テノリライオン

07-11-11

最終更新:

corelli

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【FFXI】 バタリア 輪廻の止まる場所


訳の判らないタイトルを付けだしたらいよいよ末期のような気がします。

さて、ジュノ攻防戦の舞台三カ所目、最後はバタリア丘陵です。
何しろここで目を引くのはひしめき合うように並ぶ巨大な土塁の群れ、エルディーム古墳でしょう。荒涼としているのに奇妙に視界が悪いこの土地を初めて訪れたときは、一体これは何事かと思ったものでした。
公式設定によるとこれは正式にはコヴェフ古墳群といって、古きエルヴァーンが少しでも天の女神に近づこうと築いた塚山が元になっているものだそうです。
その塚が長じて古墳となったのは、この地で死を迎える事を無上の幸せとしたサンドリア教会の教えに従い、訪れた信者たちがその地下に延々と墓地を築いてきたためとあります。

が、魂の安らぎのために静謐であるべきそんなバタリアも、ヴァナ=ディール全土を覆った戦禍から逃れる事はできませんでした。
より天に近づくべく高く盛られた土はそのまま敵を狙う地の利として利用され、ソロムグ同様に海を狙う無骨な砦をその頂に据えられました。



戦いの終わった後にも、その上には古墳に収容しきれない戦士達の墓碑が累々と築かれて、まるで土塁を苗床にした巨大な菌類が芽吹いているかのごとき様相を呈しています。



公式資料に「(ジャグナー森林と)クリスタル大戦時に防壁構築のため、木々が伐採し尽くされたバタリア丘陵とでは、景色が大きく異なる」という記述があることから、かつてのバタリアには緑が生い茂るか、少なくとももっと多くの木々が生えていたものと思われます。

ロランベリーの時にも書きましたが、水晶大戦概説においてここに「4枚あった」とされる防壁は、現在では2枚分、しかも本当にわずかな残骸でしかその姿を確認する事ができません。
獣人達に手薄と見られて集中攻撃を受けながら、それでもどうにか背後にある工房橋を死守したという事実は驚きに値します。
それにしても、そっくり「墓場」として用いられていた土地が、最も過酷な戦いにより新たな「死」をその面(おもて)に上塗りされて冷たい海風に晒されている様は、筆舌に尽くしがたいやるせなさを感じます。
このあたりの経緯も、新ディスクで見せてもらえないかなと思ってみたり。



以下余談。
クリスタル大戦とは無関係と思われますが、バタリアの断崖近くに見られる木々の状態や、地面から生えている小さなクリスタル片の存在が常々気になっていました。


今日までに網羅したミッションログやら実地やらである程度の調べはついているのですが、妙に長くなりそうなのでそれはまたいずれ別の機会に。
何しろプロマシアミッションのログ再確認がほとんど手つかずなものでw


カテゴリ: [GAME] - &trackback() - 2007年11月11日 14:40:03
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