#blognavi
#blognavi
Upside Down.
いい加減オリジナルなんかにも着手したいと思っている私を夜な夜な引き止めまくっているのが、息が長いのか今更なのか判らない同人サウンドノベル「ひぐらしのなく頃に」である。
本当は本と同じで全部クリアして(読んで)から感想を書くのが筋というかポリシーなんだけども、ちょっと今日はフライング気味かつややネタバレ気味にぽろぽろと。
本当は本と同じで全部クリアして(読んで)から感想を書くのが筋というかポリシーなんだけども、ちょっと今日はフライング気味かつややネタバレ気味にぽろぽろと。
- ひぐらしのなく頃に
- 鬼隠し編
- 綿流し編
- 祟殺し編
- 暇潰し編
- ひぐらしのなく頃に解
- 目明し編
- 罪滅し編
- 皆殺し編 ←いまここ
- 祭囃し編
全8編、前半4編が出題編、後半4編が回答編という位置付けになっている。
第4編「暇潰し編」は出現タイミングとタイトルからしてサイドストーリーっぽいと思ったので現在後回し中。しかし今改めて調べてみたらそうでもなかったという悔恨の事実。生き急ぐ私。
第4編「暇潰し編」は出現タイミングとタイトルからしてサイドストーリーっぽいと思ったので現在後回し中。しかし今改めて調べてみたらそうでもなかったという悔恨の事実。生き急ぐ私。
さてこの話、基本骨子は「辺境・雛見沢で『綿流し』のお祭りのたびに起こる連続殺人事件の謎と惨劇」なわけだが、最大のミソはその「惨劇」の姿が、時間軸をほぼ同じくして繰り返し語られる「○○し編」ごとに毎回違うという点にある。
「黒幕」が結局誰なのか何なのか、毎回暗示され解かれかけてはひっくり返される。さんざんひっくり返ったあげく元に戻ってきたりする。
物語に振り回されてるなーと思わなくもないが、その翻弄感(?)を楽しむのがこの作品なのだろうと思う。正直ちょっと面白い、と言うか単純に「答え」が気になってクリックする手が止まらなくなる。
まぁこういう謎まみれ的な作りはやっぱりエヴァの流れを汲むのかなぁと思ったり思わなかったり。時間はものすごい取られるけど、興味があればやってみてもよい作品かと。
ダンナは「絵がダメだ」と言って受け付けなかったけど。うん指の本数がって言うか、とりあえず何故か全体的に後ろ体重だよね(笑)。
あと後半に登場する立ち絵ほどのっぺりしてるよね(笑)。
「黒幕」が結局誰なのか何なのか、毎回暗示され解かれかけてはひっくり返される。さんざんひっくり返ったあげく元に戻ってきたりする。
物語に振り回されてるなーと思わなくもないが、その翻弄感(?)を楽しむのがこの作品なのだろうと思う。正直ちょっと面白い、と言うか単純に「答え」が気になってクリックする手が止まらなくなる。
まぁこういう謎まみれ的な作りはやっぱりエヴァの流れを汲むのかなぁと思ったり思わなかったり。時間はものすごい取られるけど、興味があればやってみてもよい作品かと。
ダンナは「絵がダメだ」と言って受け付けなかったけど。うん指の本数がって言うか、とりあえず何故か全体的に後ろ体重だよね(笑)。
あと後半に登場する立ち絵ほどのっぺりしてるよね(笑)。
えー、でまぁ。
上記のようにクリアもしていないのに何を書く気になったのかと言えば、昨日終わった「罪滅し編」のラストが、Fate/stay nightの神シナリオである所の凜ルートのラストによく似ていたという事をですね。
こらそこ呆れない。こんな私だってそうそうオタクっぽいゲームやらアニメやらばっかりで生きている訳じゃ……ないですよ多分(弱)。
上記のようにクリアもしていないのに何を書く気になったのかと言えば、昨日終わった「罪滅し編」のラストが、Fate/stay nightの神シナリオである所の凜ルートのラストによく似ていたという事をですね。
こらそこ呆れない。こんな私だってそうそうオタクっぽいゲームやらアニメやらばっかりで生きている訳じゃ……ないですよ多分(弱)。
それまで距離を測りながら延々と葛藤し合った者達が、その鬱屈を精算するかのような一対一の激闘に身を委ね、そこに答えを見出すクライマックス。
士郎とアーチャーは歪んでしまった理想の行く末を。圭一とレナは囚われてしまった狂気の打破を。
行き着くべくして行き着いた、剥き出しの「意志」のぶつかり合いが見せ所。
どちらも迷走する物語を締めくくるに相応しい戦い――なんだけど。
テーマも目的も違う全く別の物語を比較する愚を承知で。個人的には、ひぐらしよりもFateの方に軍配が上がるように思う。
竜騎士07よりも奈須きのこに、と言った方がいいか。
士郎とアーチャーは歪んでしまった理想の行く末を。圭一とレナは囚われてしまった狂気の打破を。
行き着くべくして行き着いた、剥き出しの「意志」のぶつかり合いが見せ所。
どちらも迷走する物語を締めくくるに相応しい戦い――なんだけど。
テーマも目的も違う全く別の物語を比較する愚を承知で。個人的には、ひぐらしよりもFateの方に軍配が上がるように思う。
竜騎士07よりも奈須きのこに、と言った方がいいか。
音楽や画面の効果によるところも大きいだろうけど、迫力・カタルシス・説得力それぞれに於いて、ここでは奈須きのこが一枚上手を行っている。
いや、「言葉力」とでも言おうか。そこで登場人物達が背負っている悲壮なもの、貫こうとしているものを訴えるにあたり利用している「言葉」が、奈須きのこの方がより「痛い」のだ。鋭くて唐突で大仰で、だからこそ鮮烈で。
どうも私はそういうのに弱い。そういうのに無条件に心酔してしまう。
いや、「言葉力」とでも言おうか。そこで登場人物達が背負っている悲壮なもの、貫こうとしているものを訴えるにあたり利用している「言葉」が、奈須きのこの方がより「痛い」のだ。鋭くて唐突で大仰で、だからこそ鮮烈で。
どうも私はそういうのに弱い。そういうのに無条件に心酔してしまう。
さてこの後「皆殺し編」「祭囃し編」で、全ての謎が明かされるや否や。
よし、夏休みを取ろう。
よし、夏休みを取ろう。
カテゴリ: [GAME] - &trackback() - 2007年09月06日 20:58:59