おでん
しばしば、冬に70円セールをしている。発泡酒と合わせ食されることが多い。
寒空の下で食べるとお値段以上の価値が生まれる。
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのメジャーどころはもちろん、
サークルKサンクス、ミニストップ、スリーエフなどのマイナーコンビニのおでんも風味が違ってよろしい。
また地域別でその出汁の味が変わっており、コンビニのなみなみならぬ企業努力により、
冬の定番として我々の胸にその存在を刻み付けられている。虫が飛び込むのもご愛嬌だ。
影の主役こと大根、しっかり味の浸ったたまご、ちくわ、ごぼう巻き。
ふわふわのはんぺん、旨味たっぷりの昆布巻き、おでんの宝箱こと餅巾着。
これらが鍋の中で踊っているのを見るとたべたくならないわけがない、
特に餅巾着、たまご、大根は三種の神器と呼ばれ、醜い争いを生んでしまうこともある。
罰ゲームでとられてしまった日には血の涙を流してしまう者もいる。
昨今はつくねやウィンナーなどの串ものもそのメニューに加えられ選り取りみどりでいい気分である。
また、ジャガイモやトマトなど変わり種も存在し、その存在価値がさらなる進化を迎えている。
これからも注目の料理だ。