テノリライオン

08-03-05

最終更新:

corelli

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そうかもしれん。



私も正直そんな気がすごくしているかもしれん。

ネットにどっぷり浸かり始めた頃から、私にとってテレビは徐々に「見るもの」から「なんとなくつけているだけのもの」になっていった。
「つけてるけど見てない」が「つけてるけど見ても聞いてもいない」に、そして今ではボリュームをぎりぎりまで下げて単に「部屋の中でちょっと動いているものがあるようにする」ためだけの箱に成り下がっている。
まさに上記コラムの3ページ目にあるような、

今やテレビは「情報スクリーンセーバー」程度の意味合いであって、テレビ番組を始めほとんどの情報はスルーされているという事実を、どの段階で放送局が受け入れるのだろうか。

の状態そのままなのである。

これでも昔はいっぱしのテレビっ子だった。 起きている間はほぼずっとテレビをつけて、適当な番組を選んではぼやぼや見ていた。 そしてそれをそれなりに楽しんでいたはずだ。
しかしその「テレビ」がそのまま「ネット」にシフトしてはや10年超。テレビの申し子だったはずの私は10年かけてネットの申し子に転生し、そしてそれに気づいた時には、私の知らない所でほとんどの「テレビ」が面白くなくなっていた。

やらせを暴かれ、マンネリを指摘され、「生」の価値を奪われ。
ネットの普及によってあらゆる方向から「観る娯楽」の独裁を崩されたテレビ。
観られないものに金を出すスポンサーはいない。もはやそのライフラインたる収支形態からの改革を迫られているMr.テレビは、生き残るつもりであればすさまじい大手術が必要なのだろう。
恐らく同じ病室にMr.新聞やMr.雑誌もいると思われるこの状況、打破する方法は未だ見つかっていないようだ。

アナログ波終了の2011年まであと3年。
そこで何かが起こるのか、あるいは起こらないのか。
こういうのをビジネスチャンスと言うのだろうなぁ、と思うだけのパンピーな私。


カテゴリ: [雑記] - &trackback() - 2008年03月05日 00:15:57
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