テノリライオン

07-01-08

最終更新:

corelli

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Veni vidi vici.


アトルガン白門にてヒマにあかせたLSメン、カダーバでちんめりでもしようという話になりました。
じゃあ六門院のワープ集合ね、と言った所で、コルセアを上げている♂エルが「あ」と言いました。

「あのうー、一つお願いが……」
「なんね」
「もしよければちょいとガチ装備して、船で行きません?w」

何でもファントムフルーレなるNMドロップ品が欲しいのだそうで。
ナシュモ行きの船にポップするタコ、と聞いて、今度は私が「あ」と声を上げました。

「それはあれか、こないだひょっこりわいて大惨事になったあれか」
「えw」

先日4人ほどで組んで、ほんわか釣りつつ船でナシュモへ向かっていた時。
それはもうさりげなくポップし、さりげなく殴りかかったガル戦をさりげなくまっ赤にしてさりげなく我々を一瞬で恐慌に陥れた青いタコ、それが噂のProteusでした。
必死で船内マラソンをしながら体勢を立て直し、その間に援護してくれた通りすがりの白タルさんを守りきれず沈めてしまいながらナシュモにイン、というほろ苦い出来事が語られます。

「う、そりゃ厳しいかな……」
「まぁでも今回は8人いるし。いいんじゃないすか? 試してみても」
「私ナイトのマジ装備しよ。大惨事にはならないでしょ、たぶん」
「ほらあれだ、そもそもお目当てのタコがわかなきゃ安全だしwww」
「そうですか? それじゃお言葉に甘えて……」

そんなこんなで揺られ揺られてナシュモ行き。
ザコとのレアポップなので、エレからカニからアプカルから全部掃除してしばしタコ様を待ちます。

「……@4分かぁ」
「こりゃ上手いことわいても、時間切れの可能性があるねw」

と、タルナイトが言った瞬間。
にょろーん、と青い影が船べりに……!!

「どわぁw」
「おい来たよ!w」

まさかまさかのProteus。あわあわあわ、と全員が一斉に抜刀し殴りかかります。
するとあら不思議、意外と順調に敵のHPが削れていくではありませんか。

「いける、いけるでぇ!」

何を隠そう、今日の前衛は恐ろしく厚い。いや熱い、いやさ暑い。
タルナと聞いて不安になるのは当の本人ばかり、実はその背後にそびえるのはガルモガル忍ガル戦ガル戦という、まるで何かの嫌がらせのようなラインナップなのですw
そんじょそこらの敵は囲まれれば見えなくなります。そこから更にタルナの背後なんか取れたもんじゃありません。あたかも年始めの福袋にむらがるオバさんの坩堝を必死にかきわけるような、荒々しいふいだまを要求されるのが我がLSなのです。
ヴァナ広しといえど、ガルカの壁に阻まれるシーフなど私くらいのものでしょう。

「よっしゃああ!」
「うわ、出た!w」

荒々しいふいだまはともかくとして、比較的安定した戦闘の末、青いタコはあえなくガルカの海に沈みました。
そしてまさかのファントムフルーレ!

「おいマジかw」
「ロット、ロットしてー船着いたら流れるー」
「うわー取ったーありがとうございますーー!」

手勢を揃え、抽選ポップに当たり、目的のアイテムを見事ドロップ。
こりゃまさに「来た、見た、勝った」の一幕と言えるのではないでしょうか。
にわかカエサルを乗せた船は、やんやの歓声と共に、ナシュモの港へと滑り込んで行ったのでありました。


カテゴリ: [GAME] - &trackback() - 2007年01月08日 13:22:18
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