食料生産地(施設)

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名称:食料生産地(施設) *毎ターン食料+15万tされる。

要点:・食料・育成中の食料・生産地で働く国民
周辺環境:・食糧倉庫・食糧生産に向いた地形
評価:-
特殊:なし
次のアイドレス:・神殿・農業機械・食糧倉庫・猫神(にゃんにゃん共和国のみ)

食料と食糧貯蔵庫

土場藩国における食料は、一度藩都にある食料集積所に集められる。
大河、街道など様々なルートを通じて運び込まれた食料は、
この倉庫に収められた後、セリにかけられ流通していくのである。
ここに集約されるのは、小麦や米、周辺で取れた肉など多種多様である。
つまり、消費者の需要に合わせて品物が納入され、運び出されている。
倉庫でもあり流通の中継地でもあるのだ。
そして、基本的に需要に合わせて食料が運び込まれるため
この倉庫を見ると、藩国内でもっとも売れているものが何かを
読み取ることができるとさえいわれている。
ただし、あまりにも食料が取れすぎた場合は一旦国が買い上げる形で
この倉庫に一旦溜めておき、各食品の価格が大暴落しないようにせき止める役割も果す。
経済の中継地であり、農業に従事する国民を守る砦でもあるのだ。
食糧倉庫の中には冷蔵保存や冷凍保存をするためのセクションがあり、
そこで作業する国民は、真夏でも冬場に着用するような暖かい服装をしている。
逆に言えば土場の冬場は冷凍倉庫ぐらい寒いということである。
写真を見ると、最近の売れ筋はリンゴである。
手前にあるもので通常のリンゴより甘く、よい匂いがすると評判の品種。
近年山岳地帯の果樹園で量産に成功しはじめたもので、『留鈴都』と呼ばれる。
各地の神話で、りんごは神の食べ物と言われているが、
このリンゴの名は、神のりんごを守る番人の名をもじってつけられた。
神のリンゴにもっとも近い味、とさえ言われ流通量が増え始めている逸品である。
(文:あさぎ・イラスト:しらいし)

この風景は、世界有数の穀倉地帯、 戯曲や伝承で黄金の海、と呼ばれる土場の
豊かな小麦畑の光景である。
今だ実っていないので緑の海だが、朝夕は霧が立ち込め、幻想的な光景となる。
土場にある大平原、藩都から外へ外へと開発が進められた結果作られた
大規模農園がここである。
かつてここは木もない雪原であるキリバン平原と同等の大きな平原であった。
動物たちの楽園とさえ言われた土地は、人間の手によって切り開かれ大きな農園となった。
住処を追われた動物は山に逃げ込んだり、人と共に暮らし家畜となることを選んだりしたという。

さて、この豊かな緑を支えているのは、背後に流れる大河の水である。
この大河は、国内を蛇行し各地に水を配分するように流れる。
それゆえ、「母なる河」「命の大河」とも言われ、太古よりよき神々の一柱が
守護しているとさえ言われている。
伝承では、この神は水辺で相撲を取るのが好きで、頭頂部に皿を持つ。
また希に人里に降りてきては、嫁を探したりキュウリを求めたりと人と共に生きる愉快な神といわれる。
歴代の藩王が年をとると、このよき神に敬意を表し、頭のてっぺんの髪を剃ることがある。
これは豊作を祈るためのもので、決して頭頂部がちょっと困ったことになったからごまかしているのではない。
希に全部の毛がない藩王がいるが、これはさらに神への祈りを捧げた究極系であり、決して毛根の女神が実家に帰ったからではないのである。
なお、現在の藩王は特に意味もなくこの神を信仰しており、はじめから頭頂部を露出した髪型でいる。

さて、この豊な大河の水はどこから来るのか、
それは冬場、家が豪雪対策をしなければならないほど降り積もる雪である。
この水は、高い山がそびえたつ山岳地帯を潜り抜ける間にろ過され
いろいろな地層を通ることによって豊富な栄養分を抱えて平原に下りてくる。
まさしく命の大河と呼ばれるにふさわしい水である。
源泉に近ければ、飲み水としても十分に耐えうる水で、ミネラルウォーターとしての需要もある。
小麦の生産を支えているのはなにも、この水だけではない。
近隣の山から取れる腐葉土、酪農家が作り出す有機肥料もこの小麦畑を支えている。
それぞれの部署が無駄を省き、お互いが支えあうことによりこの小麦畑は形成されているのである。
人が育て、神がもたらした実り。この土地が作り出す、土場の小麦をたとえるならこの言葉を送るのがふさわしいだろう。
(文:あさぎ・イラスト:しらいし)

育成中の食料と生産地で働く国民

土場藩国の代表的な食料生産方法は小麦農家だが、
平原の周囲ではもう1つの産業が栄えている。酪農である。
冬場、雪に閉ざされてしまい農業生産がやりにくい土地も
春になり、夏が来れば豊な草の大地に生まれ変わる。
この草が、質のよい乳牛を育てるのである。
この酪農は、平原だけでなく山地までも範囲に入れており、
急傾斜地にある芝主体の混生野草地で完全無農薬、
昼夜放牧を中核に据えて行われている。
本来、酪農というのは広い土地を削り複数の草の種を植えて行うのだが
ここではそんな不自然なことは一切行わない。
基本的に春から秋にかけて周囲に生えている、雑草を与えている。
10種類から15種類の草が牛たちを生かしている。
また草食動物本来の群れとして生活させることで、
余計なストレスがかからず非常によい生活環境にいるといえよう。

では冬場はどうするのか。
ここで周囲の小麦農家との連携が生かされるのである。
彼らは放牧を行うかたわら、牛のフンと、山から取れる落ち葉などと合わせた腐葉土を製造している。
周囲の小麦農家にこれを提供することで、
小麦の収穫が終わったあと出るカスや、藁などを交換している。
これらを牛の冬の糧とするのである。
また、彼らは牛以外にも羊、ニワトリなどを飼っており彼らもまた
牛と同じように放牧され、自然の中で生きている。

そして、この酪農に欠かせないパートナーがいる。犬だ。
牧場では最低2匹から3匹の犬を飼っており、彼らを使って
放牧している牛や羊たちを管理している。
彼らは、合図1つで牧畜の背後に素早く回り込み
群れを集める。これは、飼い主の命令を忠実に実行する犬の特性を
利用したもので、人間の6倍から7倍の働きをするともいわれている。
藩王の城の中だけでなく、このような田舎でも犬は常に優秀なのだ。

また、土場の犬は勇猛果敢であり、時には山から現れる獣から守るとさえ言われた。
彼らの役割は大きくそして重大である。
(文:あさぎ・イラスト:nico)