武器はどれを選べばいいの?

富嶽/北斎では「野太刀」以外は基本的に自由です。富嶽/北斎では兵団の運用だけでなく武将自身の働きも重視しているため、クラウドコントロールにも武将キルにもタンク役にも不向きで、領土戦の環境に限れば強みが無い野太刀は領土戦(特に戦略上重要な城の攻撃・防衛戦)ではなるべく使わないようにお願いしています(※野太刀しか育成していなかったら領土戦に参加できない、というわけではありませんし、野太刀を使いながらも兵団運用の圧倒的な腕前で戦果を挙げるプレイヤーも実際存在します)。もちろん普段の攻城戦などでは何を使用するのも自由ですが、スキルの習得に必要なスキルポイントと必殺技の習得に必要な「必殺技の断簡」は簡単に集めることができないため、野太刀以外を育成することをお勧めしています。もし野太刀を育成した場合は、対応する防具を流用できる「スピア」か「マスケット」に育成を切り替えるとよいでしょう。もし最初にどの武器にするか迷った場合は「刀盾」をおすすめします。敵の武将を転倒させるスキルが豊富で、必殺技で敵兵団を纏めてノックダウンすることができ、スキルで防御力を大幅に上げてタンク役もできる、汎用性が高い武器です。

兵団は何を育てればいいの?

富嶽/北斎は領土戦をメインに活動しているため、領土戦で使用に耐える兵団(指定兵団)を育てることを推奨しています。指定兵団は普段のカジュアルマッチ(攻城戦、旗争奪戦など)やランク戦でも十分有用な兵団ですので、何を育てていいかわからないという人は下記に挙げた兵団を育ててみるとよいと思います。
なるべく兵種ツリーで取得できる兵団、シーズン挑戦でも最初のほうに取得・昇進できる兵団と普段の攻城戦、ランク戦等でも使用機会が多い兵団を選んでおり、運用が特殊で扱い難い兵団は除外しています。シーズン挑戦の場合はシーズン5がおすすめです。最後まで進めることで強力な騎兵兵団を2つ手に入れることができ、戦術の幅が広がります。
なお、兵団は基本的に「兵団訓練」にある枝分かれした訓練ツリーのうち最低限1つのルートをすべて取りきるまでは真価が発揮されないので、入手したらしっかり経験値を注ぎ込んで育ててあげましょう。

指定兵団に含まれるもの

忠誠長槍兵(星4、兵種ツリー)

2番スキル「推進」が特徴の長槍兵団。推進を発動するとゆっくり前進しながら前面の敵兵団を強制的に転倒させることができるので、攻撃時の一番槍にも敵の騎兵の襲撃に対するカウンターにも適しており、領土戦、攻城戦問わず出番が多く、腐りにくい。推進は非常に強力なスキルである一方でクールタイムが長く、また攻防ともに基礎性能が平凡なため、如何に推進を上手く当てるかが運用の鍵。兵団の取得も容易なため、星4兵団の取得で迷ったらまずはこれを選ぶのが安牌。

武衛鉄人兵(星4、兵種ツリー)

2番スキル「逸をもって労を待つ」によって、5秒間に限ってフサリアの襲撃をも受け流す鉄壁の小盾兵団。「逸をもって労を待つ」の発動後は2番スキルが「出撃」に変化し、再度スキルボタンを押すと敵をノックバックさせるシールドバッシュを高速で繰り出し、敵を殲滅してしまう。訓練ツリーの取得を上ルートにするか下ルートにするかで性能が大きく変動し、上ルートは攻撃特化、下ルートは防御特化となっている。使用目的に応じて選択するとよい。兵団の取得自体は容易だが、兵団の基礎性能を上昇させる兵種ツリー上のサブノードの完全取得に大量の戦功を消費するのが難点。

神策陌刀軍(星5、シーズン7)

重厚な鎧に身を包み、騎兵への対処に特化した歩兵兵団。1番スキル「神策軍陣」の発動中は全方位からの騎兵の攻撃に対して無敵に等しい被ダメージ減少効果を獲得し、同時に自身に襲い掛かる騎兵を切り払う。ヴェネツィア都市方陣と違って、背面からの攻撃に対しても自動で振り向いて対応するため、敵の騎兵に対する圧力は段違いに高い。同時に2番、3番スキルが歩兵に対して高火力を発揮するため、歩兵対歩兵戦闘にも強く、隙が無い。

戍戎百守衛(星4、シーズン7)

敵の攻撃を防ぐ盾を持った8人と範囲攻撃が可能な長刀を持った8人、敵にデバフを付与する槍を持った8人がセットになった、現状唯一の混合兵団。24人が8人ずつ3段に並んだ密集陣形での戦闘が基本で、陣形を組んだ状態での単純なぶつかり合いでは大半の歩兵に負けない火力と堅牢さを併せ持つ。制御効果を無効化しながら陣形を組み直す「固陣堅守」、陣形戦闘を大幅に強化する「背水の陣」、高火力の襲撃を放つ「破釜沈舟」の3つのスキルが軸で、陣形戦闘が基本ながらも静的な戦い方に留まらず、動的に戦うこともできる優秀な前衛役となっている。

フサリア(星5、兵種ツリー)

襲撃スキルに特化しており、その凶悪な破壊力のためによくピックされる騎兵兵団。槍騎兵の中で最も長い槍(コピア)を得物として扱い、襲撃時のリーチが長い上に、訓練ツリーの下ルートを完遂すると騎兵の中で唯一「襲撃時馬止め無効」の特性を習得するため、並大抵の兵団は一方的に蹂躙できてしまう。しかし使い勝手の悪い陣形しか選択できないために兵団の動かし方に少しコツが必要で、かつアンチとなる兵団も複数存在するため、使用難易度は決して低くない。F4クエスト完了報酬の「智謀の贈り物・兵章」で取得できる兵団の中では、これを取得するのが最もおすすめ。

マルタ騎兵(星5、兵種ツリー)

フサリアと同じ槍騎兵に属する騎兵兵団で、教団系と呼ばれる兵種ツリーに含まれており、取得までの戦功の消費量の合計がほかの星5騎兵に比べて少なく済む。移動速度が遅い代わりに騎兵の中では抜群に硬いので多少の襲撃のミスは挽回でき、通常攻撃も高火力。ランスのリーチがフサリアに次いで二番目に長いため、後述するザクセンなどの格下騎兵との襲撃のぶつけ合いにも強い。移動速度が遅く、静止状態からの加速に時間がかかるため、騎兵としては取り回しがやや悪いものの、フサリアと違って兵員が密集した扱いやすい陣形が使用できるため、硬さも合わせると比較的扱いやすい部類。F4クエスト完了報酬の「智謀の贈り物・兵章」で取得できる兵団の中では、二番目におすすめ。

関寧鉄騎兵・鎮北(星5、シーズン5、関寧鉄騎兵から昇進)

シーズン5スノーストームの最後に取得・昇進できる、銃撃と殴打が可能な三眼銃という特殊な得物を扱う騎兵兵団。襲撃特化のフサリアとは違って、襲撃も含めた複数のスキルを駆使して戦うタイプの兵団。昇進させるまで長い道のりなのが難点だが、襲撃からの2番ないし3番スキルのコンボが強く、銃撃で騎兵を怯ませることができるので対騎兵戦闘にも強い。小回りもきくため、攻城戦や領土戦ではピックされやすい。昇進前の兵団は特段の長所が無いため領土戦では出番がない。

ザクセン雪原槍騎兵(星4、シーズン5、ザクセン槍騎兵から昇進)

シーズン5スノーストームの二番目に取得・昇進できる騎兵兵団。他の槍騎兵とは違い、襲撃ではなく2番スキル「巡原」が本体。敵に近づいた状態で「巡原」を発動すれば、兵団が放射状に広がりながら自キャラの周りを巡回するように動き、その間は攻撃頻度が大きく上昇するため、訓練ツリーにある「攻撃ターゲット数+1」と合わさって襲撃に頼らずとも殲滅力が高い。また「巡原」は発動時間に制限がないトグル式のため、使い勝手が極めて良好。もちろん襲撃も他の槍騎兵と同じように使用でき、また3番スキル「踏雪」で停止状態から強制的に加速することができるため、スキルの使い方を覚えると他の騎兵よりもトリッキーな動きができる。正面からのぶつかり合いよりもフットワークを重視した騎兵だと言える。昇進前の兵団は特段の長所が無いため領土戦では出番がない。

バイキング狂戦団(星4、シーズン6)

シーズン6ヴァルハラで2番目に取得できる、二振りの片手斧を振り回す特殊な歩兵兵団。兵員が僅か8人しかいないが、一方で全兵団中トップクラスの斬撃ダメージと非常に高いHPを誇り、スキルによって自己回復すら可能な、対歩兵戦闘に強い兵団。移動速度が速く、兵員が少ないのもあってフットワークも軽い。しかし防御力が低いので無理に突っ込ませると回復が追い付かず簡単に死んでしまうため、殴りかかる相手を選びながら各種スキルを適切に使用し続けないといけない、少々玄人向けの兵団でもある。

マルタ忠嗣衛兵(星4、シーズン4、マルタ槍盾衛兵から昇進)

シーズン4遠征の始まりで2番目以降に取得・昇進できる大盾兵団。他の大盾兵団とは違って強力な「馬止め」スキルを持っており、盾を構えて敵の攻撃を防ぐと同時に十分な火力を発揮することができ、攻撃的な運用が可能。ブロック値、防御値、ダメージ、HPといった基礎性能も申し分なく、大盾と言ったら忠嗣といってもいいほどの存在感がある。ただし、馬止めスキルがあるものの、槍のリーチが短いので対騎兵戦闘は苦手。昇進前の兵団は特段の長所が無いため領土戦では出番がないが、後述する連盟クエストでは昇進前でも一定の活躍ができる。

指定兵団に含まれるが、特殊な前提が必要な兵団

領土戦での出番が多いものの、特定の高レアの軍魂(ガチャ要素)を装着しないと真価を発揮できない兵団を取り上げています。

ヴェネツィア都市方陣(星4、シーズン2)

シーズン2鍍金時代で2番目に取得できる長槍兵団。他の長槍兵団よりも圧倒的に長大な長槍(パイク)を得物として扱い、緊密な陣形を組むことで非常に密度の高い槍衾を形成する。育成の完了したヴェネツィアの槍衾は「馬止め無効」を持つフサリアですら突破できないため、領土戦でも攻城戦でもピックされやすい。しかしそのためにはいわゆる「馬止め硬直」の軍魂の装着が前提として必要になるため、余力が無ければ「探訪」から「槍塚古戦場」でガチャをするか、エピック軍魂自選箱等で当該軍魂を事前に入手してから育成を開始するのをおすすめする。

アペニン弩兵(星5、シーズン2または兵種ツリー)

シーズン2鍍金時代で3番目以降に取得できる弩兵兵団。高い威力を発揮するクロスボウを扱い、「乱陣の矢」スキルによって矢の命中した敵兵団を確率で強制的にスタンさせるため、騎兵の襲撃に対して非常に有効なカウンターを打てる遠距離兵団。領土戦でピックされる数少ない遠距離兵団だが、真価を発揮するには一定時間の間1回の射撃で2本の矢を放てる、いわゆる「ダブルショット」の軍魂が必要となるため、余力が無ければ「探訪」から「矢羽根散る古戦場」でガチャをして事前に引き当ててから育成を開始するのをおすすめする。シーズン兵団にしては珍しく、シーズン挑戦をクリアしなくても兵種ツリーで戦功を消費して取得できるため、戦功に余裕がある場合は兵種ツリーで取得するのも一考。

指定兵団に含まれないもの

ここでは主として格上殺しが可能な星3以下の兵団を取り上げています。シーズン開始直後の星3兵団までの環境では主力になりますし、それ以後も統率値が余った際にスロットに入れても戦果を挙げやすい兵団です

戚家軍攻撃兵(星3、兵種ツリー)

2番スキル「戚家刀法」と3番スキル「武将護衛」の同時発動が非常に強力な小盾兵団。いわゆるバグ技だが、公式公認のため問題なく使用できる。両スキルの同時発動中は星4兵団すら凌駕するほどの高火力と高速で敵を瞬時に切り刻んでしまうため、襲撃を除いた単純な白兵戦では星3最強といっていい。

パレルモ賞金兵団(星3、シーズン2)

シーズン2鍍金時代で最初に取得できる小盾兵団。盾で敵を殴打する2番スキル「横行戦意」が非常に高火力で、かつクールタイムが比較的短いためスキルの回転率が良好。陣形もコンパクトな密集方陣が使用できるため、小盾兵団らしいフットワークの軽い戦場機動が可能で扱いやすい。

スイス高山斧槍兵(星3、シーズン5、スイス斧槍兵から昇進)

シーズン5スノーストームで最初に取得・昇進できる長槍兵団。斬撃と刺突を両方繰り出せる高火力なハルバードを得物として扱い、かつあらゆる武将を即死させるほどの凶悪な威力を誇る襲撃スキルを持つ。さらに3番スキル「刺突フック」で移動速度低下と出血ダメージをばら撒けるため、ハルバードの高火力と相まって襲撃後の通常戦闘も優秀。昇進兵団にしては珍しいことに、斧槍方陣を使用しても群槍状態にならないので、昇進前の「スイス斧槍兵」の上位互換というわけではない。群槍による陣形戦闘も強力なので、敢えて昇進前のスイス斧槍兵を使用する人もいる。襲撃を重視するなら昇進後、陣形戦闘を重視するなら昇進前を使おう。

狼山所刀盾兵(星2、兵種ツリー)

星2兵団としては破格の威力の襲撃スキルを持つ、襲撃特化の小盾兵団。育成が完了すれば12秒に1回(さらに軍魂を積めば6秒!)襲撃を発動することができ、また2番スキル「援護」で迅速に兵団を後退させることができるため、襲撃を当てたらすぐに援護で後退、直後にまた襲撃、という具合に襲撃を延々当て続けることができるため、星2兵団としてはキルが取りやすい。

青徐槍兵(星2、兵種ツリー)

星2兵団としてはかなり優秀な性能の長槍兵団。育成が完了した状態の「馬止め」スキルが星2兵団としては破格の性能なので、並みの騎兵の襲撃は相手が格上であっても受け止めることができる。実はヴェネツィア都市方陣を除けば「兵員が密集した方陣」で「高性能な硬直付与ありの馬止め」が裏技無しで可能な唯一の兵団なので、星4兵団解禁以後の領土戦でピックするほどではないものの、コストパフォーマンスは非常に良好。

高密弓馬兵(星2、兵種ツリー)

現状唯一有用にして強力な弓騎兵。1番スキル「疾進」の加速で敵を翻弄しながら2番スキル「連射」の高火力で星5兵団すらも一方的に削り切ることができるため、低コスト、ローリスクハイリターンな野戦を遂行することができる。日常のPKから領土戦の野戦まで幅広く活用できるため、非常におすすめ。

涼州騎兵(星2、兵種ツリー)

最速の刀騎兵。育成を完了した上で移動速度上昇の軍魂を装着すればフサリアの1.6倍以上の速度で移動できる。星2兵団としては火力があり、兵装も馬もタダ同然なので、運用コストが高くなりがちな騎兵の入門用として優れており、ワールドマップ上での野戦でも運用次第では超低コストで戦果を挙げられる。

兵団はどう育てればいいの?

後述する2つのPvEモードを周回するのがおすすめです。

基礎知識

兵団に入る経験値は、基本的にスロットに入れた兵団すべてに分配されますが、実際に戦場に出した兵団に最も多く分配されます。戦場に出しても戦う必要はないです。LVの低い兵団を育てる場合は、いったん戦場に出したうえで、すぐに補給地点で既に育成が進んだ別の兵団に切り替えて戦うことで、効率的に経験値を取得できます。また、LVMAXの兵団が経験値を取得した場合はすべて共通経験値プールにストックされるため、無駄にはなりません。ただし共通経験値プールはストック上限が100万EXPまでなので、貯め過ぎず溢れないように適宜育成したい兵団に経験値を割り振っていくようにしましょう。
また、パーティーを組むことで取得経験値アップの効果が得られますので、なるべくパーティーを組んで行くことをお勧めします。
注意点として、兵団を一兵残らず全滅させてしまうと兵装が大きく減るので、支出を抑えるためにはなるべく全滅させないようにしましょう。

連盟クエスト(佐官)

武将レベル60以上で挑戦できるPvEです。比較的短時間で終わる上に攻城戦よりも戦果が安定するため、兵団経験値稼ぎに向いています。「戍戎百守衛」「マルタ槍盾衛兵」「マルタ忠嗣衛兵」「バイキング狂戦団」「白山黒水鉄甲兵」「ザクセン雪原槍騎兵」等のPvEに強い兵団を揃えると楽にクリアできます。失敗すると経験値の取得量が減るため、兵団が育っていない場合はクランメンバーに声をかけるなどして手伝ってもらうといいでしょう。

盗賊討伐(シーズン7現在)

週に5回まで経験値が大量にもらえるPvEです。兵団経験値の取得量をバフする「練兵のすすめ」や「精巧な兵団XPカード」を積極的に使っていきましょう。連盟クエストよりも強力な兵団が敵として登場しますが、難しいと感じた場合はクランメンバーに声をかけるなどして手伝ってもらうといいでしょう。大量の兵団経験値を得られるので、毎週必ず5回まで消化しておくと良いです。
最終更新:2021年09月06日 15:48