テノリライオン

06-08-16

最終更新:

corelli

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ときめきは突然に。


私の暑がりっぷりをご存じの方からすれば信じ難い事に、昨年冬に引っ越してきたこの団地の私の寝室には、諸事情により現在エアコンがありません。
こんなんで東京砂漠(嘘)の熱帯夜を乗り切れるかー! と早くから戦々恐々としていたのですが、いい意味で古い作りの建物であるせいか、リビングからの冷気を通しておきさえすれば意外と灼熱地獄にはならずに済んでおります。
最上階でなく、更に窓も南でなく東西のみであるため、日照を食らって極端に温度が上るという事がないようです。
そんなアナログ(?)な私の寝室で代わりに稼働するのが、ザ・扇風機。 実家を離れて以来10年ぶりぐらいでしょうか、このレトロな機構のお世話になるのは。
ないよりはましだろう、ぐらいの気持ちで買ったのですが、これが結構頑張ってくれてます。 あなどれません、ただの風。

えーと、で、何がときめきかと言うと。
扇風機というのはまず左右の首振りと、更に多少上下にファンの向きを調整できますね。 その上下、正確にはファンが斜め下を向いているのを、上に上げる時です。
うつむく丸いカバーの下に手の平を当てて、かちっと上に向かせるその瞬間。

は……恥じらう女の子のあごに手をかけてこっちを向かせているような、妙なキモチになります!!

バカですか?はい、バカです。

「頤(おとがい)を上げる」という表現は、その昔新井素子の小説で出会ったのが最初なのですが。 何故だか妙にエロスを感じさせる響きだなぁと子供心に思ったのを、すごく久しぶりに思い出しました。
思い出しましたが、だからと言って扇風機の上下角を調整する度にいちいち甘酸っぱい思いが湧き上がるこの状況はどうにかならないものでしょうか。
なんか白い扇風機が可愛く見えて仕方ないんです。

バカですか?はい、バカです。


カテゴリ: [雑記] - &trackback() - 2006年08月16日 19:44:27
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