#blognavi
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きっと墓場まで。
てなわけでプレイしております、FinalFantasyTactics 獅子戦争。
10年前に発売された同名のPSタイトルをPSPに移植、主要イベントにムービーを挿入し、新ジョブとして「たまねぎ剣士」と「暗黒騎士」を、新キャラとしてFF12より人気の高かったバルフレア、FFTA2より主人公のルッソを追加してのリリースです。
骨太なストーリーと洒脱な台詞回し、そしてタクティクスオウガのパクりという評判を受け入れてなお没頭せずにはいられない奥深いシステムには根強いファンが多く、今回の移植にも
「セリフにだけは手を入れてくれるな」
「ムービーはいらない、あの小さいキャラでの人形劇が想像力をかき立てるんだ」
「声優は不要、イメージが壊れる」
「システムは絶対変えるな」
「効果音もそのままで頼む、弓を引く音と死んだときの悲鳴がサイコーだ」
「編成画面のクリック音も気持ちいいので引き継いで欲しい」
「つまりPS版に忠実に、そのままで!」
などなど、PS版が深く受け入れられていることを思わせる期待と不安の声が数多く上がっていました。
私もその例に漏れず、PSP本体をを用意して文字通り指折り数えつつ発売日を待っていた口です。
10年前に発売された同名のPSタイトルをPSPに移植、主要イベントにムービーを挿入し、新ジョブとして「たまねぎ剣士」と「暗黒騎士」を、新キャラとしてFF12より人気の高かったバルフレア、FFTA2より主人公のルッソを追加してのリリースです。
骨太なストーリーと洒脱な台詞回し、そしてタクティクスオウガのパクりという評判を受け入れてなお没頭せずにはいられない奥深いシステムには根強いファンが多く、今回の移植にも
「セリフにだけは手を入れてくれるな」
「ムービーはいらない、あの小さいキャラでの人形劇が想像力をかき立てるんだ」
「声優は不要、イメージが壊れる」
「システムは絶対変えるな」
「効果音もそのままで頼む、弓を引く音と死んだときの悲鳴がサイコーだ」
「編成画面のクリック音も気持ちいいので引き継いで欲しい」
「つまりPS版に忠実に、そのままで!」
などなど、PS版が深く受け入れられていることを思わせる期待と不安の声が数多く上がっていました。
私もその例に漏れず、PSP本体をを用意して文字通り指折り数えつつ発売日を待っていた口です。
そして5月10日、ついに発売。
さてその出来や如何に?
さてその出来や如何に?
えー、結論から申しますと。
ムービー → とてもよし。
ストーリー → 当然変更なし。OK。
システム → 変更なし。OK。
セリフ → 変更なし。OK。
効果音 → 一部劣化
戦闘 → 一部劣化
ストーリー → 当然変更なし。OK。
システム → 変更なし。OK。
セリフ → 変更なし。OK。
効果音 → 一部劣化
戦闘 → 一部劣化
魔法や技などのいわゆるエフェクトがつくアクションが、処理落ちとまで言えるほど異常に遅くなっています。プロシェルなどは効果音が消える段階でエフェクトの半分も進んでいない。同時に複数人数にかけた日には音と画像がズレまくりです。
BGMは幸いほぼ無事でしたが、銅鑼の音が何故かフェードアウトせずぴたっと止まるので、むしろドラムロールのように聞こえます。
風の音やスプラッシュ音など効果音の一部も、まるで違う機械を通して無理矢理鳴らしているような劣化を見せているものがあります。
死亡時の悲鳴に至っては、「わー」が「にゃー」に聞こえる有り様です。
BGMは幸いほぼ無事でしたが、銅鑼の音が何故かフェードアウトせずぴたっと止まるので、むしろドラムロールのように聞こえます。
風の音やスプラッシュ音など効果音の一部も、まるで違う機械を通して無理矢理鳴らしているような劣化を見せているものがあります。
死亡時の悲鳴に至っては、「わー」が「にゃー」に聞こえる有り様です。
移植というのは基本単なる「乗せ換え」ですから、以前あったものをそのまま持って来ればいいだけじゃないか――と思いがちですが、プログラムというものには「そうは問屋が卸さない」ケースがままあるもので。
言うなれば言語を変える、翻訳をするようなものなので、「違う環境で全く同じ」にする為に膨大な労力を割かなければならない事があったりします。かく言う私もプログラマ時代には色々と苦労したもので……
言うなれば言語を変える、翻訳をするようなものなので、「違う環境で全く同じ」にする為に膨大な労力を割かなければならない事があったりします。かく言う私もプログラマ時代には色々と苦労したもので……
――なーんて心にもないフォローをした所で。
このもっさりバトルにOKを出したプロデューサー出てこい! という声には、1ファンとして深く頷かざるを得ないのであります。
恐らくは移植作業で色々手抜きをしてるんだろうなー、いくらPSPという新ハードが相手とは言え、まさかこの程度の作業が出来ないわけないもんなー、儲ける為にしてもあんまり安い労働力ばかり使わないでほしいなー、などなどのネガな感想が浮かんでは消え。
残念ながら今回の移植、多少のケチがついてしまった事は否めません。
このもっさりバトルにOKを出したプロデューサー出てこい! という声には、1ファンとして深く頷かざるを得ないのであります。
恐らくは移植作業で色々手抜きをしてるんだろうなー、いくらPSPという新ハードが相手とは言え、まさかこの程度の作業が出来ないわけないもんなー、儲ける為にしてもあんまり安い労働力ばかり使わないでほしいなー、などなどのネガな感想が浮かんでは消え。
残念ながら今回の移植、多少のケチがついてしまった事は否めません。
が。
エフェクトのもっさり感やちょっと違うサウンドにもそこそこ慣れてしまい、こっそり修正が入ったくさい手応えを感じる導入を抜け、そこそこ育ち出したキャラで序盤のクライマックスに向かう頃になると。
キャラのジョブやパラメータ操作、装備などをいじくる編成画面を開いているだけで、わたくし何だか幸せなのです。
この子をこうして、こっちはこうして――などとあれこれしている時間が、無闇に嬉しいのです。
ああやっぱり自分はこのゲームが心底好きなんだなぁと、白旗にも似た笑みを浮かべてしまうのです。
キャラのジョブやパラメータ操作、装備などをいじくる編成画面を開いているだけで、わたくし何だか幸せなのです。
この子をこうして、こっちはこうして――などとあれこれしている時間が、無闇に嬉しいのです。
ああやっぱり自分はこのゲームが心底好きなんだなぁと、白旗にも似た笑みを浮かべてしまうのです。
それはあたかも、結婚した頃は格好良かった旦那が年を取るにつれお腹が出てきたり皺が増えてきたりして困ったわ、でもちょっとくらい見栄えが悪くなっても気が利かなくなっても、やっぱり私はこの人でないと――という、まるで熟年夫婦のような境地とでも言いましょうか。
どんな例えだ。
どんな例えだ。
でもそれに開発陣が甘えるのは禁止。
それとこれとは話が別。
ダメ。ゼッタイ。
それとこれとは話が別。
ダメ。ゼッタイ。
とかそんな事を言いながらも楽しんでしまう自分が可愛いような悔しいような。
助けてガフガリオン!
助けてガフガリオン!
カテゴリ: [GAME] - &trackback() - 2007年05月13日 01:07:38