅+石火の誤変換+「自分」
【容姿】
瞳と髪は荘厳な灰色。
鬣のように後ろに流された髪型。
切れ長の目。
灰色の眼鏡をかけている。
中性的な顔立ち。
白いタンクトップ、グレーのウインドブレーカーパンツ。
灰のジャージ。
両手首には黒いリストバンド。
靴はオーダーメイドのランニングシューズ。
一人称は俺、二人称はお前か「凡人」。
人の名前はカタカナで呼ぶ。
かなり頻繁に「フン」と鼻で笑い、もの凄く偉そうに喋る。
口癖は「(凡人のお前に)良いことを教えてやろう。一つ目に~~」という風な説明(たまに忘れてミスる)。
また何かを問われた際に「いけないか?」と返すことも多い。
【人物】
三年十二組の天才にしてハルトシュラーの部下。
灰色馬鹿。どう考えたってファッションにおけるグレーの比率がおかしい。
淳高に数多くいる天才の中でも、ハルトシュラーが「最も完全な『天才』に近い」とまで表現した紛れもない天才。
この場合の天才とは「一つの分野に特化した人間」ではなく「全ての物事で常人を超える成果を出せる人間」のことである。
つまり脚が速いのは半分は努力の結果。もう半分は完全に才能だが。
才能の総量ならば全キャラクターの中でも相当なのだがトップクラスの考えなしでもあったりする。
「考えずに勝てる人間は考えずとも良い」「むしろ考えないことこそ力」との思想を持ち余計なことどころか必要なことさえも考えない。
その割に直感で真相に辿り着くなど、常人離れした能力を持つ。また勝負の際は常にゾーンに入ることのできる(≒極度の集中状態を保てる)とされる。
更に偏差値は七十を軽く超えており少林寺拳法は全国大会二位の腕前で短距離走では全国どころか全世界レベルの選手。
ついでに皇族であるエルシール家の生まれ。
その才能故に自分以外の大半の人間を『凡人』と呼び、その傲慢さに相応しい天才。
他方、一度評価した相手は何年経っても記憶する律儀さも有する。
性格以外は完璧な為にかなりの人気があるが彼自身は極度の女嫌いであり、彼にとって女子の大半は女中か奴隷に分類される。
ちなみに男子は市民か奴隷に分けられている(兼は「アテナイそのままの価値観」と称している)。
嫌いな理由は「愚かだから」なので聡明な女子とは会話することもあり、ハルトシュラーのことも評価している。
人の話を聞かない傾向があり、たとえ聞いたとしても適当に同意して流すことも多い。
その為に彼のことを「新宮寺切」と認識している生徒が何人かいる。
今までの人生の大抵の場面で勝ってきた為に多くの場合「昨日の自分を超える」という目標で競技に取り組むことが多いが、武道の場合はこの限りではない。
負けることがなかった故に他者と競い合うことや、あるいは他人に負けることすらも好んでいる。
部活は陸上部と少林寺拳法部の兼部だった。
が、どちらもアキレス腱を断裂したことを機に休部している。
本人は退部のつもりだが周囲が休部扱いにした。
【能力】
身体能力は非常に高く、直接戦闘も相当な強さを誇る。
しかも使うのはほぼ一つの技のみ。
総合評価がSではないのは彼があまりにも考えなし過ぎるから。
戦闘では目の前の敵のことしか考えず、中学時代はそれでも勝ち続けられるほど圧倒的に強かった。
基本的に何も考えていないのでトラップにはまず引っかかる。
つまり彼は「普通にやっているだけで常人を軽く超える結果が出せる人間」であり、大雑把な戦術でも負けないのはその類稀なる才能故。
また勝負にはまず勝てると思って望んでいるが、これは今までの戦績は関係がなく「勝てると思っていなければ勝てる勝負も勝てない」という持論から。
そして大抵の場合において勝利を収めている。
【特記】
『構え』
左脚を前に出し右足首を真横に向け、軽く腰を下ろし、左手を前に起き右手を腰に添える構え。
陸上のスタンディングスタートに似ている(というかスタンディングスタートの状態で左手出して拳を構えただけである)。
歌舞伎の見得を切っているのにも近く、正拳突きを予告するかのよう。
少林寺拳法にはありえないような柔軟性のまるでない構え。
『突き受け』
神宮拙下が日頃唯一使う技であり『電光石火』の由来となった技。
こちらに向かってくる相手を迎え撃つように突きを放つ。我流だが空手の分類で言うと『突き受け』という技になる。
「決して先手を取らず、必ず正面から敵を討ち、それ故に閃光の如く美しい」とのこと。
本人は何も考えておらず意識していないが実は割と合理的な技である。
先手を取らないことでカウンターになり威力が増大し、また人間の急所は正面の方が多いので更に威力が高まる。
ほとんどの私闘において彼はこの技だけで勝利している。
『五の閃(後出し択一攻撃)』
神宮拙下の必殺の突き。
幽屋氷柱をして「神業」と言わしめるもので彼以外に出せる人間はいない。 後の先なのに先手技。
前述の『構え』からトップスピードで突撃し、相手の対応を見た後で拳の軌道を変え、相手がガードしていない急所を打ち抜く必殺技。
常人離れした動体視力と思考速度、類稀なる才能を前提とした彼にのみ可能な技。
当たり前なことだが、相手の行動を見た後に攻撃場所を考えるので基本的に必ず直撃する。
後より出て先に殺す「後の先」と一瞬で五パターンに変化する剣道の打ち込みから名付けられている。
以下は登場したバリエーション。
『転身旋風脚』
片足で飛び上がり回転し殴打する。左手で突きを払い半身になった
日ノ岡亜紗に使用した。
本来は顔面を狙う攻撃だが練習不足か当たったのは鎖骨だった(ただしそれでも鎖骨二本を纏めてへし折った)。
ちなみにこの『五の閃』を使って倒せなかった相手も数名は存在する為に無敵というわけではない。
明言されているのは
ハルトシュラー=ハニャーンと
鞍馬兼の二人。
また勝負を決める為の必殺技である以上、僅かながら普段よりも隙が大きくなるという弱点があるが……。
以下は各キャラの破り方。
『鞍馬兼』
拙下の行動を誘導し「自分が木刀を振り被った状態」かつ「拙下が攻撃するには後二歩踏み込まなければならない状況」を作り出した。
これにより木刀が振り下ろされる速さと踏み込み突きを打つ速さの速さ比べに追い込んだ(顛末は描かれていないが、拙下は攻撃を中断し回避した)。
『ゾーン』
ある心理学者によって提唱された「完全に集中している状態」のこと。スポーツ選手の理想。
あろうことか、神宮拙下は精度こそ違えど勝負の際は必ずこの状態に移行している。
超人的な思考速度と情報処理能力が元になっており、常人の一秒(≒客観的な一秒間)で数秒~数十秒間分の思考が可能。
ただし実際に行動する時間を残さなければならない為にそこまで悠長に考えることはできないとされる。
……ちなみに移行するには「集中しよう」と拙下自身が思う必要があり、気を抜いている際の不測の事態には反応が一瞬遅れる。
『少林寺拳法』
神宮拙下のやっていたスポーツであり武道。
使いこなせばとても強い。技が百以上ある時点で色々と致命的だと思う。
多くの技は受け→攻めのコンビネーションなので、まず受けない彼は少林寺拳法の技術の一割も使えていない。
そもそも力愛不二や不殺活人といった教義が嫌いだったらしい。
……だがもしかすると、私闘において少林寺拳法の技を使わないのはこの武道に対する彼なりの礼儀なのかもしれない。
【人間関係】
鞍馬兼とは最初は敵同士であり、次に会った時も敵であり、今でもある意味で敵である関係。
それでもそれなりに仲は良いようで学年が違うにも関わらずよく一緒にいる。
兼のことを『天才』と呼ばず凡人扱いするのは彼の今までの(そしてこれからも続く)際限なき努力に敬意を払っているからである。
ハルトシュラーは「生まれて初めて会った自分よりも強い(かもしれない)女」であり実は一度告白してフラれている。
更にフラれたことで余計に好きになった。
お前は少女マンガに出てくる俺様系の御曹司か。
高天ヶ原檸檬には、スポーツでだが一度勝ったことがあるらしい。
しかし他の競技で対決したいと考えている。
幽屋氷柱は「一目置いている」という表現が正しい相手で恐らく拙下の知る女子の中で最も評価が高い。
人間として、武道家として、スポーツ選手としてどの点でも一目置いている。
……が、女子として好みかと言えばそういうわけではない。
山科狂華とは、親しいわけではないが面識がある。
客観的に見ても自分の方が強いと思っているが何故か会話を早く切り上げたくなるらしい。
壬生狼真希波は数少ない友人の一人。作中ではアメフト部の助っ人を要請されている。
ただし考えなし故に気付かないが良いように扱われていることも……。
壬生狼真里奈に対しては女子の中ではかなり珍しいちゃんと話を聞く相手。
それは彼女の能力ではなく、周囲に流されず自分を持ち誠実に恋愛をしようとする性格を認めてのことである。
だからかもしれないが比較的気に掛けている。
日ノ岡亜紗は結果的に窮地を救った相手。
口や心では「試してやる」「負けるわけがない」「お前は凡人」等々なんだかんだと言いながらも気にしていたようである。
そもそも戦う価値もない相手なら試したりせず記憶もしない。
鳥羽通とは家が近所らしく付き合いがある。自分の中の女らしさを嫌う彼女とは何かと話が合うらしい。
ちなみに彼女は彼を「新宮さん」と呼ぶ
(そしてそう呼ばれる拙下も訂正しない)。
最終更新:2013年04月09日 23:53