テノリライオン

07-03-14

最終更新:

corelli

- view
メンバー限定 登録/ログイン
#blognavi
格が違う。


先週左のコンタクトを洗面所の排水溝にホールインワンし、そして今週末は大学時代のサークルの先輩のケコーンパーティーがあるので、なんとなくメガネで行くのはアレなのでそろそろ作らねばと仕事帰りにコンタクト屋に行きました。久しぶりの渋谷です。

「水曜定休によりお休みさせて頂きます」

ばかーーーー!!

という訳で、この怒りをぶつけるべくというかこの渋谷遠征を無駄にしないためにと言うか(いや通勤路で普通に行けるんですが)、とにかく腹の虫を収めねばと思いLoftと青山ブックセンターをこらしめてきました。

ウィンドウショッピングのつもり、と言って、ウィンドウショッピングで済んだためしは生まれてこの方ほとんどありません。
Loftでは藍布堂のブックカバーを買うてしまいました。ああもういくつめだろう。
いやここのブックカバーはマジでいいんですって。と言うか、私の自家製ブックカバーはここの製品を手本にして作っておりまして。何しろ丈夫でハデでなくてサイコー。ビバ和布。

で、この後はHMVの上にある青山ブックセンターへ行きまして。
いやぁ素晴らしいですね、青山ブックセンター。と言うか、ものすごいベタな言い方ですけどいわゆる「お洒落な」本屋さんってのはもう、1時間2時間平気で潰れる宝の山ですよ。
町の本屋さんじゃお目にかかれない海外の本や、普段関心を持たない建築やら映画やらといった方面の書籍も、思わず手に取ってしまうような陳列がしてあってそれはもう罠に充ち満ちています。
どこでも手に入る文庫は少なめで、その代わり高価なハードカバーや大判の本に力を入れていたので、どうにか衝動買いの魔の手からは逃れられたのですが。
先日書いた「ロング・グッドバイ」を、村上春樹訳と清水俊二訳を並べて置いてあったり、「犬特集」として犬にまつわる本をこれでもかと陳列してあったり、なまじお金があったら大変な事になっていたに違いないと思わせる売り場展開は、私にとってはそれだけでエンターテインメントです。

ただ本を「並べる」だけじゃない、余裕をもったスペースで少し奇抜なフェアを小さく展開したり、ひっそりとでも充実したコーナーを作ったりというのは、いわゆる地元密着型の「町の本屋さん」では難しい仕事なんだろうなとか思ってみたり。
だって売れないもん。多分。そういうロケーションの客層である所の買い物帰りの主婦とか学校帰りの子供とかお年寄りなどは、「本」を見に来るのではなく、「今週出たマンガ」とか「○○の■■っていう本」とかを主に目当てとして来店するわけですから。本屋に「出会い」とか「模索」は求めていない。と思う。

レジャー施設ってのは家から遠いところにあるものだよな、と思ったり思わなかったり。


カテゴリ: [雑記] - &trackback() - 2007年03月14日 19:56:39
名前: コメント:
#blognavi
記事メニュー
ウィキ募集バナー